私のもとには、大使館から面会依頼書は届いておらぬことを含め、外務省より大使に事実関係を伝達しました。 その結果が、“大使と会いたがっていなかったのは鈴木である”旨の投稿の削除であると認識致しております。 外務省として在京大と意思疎通よく連携してまいります。 twitter.com/KorsunskySergi…
2022-03-03 23:33:55状況を明らかにしたいと思います。 結局のところ、私たちの大使館と外務省の間には技術レベルでの誤解がありました。 外務省は、第二次世界大戦以来最大の安全保障危機に関連する二国間および多国間問題に全面的に取り組んでいます。 極度のプレッシャーが私たち全員にかかっています
2022-03-03 21:21:47ウクライナ大使「(私と)会いたくなかったのは副大臣の鈴木さん」 sankei.com/article/202203… 林芳正外相に対する面会要請が約1カ月放置されたとの指摘について「いいえ、林さんの反応はとても速かったです」と投稿した。
2022-03-03 20:36:32twitter.com/_suzukitakako_… @Sankei_news さん、 すでに事実無根である旨を大使にもお伝えし、大使も当該ツイートの削除をされておられます。 この局面における、不確実な情報はだれの得になるのでしょうか… 何卒よろしくお願い致します。 twitter.com/Sankei_news/st…
2022-03-04 00:24:29一昨日から昨日にかけての「在京ウクライナ大使が林外務大臣に面会を希望したが1か月放置~会わなかったのは鈴木副大臣」の件、ウクライナ大使のツイート削除を受けてほぼ収まったようではあるが、まだくすぶりもあるようなので整理しておく。
2022-03-04 10:36:17発端は「外務大臣への面会希望が1か月放置」とのことであるが、これは国民民主党議員の国会質問より前のは確認できず正確な文言や状況が不明なので、ウクライナ大使のツイート内容や組織の慣性からごく一般的に推測すると、面会実現の際に「こんなに時間がかかった!」と憤懣を漏らしたことが発端か。
2022-03-04 10:36:18ただし、この場合に「1か月」と言ったとして、それが真正に「1か月」なのか、待たされてイライラした(本国から叱責もされたろう)ので主観的に「長い時間」を表しただけで、もっと短かったのかもしれない。
2022-03-04 10:36:18さらに、面会の申し入れがどのような形態で行われたかが不明である。国家の重大事にあたって本国から訓令が来て大使が外務大臣に会うときは「会談要請 (DEMANDE D'AUDIENCE)」を書面にて提出するのが通例であろうが、おそらくそれはなされていないのではなかろうか?
2022-03-04 10:36:19外交 Diplomacy は文字どおり「文書の術」なので、つまらぬことで意思疎通が図れなかったり誤解が生じたりするのを避けるために文書を重んじる。面会が実現しないことに大使が焦るくらいに重要な申し入れなら当然に文書もあってしかるべきである。
2022-03-04 10:36:19ここらあたりは、大使が「会わなかったのは鈴木さん」のツイートを消した後に、別のツイートで「テクニカルな問題で」みたいなことを言ってるので、文書ではなく大使または大使館員から担当課または大臣秘書官室に電話で要請したのだろうが、果たして事情が伝わったのか怪しい。
2022-03-04 10:36:20ウクライナを担当する外務省中・東欧課は23か国を主管しており、大臣を含め通常の面会要請はそれなりの数に上っているだろうから単に電話で要請しただけでは埋没する可能性がある。緊急性が伝わらなかったとしたら日頃からのやり取りがそう円滑ではなかった疑いもある。
2022-03-04 10:36:20ウクライナ大使の削除した「鈴木さん」ツイートはその不要領な内容から、国会等で「林大臣への面会を1か月放置された」が取り上げられて大事になったため、待たされたのは確かであっても「1か月」でもなく正式な会談要請を文書で提出していたわけでもないので、慌てて書いたものと推測される。
2022-03-04 10:36:20そして、林大臣にちゃんと申し入れたらすぐに面会したことを伝えるところで「会おうとしなかったのは鈴木さん」と書いてしまった。で、そのツイートを意図的か誤読か知らないが「林大臣への面会要請を鈴木副大臣が握りつぶしていた」と反応する人たちがいてさらに慌てた。
