最近特例子会社がやっぱり問題だなぁと思うことがある.「ちょっと給料の高い作業所」という枠組みから逃れられていないのが問題だとおもう.もちろん特例子会社を十把一絡げにするのは間違っているが,多くの場合がそうだということ.
2011-09-09 03:06:53ひとつのものが誰にでも使いやすいというのをユニバーサルデザインっていうけれども,究極のバリアフリーってのはその対極にあって完全個別対応ということになる.
2011-09-09 03:09:00福祉的就労と一般就労(障害者雇用)の間の溝が深すぎるのは問題で,その間を埋めるということで最近注目されているのが箕面の社会的雇用.これはドイツを中心にして広まっているソーシャルファームとの関連という観点からも面白い.でも同時にもっと他のいろいろな選択肢があってしかるべき.
2011-09-09 03:13:38完全個別対応が究極のバリアフリーといっても,なぜそうならないかというと現実的に無理があるから.そういう意味では,採算のとれる範囲で選択肢を増やすというのが合理的.というわけで就労の仕方のバリエーションは重要.今は自由に選べるとはいえ働き方の自由はさほどない.
2011-09-09 03:16:03なるほど。この「対極」という発想はなかったなあ。この両者の関係性をじっくり考えるのは大事だね。 RT @aloha_koh: ひとつのものが誰にでも使いやすいというのをユニバーサルデザインっていうけれども,究極のバリアフリーってのはその対極にあって完全個別対応ということになる.
2011-09-09 05:03:37「どっちが大事か?」という議論はナンセンスやけど、「どういう状況ではどっちに傾くか?」という議論はアリかなあ。後、対極だけど「組み合わせ」はあり得るかも。 RT @aloha_koh: ユニバーサルデザインっていうけれども,究極のバリアフリーってのはその対極にあって完全個別対応
2011-09-09 06:34:53結局は「階層モデル」みたいな感じになると思うねんなあ。「まずはユニバーサルデザインを目指す」→「その中でところどころに個に応じた配慮をちりばめる」→「それでうまくいかないケースについては、徹底的に個に応じた方法を検討する」みたいな感じ。RT @aloha_koh: > 組み合わせ
2011-09-09 11:03:40あ、でもこれは例えば「教育」のように、色々なリソースに限りがある場合の話。支援者側の人手も金も時間も無限にあるのであれば、「“最初から“全員に徹底的な個別的支援」という発想は当然あり得ると思う。RT @aloha_koh: 結局は「階層モデル」みたいな感じになると思うねんなあ。
2011-09-09 11:09:20@kenichi_ohkubo 階層モデルと言うよりはマクロ(UD)vs ミクロ(BF)やと思うねん.階層モデルやと順番の概念が必然的に導入されるけど,UDとBFは同時進行可能やと思ってる.
2011-09-09 11:30:10@aloha_koh さらにちょっと考えてみたんやけど、岡君の「同時進行論」は、「実際にそこで行われていること、起こっていること」を論じていて、わたくしめの「階層論」は、支援を行う際の「方針、心構え」について論じていて、実は微妙に異なる事柄について論じていたのかもしれない。
2011-09-09 12:04:35@aloha_koh 通常学級のコンサルテーションに行って困るのが、皆がわかりにくい授業であるにも関わらず「このLDの児童にどう支援すればいいでしょうか?」。学級崩壊に近い状況であるにも関わらず「このADHDの児童にどう支援すればいいでしょうか?」。「え?そこ?」と思うことあり。
2011-09-09 12:09:26@kenichi_ohkubo それは「え、そこ?」やな(笑)確かに方針としての順序性はある。いや、むしろケアプランには時間軸がないといけない。そのときに外から(マクロに、環境に)と内から(ミクロに、個人に)同時に、かつ順序性を設けたうえでアプローチする必要があるよね。
2011-09-09 13:48:11@aloha_koh そういうケースに向き合った際には、「方針という意味での階層性・順序性」はあり得るのかなあとも思います。そして、誤解を恐れずに言えば、人手が足りない状況においては、「個別的支援の必要性を減らすためのUDという発想」もどこかで必要な気もするのです。
2011-09-09 12:13:18@kenichi_ohkubo いま思ったんやけど、そういう意味ではUDとは環境への働きかけが主で、BFは個人へと働きかけが主となるんじゃないかなあ。
2011-09-09 13:44:31@aloha_koh 今までの議論を踏まえて・・・「環境調整↔スキル訓練」、「対集団↔対個人」、「先にやる↔後にやる」という3つの軸で、「介入の性質」座標を作ることができるかな・・・(^^;) こんなこと1人では考えもしなかったけど・・・これぞ「協同学習の学びの効果」かも(^^)
2011-09-09 15:02:41@kenichi_ohkubo なるほど.そう整理してもらえるとわかりやすい.こう言うのって,単純に言葉遊びに終わるったらだめで,こういう軸を作って,実践プランたててみるとおもしろいよね.昨日の夜中3時のつぶやきからここまで来とは(笑
2011-09-09 15:43:52