ウクライナ国民軍

のりっく＠泡沫戦史研究所（マスコミに惑わされずマスク・手洗い・うがいで防衛！） @noricksakurai

戦争末期にドイツ軍側で設立された「ウクライナ国民軍UNA」の新スレッドを始めるのだ。しかし、よくわからないことが多いのだ。 twitter.com/noricksakurai/…

のりっく＠泡沫戦史研究所（ワクチンうってもマスク・手洗い・うがい励行！） @noricksakurai

戦前・戦中のウクライナ関係の組織名や略称がいろいろややこしいから整理してみたけど、やはり闇の沼が深いからほどほどにしておこう

2022-02-05 18:51:29

のりっく＠泡沫戦史研究所（マスコミに惑わされずマスク・手洗い・うがいで防衛！） @noricksakurai

ウクライナ国民軍UNA 1945年3月12日「ウクライナ国民委員会UNC」がウクライナ代表政府としてドイツ側に承認されたのに伴い、パウロー・シャンドルク中将を司令官としてウクライナ国軍が設立された。ウクライナ国民軍第1師団は武装親衛隊の「第14SS武装擲弾兵師団（ウクライナ第１）」が編入された。

すみ @1eGsVjhZl6gWBCi

1945年3月、ドイツ軍はウクライナ国民軍（UNA）の創設を発表し、ガリシア師団を編入することになった。4月25日、師団の兵士たちはUNA司令官パブロ・シャンドルク将軍の前でウクライナ人への忠誠を誓った。これにより師団は正式にヴァッフェンSSの一部でなくなり、UNAの第1ウクライナ師団となった。

haru @NelFreire

第14SS武装擲弾兵師団 ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC… 「…武装親衛隊の師団…1943年、ウクライナ西部ガリツィアからの義勇兵で編成され、ブロディをめぐる戦闘で大損害を受けた後、再編成されてウクライナ国民軍第1師団と改名…」

Mitsouroko @m_uroko

第14SS武装擲弾兵師団『ガリーツィエン』（ウクライナ第1）（独:14. Waffen-Grenadier-Division der SS (galizische Nr. 1)）は、武装親衛隊の師団である。 pic.twitter.com/cViC1psrAJ

拡大

拡大

Mitsouroko @m_uroko

師団はウクラナイナ中央委員会により組織され、ウクライナのカトリック教会の支持を得た上で、ヴォロディームィル・クビヨーヴィチが率いることとなった。また、カトリック教会（ウクライナ東方カトリック教会、もしくはカトリックの信徒が多かった）の従軍司祭同行が認められていた。 pic.twitter.com/nN9fElhDA9

拡大

Mitsouroko @m_uroko

1943年、ウクライナ西部のガリツィア（ハルィチナー）からの義勇兵で編成され、ブロディをめぐる戦闘で大損害を受けた後、再編成されてウクライナ国民軍第1師団と改名、連合軍に降伏するまで、スロバキア、ユーゴスラビア、オーストリアで作戦任務に就いていた。 pic.twitter.com/VwqWyoVUki

拡大

拡大

拡大

のりっく＠泡沫戦史研究所（マスコミに惑わされずマスク・手洗い・うがいで防衛！） @noricksakurai

ウクライナ国民軍第2師団 師団の編成は1945年2月から開始され、ウクライナ国民軍UNAのペドロ・ジャチェーチン大佐はドイツ軍との合意によりベルリン消防署のウクライナ人から最初の500名を選抜した。2月25日この500名はベルリン南西約60kmのニーメック(Niemegk)に輸送され教育・訓練が開始された。

のりっく＠泡沫戦史研究所（マスコミに惑わされずマスク・手洗い・うがいで防衛！） @noricksakurai

ウクライナ国民軍の戦車撃滅旅団が1945年2月に編成された時点で、ベルリンの消防署員の85%はウクライナ人だったという記述を見つけたけど、先日ファイル飛ばしてしまったから再捜索中。ウクライナ人500名配備の消防署で募兵したら全員応募したから75名のみ選抜し、全体で500名集めたとか、どんだけ～

