ライスのアニメ感想:#118 花咲くいろは(25)
- terry_rice88
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花咲くいろはEp.25「私の好きな喜翠荘」ラス前回。ここからBD/DVD最終巻の内容です。結局、この作品の主役はやっぱり喜翠荘なのだろうなと思いました。
2011-09-19 23:52:56今回の話を見終わって結局の所、喜翠荘の皆は何と戦っていたのだろうかなあと言う気がします。女将と緒花、それ以外の皆の間で不和が発生してしまっていたわけだけども、ここら辺もお互いの勘違いが原因のような。
2011-09-19 23:58:01女将は自分の夢のために、他の皆の道を縛りたくがないための店じまいで、縁を始めとする従業員たちはいわゆる「親鳥」が「巣」を捨てる事に我慢がならなかったと言う所かなあ。皆にとっての「巣」は「居場所」でもあり、人と繋がる場所でもあったからこそ、「親鳥」の行為が横暴に見えたということかな
2011-09-20 00:01:17緒花は元々、親鳥の子が外で育てた雛鳥だから、もともと「巣」にやってきた時点で、「よそ者」扱いだったということか。ただ皆となじもうとひたすら努力をして、なじんできたけど、親鳥の味方をするから勘違いされてしまった。結局は「よそ者」で戻る巣が他にあるんだと。
2011-09-20 00:06:18全てはそういった齟齬から始まったいざこざだったのかなあと。親の心子知らずみたいな状況。親が頑なになればなるほど、子が反抗すると言うか。しかし本来の「巣」というのはその主たる親鳥がいなければ、成り立たなくなってしまっていたと言うことかなあ。
2011-09-20 00:08:25巣=喜翠荘だと考えれば、女将の意志、理念こそが「喜翠荘」であり、それを正しく理解しない限り、「喜翠荘」は「喜翠荘」でなくなってしまうといったところか。縁を始めとする皆にもその意志というのは間違いなく浸透してるんだろうけど、女将に反抗するあまりに思いが空回りするばかり。
2011-09-20 00:11:14だからどんどん「本来の姿」からズレていってしまうという流れで、巴さんが怪我をするという事件が起こり、緒花から女将の意向を聞いた菜子が問題を提起する。最後に女将とその意志を実は最も理解してるだろう皐月がやってきて、雨降って地固まった。と言う所かな。
2011-09-20 00:14:22結局、本当に「女性」が強いアニメなんだよなあという風に思ったなあ。内助の功というわけじゃないけども、「旅館」という「巣」の屋台骨を支えるのは女将や皐月や、崇子で、縁はまだまだ役不足と言ったような趣。けど、彼もまた喜翠荘の人間だから、これから「喜翠荘」の大黒柱となっていくだろうと。
2011-09-20 00:18:39ただまあここで皐月の助けが入ってしまうのはちょっと都合が良かったのかもとは思ったけども、喜翠荘を「本来あるべき姿」に引き戻す役としてはうってつけでもあり、なんとも言いがたいか。
2011-09-20 00:20:48そういう事からも今回は喜翠荘の理念の継承という点で総ざらいな印象の回でしたね。女将とその娘皐月と言うジョーカー二枚を使って、喜翠荘が喜翠荘であるためのお膳立てをしたと言う印象。自分のことは二の次、お客様が第一と言う、旅館としてはまっとうな理念を一丸となって貫き通す。
2011-09-20 00:23:53その完成型だったのかなと。どちらにしろ、雪洞祭りの中、喜翠荘は喜翠荘らしく、その仕事を真っ当に出来た。ただまあ、慢性的な人手不足だし、子とあるごとに従業員が全員集まってしまうのはどうかなと思うけど、まあご愛嬌で目をつぶりましょうかw
2011-09-20 00:26:52でまあ、オーラスというか最終回は今回全くの蚊帳の外だった緒花のまとめでしょうかね。彼女はどうしたいのか、どうありたいのか。喜翠荘という場所に残るのか同化まで含めて、喜翠荘に招待した孝一に語るときが来ると言う感じかな。
2011-09-20 00:28:59喜翠荘がとりあえず丸く収まったから、キャラの主役的存在として緒花が今まで過ごしてきた物語の中でどう答えを出すかが注目ですね。終盤の展開を見る限りでは、期待していいんじゃないんでしょうか。紆余曲折はあったけど、それは必要な紆余曲折だったのかもしれませんし。
2011-09-20 00:32:39