ライスのアニメ感想:#115 花咲くいろは(24)
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花咲くいろはEp.24「ラスボスは四十万スイ」ここまでがBD/DVD8巻収録内容。最終巻は2話収録の模様です。話は前回の残務処理と女将と女将に対抗する面々の話だったのかなあと。
2011-09-13 01:38:09冒頭からの緒花パートは1話の公園のシーンのリフレインと4話の青鷺に出会うシーンのリフレインでしたねえ。どっちも緒花が自分で行動してると言う変化が表れてて、面白かったなあと。ここら辺は2クールかけてきた回があったと言う事でしょうか。
2011-09-13 01:41:34今回を入れて残り三話で、当然ながら話を畳みに入っているわけなんですが、ここまでに張った細かい伏線やら関係やらを総ざらいして、拾っていくような脚本の豪腕っぷりが光っていたような印象がします。というか、とんでもない。なんてったって、次郎丸の背景すら拾っちまうんだからなあ。
2011-09-13 01:46:59しかし、今まで23話分の物語を重ねてきたおかげかほぼ全キャラになにかしらの「変化」が発生してるのを感じられるのがよくわかるなあ。1話の段階じゃ、喜翠荘の従業員という意識もあまり見えてこなくてばらばらだったって言うのに。最終回を目前にして、ラスボスを前に一致団結してる姿が現れた。
2011-09-13 01:51:15その変化は誰のおかげかと言うと結局、緒花ってことになってしまうんだろうなあ。あんまりにもつるべ打ちに複線やら関係性などが消化されていく、都合のよさはここでは目をつむるとしてもだ(いや、こんなに一気に大量に処理してしまえるんだという驚きは間違いなくあって、納得もするんだけども)。
2011-09-13 01:56:33話はそんな芽吹きだした(覚醒した)従業員たちと、「喜翠荘」という自分勝手なしがらみを押し付けてしまったから、そのしがらみから皆を解放させたいという女将の思いのすれ違いってことだろうなあ。緒花を除く全員が方向性を決めたのに対して、緒花だけがまだ道を決めかねていると言う状況か。
2011-09-13 02:01:11女将にとってみれば、自分の「喜翠荘」であり、従業員たちにとってみれば、みんなの居場所である「喜翠荘」なんだろうなあ。女将の言う喜翠荘とみんなの言う喜翠荘の意味合いが異なっている事に注意しておいた方がいいかもしれませんね。今回最後の揉め事はそこら辺の齟齬から発生してるはずですし。
2011-09-13 02:05:07緒花はこれからどうなるか分からないけどとにかく「喜翠荘」のために頑張ると言う姿勢かな。彼女だけ喜翠荘と自分の関係をどうありたいか、答えを導き出せていない感じですしね。ただ孝一に雪洞祭りへ来て欲しいとお願いしているわけだから、心の内は知らず知らず決まってるのかもしれないなあ。
2011-09-13 02:09:03この最終展開で、緒花は女将と他のみんなの関係に橋渡しをする役目なんだろうなと。だから次回のサブタイトルがああなわけで、緒花なりの答えが出てくるのかなあという感じがしています。
2011-09-13 02:11:06でまあ、1話で配置された外堀(複線)はほぼ消化しているので、残るは内堀(女将)を埋めるだけなんだろうなあ、そういった点でラスボスは四十万スイであるということかなあ。まあ、けど女将も1話の状況から比べれば、大分丸くなっている感じがするなあと。
2011-09-13 02:13:53そういった意味でも今回のハイライトは女将が倒れたあとの緒花の会話だったんじゃないのかなあと。ロジカルではないけど緒花があの女将を論破して、一笑させてしまっているということのさりげなさが凄いというか。1話でのことを思うと凄い変化です。
2011-09-13 02:18:05気付けばいつの間にか、「喜翠荘」も緒花も他のみんなも女将の思うようなしがらみを感じずに羽ばたいていたということなんだろうなあ。ただ単に自分だけ意固地になっていたという事に気付いたからこその笑みだろうし、女将の作り出した喜翠荘の「伝統」が受け継がれた瞬間でもあるんだろうなと。
2011-09-13 02:21:57だからこそ、最後のいざこざがかなり厄介でもあるか。女将は女将の責任を果たそうとするし、旅館を畳む決意を曲げない女将に対して反抗する従業員たちと言う構図。どちらも「喜翠荘」の事を思っているからこその対立だから、困った問題でもあるんだよなあ。双方一歩も譲れない膠着状態になってしまった
2011-09-13 02:25:14で、その間に浮遊する緒花。だから結局、キーマンは緒花だということか。その回答はやはり次回となりそうだけど、今まで本編を見てきたことや感想で話してきたことを総合すれば、緒花の答えも自然と出てきそうだなあ。ただその場合はどうなるんだろうという気はするけども。
2011-09-13 02:27:39あとなんだかんだで女将と皐月は親子なんだなあと言う事を改めて再確認したかなと、職種は違えど、仕事第一で女将の言う所の「しがらみ」を理由に子に色々と強要してしまっていると言う事実は三つ子の魂百までと言うか。親子なんだなあと思わざるを得なかったw
2011-09-13 02:30:25ただまあ緒花はそんな親と祖母のスタンスとは一歩引いていると言うかスタンスが違うように見えなくも無いけど、さてどうなるって感じだなあ。ああ、なにげに次郎丸が才能の片鱗見せ付けたり、徹×ミンチが発展してたり、女将の旅館スキルが恐ろしいことになってたり見所はたくさんでしたね、今回。
2011-09-13 02:32:45さて、いよいよ残す所、二話です。この調子だと綺麗に纏まりそうですがはてさて。最後までじっくり見ていきたいと思います。それでは今回はここまで。ありがとうございました。また次回です。
2011-09-13 02:35:12