のりっく＠泡沫戦史研究所（マスコミに惑わされずマスク・手洗い・うがいで防衛！） @noricksakurai

2月末にはベルリンから追加のウクライナ人消防士が到着して第2大隊の編成が開始され、第1大隊は突撃銃を装備したが、第2大隊は通常の小銃を装備していた。 youtube.com/watch?v=6v5tU1… 3月28日にはシャンドルク将軍が訪れウクライナへの忠誠を誓う宣誓式が行われた。

のりっく＠泡沫戦史研究所（マスコミに惑わされずマスク・手洗い・うがいで防衛！） @noricksakurai

なんとウクライナ国民軍「戦車撃滅旅団」の指揮官ペトロ・ジャチェーンコ大佐が訓練を視察する様子などという動画が出てきた！ Полковник Петро Дяченко керує вишколом бійців УЛС youtu.be/6v5tU1oIK-Y @YouTubeより

拡大

のりっく＠泡沫戦史研究所（マスコミに惑わされずマスク・手洗い・うがいで防衛！） @noricksakurai

この部隊は「第1旅団」又は「戦車撃滅旅団」と呼ばれた。1945年4月にグラッツ(Glatz=現クウォツコ)に移動して訓練が続けられ、プラハから補充として高齢の将校や兵が到着したが多くは戦闘に不適とされ、16-17才の若者のみがベルリンからの新兵とともに第2大隊を構成し、旅団兵力は約2,000名となった。

のりっく＠泡沫戦史研究所（マスコミに惑わされずマスク・手洗い・うがいで防衛！） @noricksakurai

一方、ゴンチャルク(Honcharuk)中尉は1945年2月にドレスデンでウラソフ将軍の「ロシア解放軍」に配属されていたウクライナ人320名を率いてベルリンのUNA本部に出頭し、集まった兵員はベルリン南部のルードアー通り(Rudower Straße)の兵舎に入った。

のりっく＠泡沫戦史研究所（マスコミに惑わされずマスク・手洗い・うがいで防衛！） @noricksakurai

ウクライナへの宣誓式典の後、兵員は2つのグループに分けられ、1つはタラス・ボロヴェッツ（Taras Dmytrovych Borovets）に率いられてズデーデン地方に出発し、2つ目のグループは第1旅団/戦車撃滅旅団を構成することとなり、シレジア地方のグラッツ(Glatz=現クウォツコ)に送られた。

のりっく＠泡沫戦史研究所（マスコミに惑わされずマスク・手洗い・うがいで防衛！） @noricksakurai

第1旅団/戦車撃滅旅団（1945年4月12日現在） 旅団司令官：ディアチェンコ(Dyachenko)大佐 第１大隊：3個中隊 第２大隊：3個中隊 第３大隊 砲兵大隊：砲なし オートバイ中隊 補給部隊 憲兵中隊 衛生部隊：ドイツ人医師１名とウクライナ人看護兵6名

のりっく＠泡沫戦史研究所（マスコミに惑わされずマスク・手洗い・うがいで防衛！） @noricksakurai

旅団の編成にあたってはディアチェンコ大佐が指揮した「第3ウクライナ歩兵連隊/第3義勇（ウクライナ）民族連隊」が基幹となったと思われるが確証はない。旅団は3個大隊へと拡大され、砲兵大隊も追加されたが火砲は装備していなかった。

のりっく＠泡沫戦史研究所（マスコミに惑わされずマスク・手洗い・うがいで防衛！） @noricksakurai

1945年4月15日、旅団に警報が発せられ、3本の輸送列車により前線に出発した。最初の輸送列車で旅団本部、第1大隊、オートバイ中隊が出発し、同日の夕方バウツェンまで12kmの地区に到着するや攻撃を受け、部隊は輸送列車から直接反撃に投入された。バウツェンはソ連軍に包囲されていた。