9/10林道郎レクチャー@東京堂書店神田神保町店「マイケル・フリード『なぜ写真はいま、かつてないほど美術として重要なのか』をめぐって」をめぐって

感想などをまとめました。 イベント情報→http://tokyodoshoten.co.jp/blog/?p=1473
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永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

#なぜ写 また、ディディユベルマンは、フリードがタブローフォームしか評価しないことを批判。そもそもバルトが分析していた写真も、タブローフォームのような巨大なものではなかったはず。

2011-09-11 02:38:19
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

#なぜ写 という感じ。フリードが擁護してたウォールという写真家は五年くらいかけて三島由紀夫の春の雪の一節を忠実に再現した作品を作ってて、それは三島由紀夫自身の主観と客観の入れ子構造に関わってて、これは三島を反復しようとしてる渋家の中島晴矢さんは知ってるのかなーとか考えた。

2011-09-11 02:44:56
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

#なぜ写 リヒターの話とか、クラウスのインデックス論との繋がりとかも話されていたけど、理解できなかった。どういう話だったのか、誰か補足してくれないかな。

2011-09-11 02:53:58
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

#なぜ写 あと、フリードの写真論にウィトゲンシュタインの言語ゲーム論を関連づけることで解釈を展開したいというようなことを林さんは何度か話されていたけど、直感的には眉唾。ただし、ほかでもない林道郎さんなので、食わず嫌いせずに理解に努めたい。

2011-09-11 02:56:29
中島晴矢 a.k.a DOPE MEN @haruya02

@nnnnnnnnnnn #なぜ写 フリードのカロ好き、ジャッド嫌いの演劇性批判は前々から気になるとこですが、ジェフ・ウォールという人は知らなかったです!三島の主観と客観の入れ子構造てどういうことすか?

2011-09-11 03:06:41
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

#なぜ写 @haruya02 ウォールは、三島の春の雪の、本多が、物語の中心にナルシスティックに没入していく聡子から、物語の周縁に追いやられる場面を作品化してます。写真を観る人は本多の立場になり、物語に没入する聡子の虚影を見せつけられる。

2011-09-11 03:13:44
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

#なぜ写 @haruya02 もちろん、三島自身、ご存知のとおり、自分の身体を徹底的に鍛え、写真を撮らせるときは徹底的にプロデュースし、最終的には自分が物語に没入するかたちでほとんど自殺した。主観と客観の入れ子構造は三島自身が体現してたとも言える。

2011-09-11 03:16:01
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

さっき別の人がツイートしてたBTの件。知らない人なのでメンションなし。RT @aotokagem 既読かもしれませんが、美術手帖96年4月号の林道郎さんのフリード概説はおもしろいですよ。今日の最初3分の1はそれに沿った話でしたし。では。 #なぜ写

2011-09-11 03:22:16
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

#なぜ写 そういえばフォトグラファーズギャラリープレス九号で、フリードによるインデックスへの長めの言及があったとかいってたような。

2011-09-11 03:37:50
中島晴矢 a.k.a DOPE MEN @haruya02

@nnnnnnnnnnn あ!てかそーだ、BTで読みましたよ、フリード論。後半のクールベと没入の話とか面白かった気が、、、うっすらと。ちゃんと抑えたいですね、アメリカ美術批評!

2011-09-11 03:45:07
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

#なぜ写 あと、ずっと、未来回路の中川さんがかつて、シェアハウスとかパーティカルチャーには演劇性がある、って言ってたのを思い出してた。

2011-09-11 03:47:10
せざにすむ @cezannisme

昨日の林道郎フリード写真論レクチャーについて色々RTされてたので少し補足。確かに最初の3分の1は美術手帖96年4月号の林さんによるフリード解説に沿ったお話。それからまた3分の1はpgプレス9号林道郎論文に沿ったお話。あとの3分の1が新しい話という感じだったかな。

2011-09-11 10:47:47
せざにすむ @cezannisme

デマンドに関して言われていた、意図と意味とは違う議論はpgプレス9号で詳しく展開されています。なかなか面白い論文です。林道郎レクチャー。

2011-09-11 10:48:24
せざにすむ @cezannisme

あ、あと言うまでもなくフリードのプンクトゥム論はpgプレス6号に掲載されています。林道郎レクチャー。

2011-09-11 10:55:15
せざにすむ @cezannisme

フリードじゃないけど、作品を見て、これはいいというコンヴィクション(確信)がいきなり起こるというのは確かにありますよねえ。その理由がフリード的なものとは限らないけど。

2011-09-11 11:17:18
macchorinn @macchorinn

@nnnnnnnnnnn フリードとウィトゲンシュタインについては批評空間別冊『モダニズムのハードコア』に掲載されているフリードの「モダニズムはいかに作動するのか」に記述があったのを記憶しています。フリードが用いる“約定”はウィトゲンシュタインの“約定”と“本質”を参照していると

2011-09-11 11:26:48
rachiakira @rachiakira

昨日の講義の補足として、デマンドは必ずしも「既存の特定の1枚」をもとに作品を制作しているだけではありませんね。(これはデマンドにとっては重要なことだけれども、フリードにとってはどうなのだろう?)http://t.co/ZVicOIq

2011-09-11 11:46:30
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朝の後ろ @a_sirosiro46

帰り、フリードを買わずに三島を買った人が一人くらいいたと思う。RT @kasuho: 「林道郎レクチャー@東京堂書店「マイケル・フリード『なぜ写真はいま、かつてないほど美術として重要なのか』をめぐって」をトゥギャりました http://t.co/OSFj1Sv

2011-09-11 11:55:17
rachiakira @rachiakira

「特定の1枚」だけをレファレンスとするのではなく、複数のイメージの混交として作品を成立させているのは、記憶(の形成)へのデマンドの関心によるのではないかと…

2011-09-11 12:02:23
カスホ @kasuho

予断無い"演劇性"排斥!幻影なんだよ(回文)

2011-09-11 12:45:58
大谷佳 @otanikei

モノの表面に刻まれた使用の痕跡や、経年劣化の跡によって表象されてしまう時間を排除し、静止画としての精度を上げるためにデマンドはペーパークラフトを用いた、ということになっているみたいだけど、そのあたりのことをレクチャーでは聴いてみたかった。 林道郎レクチャー@東京堂書店神田神保町店

2011-09-11 16:06:52
てあら @tar_twi

フリードはまだわかりやすい。リテラリズムとかTheatricalityからモダニズムとかのAbsorptionを守るっていう明確な目的のうえに論が展開されるから。クラウスはなんかもう色々と論が展開していって、着地点が見えないから読んでて結論がわからない。

2011-09-11 17:28:29
福居伸宏 Nobuhiro Fukui @n291

【「写真とカラー・フィールド・ペインティング ─マイケル・フリードのジェフ・ウォール論」甲斐義明】http://t.co/PoTai1m ※そういえば甲斐さんは昨日来ていたんでしょうか。橋本一径さんはいらしてましたが。

2011-09-11 20:04:24