【一章】遺体発見

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◈ 【発言停止】

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◈ 一方。

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◈ 同じ空の下。 さくり、さくりと砂を踏み、歩いている子供がいた。

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◈ その足取りは、平時と同じ。 穏やかな波の音と同じように、いつも通りだった。

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◈ ……ああ、そういえば。 今日は、星が綺麗に見えるな。

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◈ 【該当者B発言可能】

蘭道 騎士 @Detective__hope

「……今日はいつもより寒いな。(腕をさすり)」

蘭道 騎士 @Detective__hope

「見回りが終わったらラーメンでも食べますか、んーいやお味噌汁でもいいかも……(ブツブツと呟きながら歩いて)」

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◈ 少年＿＿蘭道騎士は、また一歩、歩を進める。

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◈ 今日のこと、明日のこと。 いつも通りのことを考えながら島を歩くのも、これで何度目になるだろう。

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◈ 代わり映えのしない景色を眺めながら、歩く。 出口も、手掛かりも、見つかった試しは無い。今のところは、がつくけれど。

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◈ ……そう。何も見つかった試しはなかった。 今のところは、いいや＿＿

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◈ 今日までは。

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◈ ふと、気づく。 波打ち際、自分より少し離れた位置に……何か、ある。

蘭道 騎士 @Detective__hope

「……ん？(目を凝らして)」

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◈ 星あかりの下とはいえ、この暗がりだ。 ハッキリと、その正体は掴めない。

蘭道 騎士 @Detective__hope

「……？(それに近づこうと足を早め)」

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◈ 好奇心か、それとも正義の心から？ 彼は、それに近づいた。

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◈ 近づいて。 近づいて。 よおく、見た。

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◈ 【発言停止】

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◈ ＿＿スポットライトは好きですか？

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◈ ＿＿それとも、影の中が好きですか？

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◈ ＿＿ああ、もしかして。 ただ、目立つのがお嫌いでしたか？

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◈ それなら、あなたに差し上げましょう。 遠慮はしないで、ご覧になって。あなたにぴったりの役割だから。

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◈ ＿＿ほら、観客が来てくれた！