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おわーっ、凄い情報! 約百年前から!! 聞いて回っても知っている人がいないわけだ。 鷹野さん、勉強になりました。 ありがとうございました! twitter.com/ryou_takano/st…
2022-02-26 14:40:42先日、サー・スタンリー・アンウィンの『出版概論』という古い本(原書初版1926年10月)を読んでいたら、こんな記述が。ウォルター・H・ページってWikipediaが正しければ1918年に亡くなっているので、印税率10%は100年以上前からの慣習だったようです。 en.wikipedia.org/wiki/Walter_Hi… pic.twitter.com/XDM1hicGEz twitter.com/WANPOWANWAN/st…
2022-02-26 14:37:00単行本やおまけページの原稿料
④単行本やオマケページに原稿料はでないの? この回答は簡単です。 依頼してもいないものを作家が勝手に描くからです。 単行本にスペシャル感を出すために勝手に作家が描いてきたのがことの始まりです。 オマケページも同様ですが少し複雑になります。↓
2022-02-26 08:35:34単行本は何ページ以上から出版という規約があり、打ち切りの漫画はそれに満たない場合があります。 出版社は赤字にしかならない本は出したくない。 作家はどうしても出してほしいので足りないページを描き足すというケース(僕がそう)があります。 あくまで出版社は原稿依頼をしていないのです。↓
2022-02-26 08:35:34活版印刷の絵を出版社がデザインし直して表紙にするという例は多くあり「あひるの空」なんかは無地です。 描かなくていいという選択肢がある限り、勝手に描くという解釈は成り立つのです。↓
2022-02-26 08:35:34各項目への所感
昔からの慣例をつらつらと書いてきましたが現在に照らし合わせるとかなり違います。 ①②に関しては連載確約の時点で執筆契約を結ぶ編集部もあります。 会議で連載が決まりそれが三ヶ月先だとしたら、その間の労働対価が発生し、編集長異動等で雑誌の方針が変わっても必ず連載はするというものです。↓
2022-02-26 08:35:35③に関しては不満ですね。 好景気の時も印税は一銭も上がりませんでした。 物価も昔と違います。 不満です。 しかし一度上げると下げられない問題がつきまとうのは理解できます。↓
2022-02-26 08:35:35④はかなり状況が変わってきています。 週刊連載の単行本は約三ヶ月に一度刊行されます。 以前は連載が10本前後しかなく三ヶ月の間にほとんどの作家に表紙を描く機会が回ってきたので、すでにあり原稿料が発生しているものを使用すればよかったのですが、今の時代は↓
2022-02-26 08:35:35連載が30本くらいあります。 するとカラー原稿を描く機会のない作家がいるのです。 すると単行本刊行の際に原稿依頼をしなければならない。 当然、原稿料は発生するという考え方になってきます。 オマケページも同様でサービスではなく必要なものと判断されるようになってきました。↓
2022-02-26 08:35:35電子時代になってきてライバル出版社の台頭、乱立によりずいぶん変化に加速がついてきたと思います。 実際、電子の料率は各出版社で違います。 中堅出版社で5-5のところもあり、 条件付きですが、売り上げの(最大)80%を作家に還元と謳っているところもあります。↓
2022-02-26 08:35:36新人へのアドバイス
新人さんへ 漫画だけに集中したいでしょうけど、知識は大事です。 後で困らないように、自分がどのような労働環境に身を置くのか、面倒くさがらず見て聞いて調べて選択して下さい。 必ず答えてくれる人はいます。 出版社さんへ できる限り漫画だけに集中できる環境を用意してあげて下さい。 ↓
2022-02-26 08:35:36あのスペースの話し合いはとても有意義なもので心強い意見が交換されいて頼もしかったです。 ビックリするくらい長い文章になりましたが、最後まで読んでくれた皆様、ご苦労様でした、お疲れ様でした。 ありがとうございました。 ジジイ漫画家の呟き終わりだっピ。
2022-02-26 08:35:36先程長いツイートをしましたが、全て僕が見て聞いて調べたことなので、感想と推測も含まれます。 僕としては出版社代表の人達で「ここが変だよ漫画家さん」というスペースが聞きたい。 闇に葬られた酷い話が沢山出てきそうなのだが…。
2022-02-26 08:49:27漫画家残酷物語はよく聞くけど、それと同じ割合で編集者残酷物語も聞くんだよね。 若い頃から大金を掴み先生、先生ともてはやされてモンスターが出来上がる。 暴力をふるわれたりとか散々飲み食いした代金を払わすだけに呼びつけられたりとか。 立場的に公にできない編集者に同情するよ。↓
2022-02-26 11:43:55@Ayaka_Gaming 酒を飲まないので酒代の件は身に覚えありませんが、無自覚に誰かを傷つけてきたことはあると思います。 やっちゃってると思います。 やられた方は絶対に忘れてないと思います。
2022-02-26 16:01:35元編集者として、出版社の問題は十分に承知している。 同時に、作家の側の奇人変人ぶり、困った部分もさんざん経験してる。 なので、こういうふうに言及してくださる森川先生のような存在は、ありがたいですm(_ _)m twitter.com/WANPOWANWAN/st…
2022-02-26 12:52:56@WANPOWANWAN 基本的に作家はコミュニケーション能力が高いのですが、やはりその才能と表裏一体の、奇矯な部分もあるんですよね。手塚治虫先生ですら、そういうエピソードは豊富ですし。 作家の才能に惚れて、迷惑を我慢して傑作を生み出した編集もいますし、難しいですね。
2022-02-26 15:51:30