- hoehoe1234
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テーブルのメリットはつぎの3つの観点から説明できるのではないかと思う。(ボトムアップからの再整理した観点) ①構造化参照 ②入力データへの制約 ③範囲への修飾 おおきくこの3つに具体的なメリットは分類されるようにおもう。
2022-03-20 22:17:10この3つの観点のしたに、具体的なメリットをあげていきます。単にメリットを上げるだけでは観点、すなわち構造がなく、漏れ、抜け、ダブリがチェックできません。特に漏れのすくいあげができないように感じます。
2022-03-20 22:31:56③だと ・スライサーが使える ・1行ごとに色が変えられる ・スタイルが選べる ・自動で範囲が拡張できる ・・・などとなります。③という観点でかんがえることにより当初は思い出せなかった重要なことが「③視点でもっとなにかないか?」とかんがえることで漏れがすくなくなるですね。
2022-03-20 22:33:49手順としては a)具体的いろいろ挙げる b)a)をカテゴリワケしてだぶらない観点を見出す c)洗い出した観点から逆に「もれているメリットはないだろうか?」と考える。 d)カテゴリ内のものは同一の性質かチェックする e)これ以外にカテゴリはないだろうか?と自問する
2022-03-20 22:35:53この手順は、簡単にいうと ①ER図の整理ー統合 ②抽象化と具象化の繰り返し ともいえます。この重要な概念は実は「スクラッチ」の教育本に書いてます。さすが教育用だと思いました。今回は②ですが、②を繰り返すことで精度がましていきます。
2022-03-20 22:37:21具体的なものを集めて、抽象的な観点でまとめなおす。こんどは抽象的な観点から「もれている具体的なもの」を探す。そして今度はうまく分類できているか考え直す。この繰り返しです。この繰り返しがまさにミーシと段階的詳細化とボトムアップの併用という手法です。
2022-03-20 22:38:33なので、テーブルのメリットは?と聞かれた時に、具体的なメリットを考えるのは終わりではなくてスタートなのです。このような訓練を繰り返すことにより、要件定義が書けるようになります。具体歴な要望が羅列された要件定義と、観点が整理された要件定義。どちらが好ましいかはいうまでもありません。
2022-03-20 22:41:31追記。上記は機能という観点からわけてみましたが、もちろん、 ①ユーザUI(入出力) ②ワークシート関数から ③VBAから という、いわば活用シーン別の分け方もあります。たとえば①であれば「テーブルの左上にタイトルを書いても範囲が変わらない」などとなります。一般的に物事を分ける場合には
2022-03-20 23:38:37①カテゴリ(≒機能、ジャンル) ②シーン ③時系列 の3つとなります。これは以前のウエブ系のプロジェクトで学んだことですが、このようなプロジェクトがなければ入門書籍も読まなかったと思います。情報は氾濫していますが知ることはむずかしいですね。
2022-03-20 23:40:01今回は③の時系列はないので①か②による分類になると思います。おわかりのように②は重複します。いくつかの細分化された木構造のジャンルを縫うようにシーンが発生します。「朝に聞く音楽」みたいな感じですね。なので②による分類は、演習であったり応用組み合わせ問題であったりします。
2022-03-20 23:41:28エクセルVBAで例えると ①はパーフェクトVBA(ジャンル、網羅的) ②は改善さんのVBA書籍(活用シーン) となります。どちらがいいとか悪いとかは当然ありません。でも初心者はまず②でリアリティを感じてから①に取り組むと効果が高いように思います。分類学などおもしろいかもですね。おしまい。
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