四の舟×おろし丸による 『スケッチブック リレー小説~ケイト×部長 部長さんの誕生日編~』

スケッチブックの知識必須。加えてカップリング妄想が好きな人向け。部長さんの誕生日記念二次創作。
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焼き鳥P @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE 顔から火が出そう、という言葉があるが、今のケイトの顔はまさにそんな状況だ。さっきまでの太陽のような笑顔はそこにはなく、泣きだしそうな表情がそこにはあった。そんな彼女の表情を見るのは初めてで、だが何故か自分まで切なくなって 気付くと、彼女を抱きしめていた

2011-09-10 00:43:37
四の舟@1日目東3ク-23b @YOTSUnoFUNE

@oroshiwanko 「ケイト」 「部長サン…」 「ありがとうな…」 「プレゼントのお礼ナラもうイイマシタヨ…?」 「いや、それじゃない」 「?」 「…俺と出会ってくれて、ありがとうな……」 「エッ……?」 「ケイトと出会えてよかった。そのことを、誕生日に気付けてよかったよ」

2011-09-10 00:51:07
焼き鳥P @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE 「部長サン…」「…誕生日のプレゼント、ありがとうな。二個ももらっちゃって」「エ?」「ぬいぐるみと……」 今度は俺から、ケイトの唇を奪った。 「…ケイト、お前だ。」「ブ、ブ、ブ……」ケイトは何かを言おうとしたのだが、それは言葉にならなかった。

2011-09-10 00:54:50
四の舟@1日目東3ク-23b @YOTSUnoFUNE

@oroshiwanko 「そ、ソンナコト言ったらデスネー! 部長サンに出会えたことは、神様からのプレゼントデスヨ~~~!! 部長サンダイスキデス~!!」 ケイトは顔を真っ赤にしながら、唇を重ねてくる。さすがカナダ人だ。キスに対して抵抗がなくなれば激しくなる。

2011-09-10 00:58:21
焼き鳥P @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE 「お、おいケイト……」「ナンデスカーモー」「……これ以上は、ここではやめてくれないかな…誰かに見られたらどうする」その時ようやくケイトは、ここが公園だと言う事を思い出したようだった。

2011-09-10 01:01:42
四の舟@1日目東3ク-23b @YOTSUnoFUNE

@oroshiwanko 「Oh!! コレハ失礼シマシターッ!!」 ケイトはあわてて俺の膝から飛びのいた。「それに、そろそろお前も門限の時間じゃないのか?」 「Oh! ソーイエバソウデースッ!!」 「途中まで、帰るか」 「ソーデスネ!」 言うが早いか、ケイトは俺に腕を絡めてきた。

2011-09-10 01:05:42
焼き鳥P @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE これじゃあ箱を持つのが大変じゃないか、と言おうとしたのだがそれ以上にケイトの顔がすぐそばにあり、言うのはやめにした。どうしてこんなにも、彼女は可愛らしいのだろうか。

2011-09-10 01:07:21
四の舟@1日目東3ク-23b @YOTSUnoFUNE

@oroshiwanko こんなかわいらしい子が俺を好きになってくれて、心から幸せだ。生まれてきてよかったと、今日この日誕生日を迎えて、俺は一層強くそう思った。来年も、ケイトと一緒に過ごせていればいいなと、俺は思った。

2011-09-10 01:11:30
焼き鳥P @Yakitori_P

@YOTSUnoFUNE そんな事を考えていたら、もうケイトと別れる交差点まで来ていた。「部長サン…マタ明日ー」「そうだな…」さっきまでの喜びは寂しさとなって心に渦巻く。そんな俺の表情を見たからだろうか、ケイトはぐい、と俺の顔を寄せてまたキスをした。「…ソレジャ」

2011-09-10 01:15:58
四の舟@1日目東3ク-23b @YOTSUnoFUNE

@oroshiwanko 「明日、美術部デ… バイバイ部長サン!」 ケイトは顔を赤くしながらも、そう言って駆け出して行った。頬に残るケイトの唇の感触を感じて、俺は赤くなり、そして、不思議な嬉しさがこみ上げてきた。俺はケイトからもらったぬいぐるみの箱を持ち上げ、帰り道を急いだ。

2011-09-10 01:20:00