2022-03-04 10:36:21そものも官僚組織では「官房長 -> 事務次官 -> 大臣」というのが報告系統の流れなのでここで情報が途切れることはありえるが、副大臣はその脇についいているものなので「握りつぶす」ことはやりようがない。
2022-03-04 10:36:21また、父親の影響を勘繰ってそのようなことをしたに違いないと述べるツイートも散見されるが、仮に万一握りつぶそうとするなら自身に面会の申し入れがあったのなら会ったうえで握りつぶすか虚偽にならない範囲でサボタージュするはずであるので、これは該当しないと思う。
2022-03-04 10:36:22副大臣が何を担当するかは、あらかじめ決めておいたことと、大臣不在のときや負担軽減のために儀礼的な表敬を受けるとかの場合を除いては、大臣と副大臣の間の関係性で決まってくる。副大臣が会わなかったのは重要案件なので遠慮したのか、そもそも要請が来てなかったということだろう。
2022-03-04 10:36:22ウクライナはソ連崩壊後に誕生した新しい国で、外交の経験も二十数年しかない。第二次大戦後に植民地から独立したアジアからアフリカにかけての国々でも50~60年の外交の歴史があるのと比べてもはるかに短い。それらの国は旧宗主国との関係で外交を学ぶ機会もあったろうが果たしてウクライナは。
2022-03-04 10:36:22ウクライナ大使が鈴木父の発言や態度に憤慨していることは確かだろうし娘が外務副大臣の職にあることもモヤモヤしてはいるのだろうが、一部の人が言うように娘を貶めようと画策したというのもない気がする。
2022-03-04 10:36:23結論として、重要案件での外務大臣への「会談要請」を書面にて提出せず、普段から担当課との意思疎通がそれほど円滑ではなかったことによる、これを避けるために「外交」が誕生したところの「テクニカルな失敗」が生じたものと理解することに特に不都合はないと思われる。
2022-03-04 10:36:23追記: 本アカウントでは常々「事実に基づかない他者批判の多くは自己投影/自己紹介」と指摘しているが、「会おうとしなかったのは鈴木さん」という大使ツイートも、「外務大臣は外国出張中で、副大臣なら会えますが…」という返答に対して「あの鈴木の娘か!」と反発してセットしなかった可能性も?
2022-03-04 11:53:24口頭での要請があったのは、ウクライナ大使館と外務省の中・東欧課の間で、おそらくは「外務大臣との会見申込 -> 大臣は不在。副大臣なら空いてる -> 鈴木氏の娘ということで大使が難色」ということではないでしょうか。また「政務官」云々は全く別の案件での書簡伝達/会見のことではないでしょうか。 twitter.com/ttensan2nd/sta…
2022-03-04 12:17:22「政務官に会ってるのだから副大臣が握りつぶしていたのだ」とするツイートを見かけたのだが、それが根拠としているのが1月26日の政務官への表敬のようで(mofa.go.jp/mofaj/press/re…)、これは「30周年」の儀礼的な書簡&表敬であり、「ロシアによる侵略の危機」とは全く別の話なのにどういうつもりか?
2022-03-04 12:29:18ウクライナ大使館から面会要請があって、例えば電話だったとしても3ヶ月前だとしても、その緊急性を感知できなかったとすれば、23か国のひとつと捉えてたならば、電話受けたのは外務省職員ではなくコールセンターだったのかも知れませんね。 twitter.com/hama2tom/statu…
2022-03-04 12:46:54@so_zo 「3か月前」とかは関係なく本国から在京ウクライナ大使に任国の外務大臣に状況を説明せよとの「訓令」が来て「会談要請」を行うものなので、ツイートから受ける感触では、外務大臣が空いてなくて副大臣をオファーされたときに大使が「あの鈴木の娘か!」と難色を示して時間が過ぎただけの気もします。
2022-03-04 12:52:05@hama2tom それ、可能性低すぎません? 正式な外交ルートで伝えるべきことを伝えれば、云われるような「サボタージュすれば済む」ようなことにはなりませんよ。
2022-03-04 13:02:22@so_zo ウクライナはやはり旧ソ連の流れをくんで権威主義的なところもありますので、「鈴木の娘か!」以外にも「重要な案件なので外務大臣に会わせろ!(本国からの訓令に外務大臣に会うよう指定があったかもしれない)という要因もあろうかと思います。「大使 -> 外務大臣」の直接の申し入れが重要なので。
2022-03-04 13:07:09