山本勘助の日の本探訪！〜信濃、渋峠、川中島、上高地篇〜

山本勘助道鬼齋 @yamakandoukisai

山肌は日に照らされ紅う成り、軈て影も日に照らされゆく。 幾度と繰り返した筈の朝が、何やら特別に感ずる様である。 #モルゲンロート #涸沢岳 #涸沢カール #北アルプス pic.twitter.com/ot56npdrZ6

拡大

拡大

拡大

拡大

山本勘助道鬼齋 @yamakandoukisai

遠眼鏡を覗くと、日の本第三位の山、奥穂高岳の頂に人が立って居った。 彼処へ向かう事ができるであろうか…… 向かうのであらば、此処を出、支尾根を登るのであるが…… #奥穂高岳 #3190m #ザイテングラート #涸沢カール #北アルプス pic.twitter.com/HHPoVjRfPN

拡大

山本勘助道鬼齋 @yamakandoukisai

信濃國、『涸沢圏谷』 佐々殿の様に飛驒の山を越えようと思うたが、兵糧も尽き越える事は能わぬ…… 無念であるが此度は撤退致す…… 此処であるかは確かでは無いが、飛驒の山を越えた佐々殿、見事である。 #さらさら越え #佐々成政 #北アルプス #涸沢カール #涸沢岳 #奥穂高岳 #トレッキング pic.twitter.com/wdCMZwk4WC

拡大

拡大

拡大

拡大

山本勘助道鬼齋 @yamakandoukisai

日も髙うなってきた。 荷を纒め下山致す。 #涸沢カール #北アルプス #トレッキング #登山 pic.twitter.com/CIWNEeRspR

拡大

拡大

拡大

山本勘助道鬼齋 @yamakandoukisai

佐々殿もであるが、曾ては播隆上人は文政九年には槍ヶ岳をも登頂致したとか。 如何なる事も上には上が居る。 儂は彼も其れもと知りとうなり、やりとうなる故、何か一つを極める事は中中できぬが… 何か一つの事を極めたいとも思うところもある。 其れは、髙き山の頂に立つかの如し。 理由等はない。 pic.twitter.com/KzIVJ633UB

山本勘助道鬼齋 @yamakandoukisai

信濃國。 下山を始めたが、腰の痛みを感ずる…… 腰痛く成り、時折立ち竦む…… 腰の骨が横にずれるかの様に痛み、用心して下りる。 動けぬ様になっても彼様な事で果たして援軍は来るのであろうか…… 其の様に成らぬ様に気を付け下りる。 軈て本谷橋まで下りてきた。 #ぎっくり腰 #行動不能 #登山 pic.twitter.com/EdxyZ6H9B1

拡大

拡大

拡大

拡大

山本勘助道鬼齋 @yamakandoukisai

休みつつ、時はかかれど横尾まで下りて来る事ができた。 後は起伏は少ない。 然し、河童橋近くに長籠を用意しておる故、時が余り無い。 急がねば…… #横尾 #バスの時間 #下山 #北アルプス pic.twitter.com/DkIv1BFFMs

拡大

拡大

拡大

拡大

山本勘助道鬼齋 @yamakandoukisai

横尾を発ち、德澤を経て、明神へと。 起伏は少のう成ったが、気が逸り、歩いても歩いても辿り着かぬ錯覚してしまう。 ふと見廻すと己しか居らぬ時が有り、心細う感ずる時も有り…… 薙ぎ倒された大木の根が獣の様に見えたり、 森の奧に心が引かれたりと、 疲れの所為であろうか…… #ピストン #下山 pic.twitter.com/oRb41bXkFT

拡大

拡大

拡大

山本勘助道鬼齋 @yamakandoukisai

信濃國、明神。 漸く明神迄戻ってきた。 時が無い故急がねば成らぬが、行きは横尾で泊まり二日かけて歩いた道程を一日で戻るとなると、疲れも増す。 後一刻足らずで戻らねば成らぬ。 日も傾いてきた。 #明神館 #上高地 #北アルプス #バスの時間 pic.twitter.com/PkHaQFZnOq

拡大

拡大

拡大

山本勘助道鬼齋 @yamakandoukisai

半刻かからぬ程で明神より河童橋まで戻ってきた。 振り返れば頂邊りには雲が掛かっておる。 涸沢の圏谷邊りは雲の中であろうか。 富士山に登った時もそうであったが、よくも彼様な処へと行けたものである。 長籠の刻にも間に合い、山から離れる。 #上高地 #河童橋 #トレッキング #ピストン pic.twitter.com/31lJxXGxoO

拡大

拡大

拡大