ホエイ『ふすまとぐち』感想まとめ

佐々木敦 @sasakiatsushi

姑役の山田百次の完璧さにも舌を巻くが、オッサンと小学生の二役を演じた中田麦平が素晴らしい。森谷ふみの怪演も見もの。

佐々木敦 @sasakiatsushi

全編ディープな津軽弁なので（開演前に「津軽弁ミニ講座」があっても）最初は戸惑うが、気づけばドラマにドップリ入り込んでいる。笑えるのだが、笑えない。嫁姑問題とか高齢化とか現代的なテーマの処理の仕方もスマートで、十年以上前の戯曲の再演だそうだが、むしろ今にハマっている。

佐々木敦 @sasakiatsushi

昨日の昼間、アゴラにてホエイ『ふすまとぐち』。異常に横暴な姑と対立して押入れに引きこもった嫁、無気力な夫、出戻りの娘とその小学生の娘、謎の宗教（？）団体の二人組の女性、１日だけ預かることになる小学生の男の子、、ビターブラックなドメスティックコメディの大傑作。

Mr Dolphin @dolphin_konamon

週末の朝ご飯は 生とフライ(^-^)v ameblo.jp/dolphin-konamo… 山田百治さんの世界を楽しみました #山田百治 #ふすまとぐち #豊洲市場 #タダオゴールド #アジフライ

エンドレスサマーモード @33_pun_pun

ホエイ『ふすまとぐち』 ハードコア津軽弁演劇。 信頼と実績のホエイ。 今回も安定した面白さだった。 気分が良くて菱田屋に4〜5年ぶりに行った。 いい演劇はいい休日にしてくれる好例。

丘田ミイ子 @miikixnecomi

なんだかまとまらないままつらつら書いてしまったのですが、作・演出・出演の山田百次さんの凄味に圧倒されました。『喫茶ティファニー』とオフィスコットーネ『夜が掴む』以来でしょうか、ずっと百次さんに舞台上でお会いしたかったのでとても嬉しい観劇でした。明日14時が千秋楽です！ #ふすまとぐち

丘田ミイ子 @miikixnecomi

その出立ちが自分の実家によく布教活動に訪れていた常に日傘を差していた人々と完全に一致していて、これもまたあるあるなのかな、と感じたり。 信仰に救いをもとめるほどの何かが家庭にあるというのはやはり只事じゃない状況ではあるのだけど。続 #ふすまとぐち

丘田ミイ子 @miikixnecomi

信仰の長でありながら、周囲の誰のことも信じてなさそうな森谷ふみさん演じる沢目さんがまた本当に可笑しくて、家の不和をさらに掻き回す赤刎千久子さんとのアウトサイダーコンビは袖から登場する度に楽しみになってしまった。続 #ふすまとぐち

丘田ミイ子 @miikixnecomi

家について余韻の中チラシのキャストのお名前を追っていた時に、あれ？1人足りない？と思ってはじめて、中田麦平さんが1人2役を全うしていたことに気付き、改めて感激してしまった。 夫にも親戚の子にも種類の違う苛立ちを覚えたが、同じ俳優さんとはまったく気づかなかった。続 #ふすまとぐち

丘田ミイ子 @miikixnecomi

それでも祖母は死に際まで父ではなく母の名を呼び続け、母も祖母の亡き家や遺品を誰より手放せずにいた。 そんなことを思い出し、身内である者と身内になった者の「逃れられなさ」の違いを想像したりした。続 #ふすまとぐち

丘田ミイ子 @miikixnecomi

母は気が強く、家の内側に閉じこもるよりむしろ家から祖母を追い出すような勢いがあったし(自宅で喧嘩して、もうこんでいい！と二軒隣の祖母宅へよく帰らせていた)、同じく気の強い祖母も負けじと応戦していた。ちなみに関西弁のしゃべくり喧嘩で何言ってるかわからん点は類似。続 #ふすまとぐち

丘田ミイ子 @miikixnecomi

個人的な記憶を呼び覚まされる演劇でもあった。私には義母がおらず、実感としては想像でしか補えない部分はあれども、母と祖母がよく熾烈な争いを繰り広げていたことを思い出す。 基本的には仲がよかったけど、分かりあえなさや行き止まる部分があったと思う。続 #ふすまとぐち

丘田ミイ子 @miikixnecomi

ふすまの向こうに閉じこもってしまった嫁は家の最たる内側に身を隠しながらも、その闇に自ら入ることで居間＝この家との断絶を見出しているようにも見える瞬間があって、いずれにしても横たわる「逃れられなさ」に、こちらもふすまの闇にいるような息苦しさ、閉塞感を覚えた。続 #ふすまとぐち

丘田ミイ子 @miikixnecomi

嫁姑の対立をはじめ、身内が故に無遠慮どころか人権も尊厳もまるでない感じ、その不和を不和のまま放置し続けるという選択含めて本質的にはかなりヘビーな話で、笑ってしまう部分は多くあるものの、辛くきつくてしっかりダメージも受けました。エンタメなだけじゃなかった。続 #ふすまとぐち

丘田ミイ子 @miikixnecomi

これはひとえに戯曲、演出の強度と俳優さんたちの力量が織りなす超絶技巧だと感じました。言ってることが分からないのに分かるなんて、物凄い初体験...。そういった意味でも「怒涛の津軽弁エンターテイメント作品」というキャッチは言い得て妙。エンタメ体感、すごくありました。 #ふすまとぐち

丘田ミイ子 @miikixnecomi

『喫茶ティファニー』ぶり、念願の #ホエイ『#ふすまとぐち』@こまばアゴラ劇場。面白かった！ 大半が津軽弁で冒頭からセリフをほとんどを理解できないままかなりの疾走で駆け抜けていくにも関わらず、物語として分からない部分が一つもなかった。続(※明日千秋楽。これから観る方はスルー推奨します)

亮子小野 @Ryocook

なんですかねこの面白さ。 お芝居を観て味わったことのないこの面白さ。 観劇でこんなに声出して笑っていいか思ったくらいわろた。 戯曲も演出も役者さんたちも舞台美術も照明も暗転も面白すぎる。 明日千秋楽。 こまばアゴラ劇場にて 　ホエイ 　　「ふすまとぐち」観 pic.twitter.com/7HsQ07CjvF

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kiki @kiki_002

ホエイ『ふすまとぐち』：「誰も逆らえない」ほど強気なキヨだけれど、悪徳商法や宗教めいたものに引っかかるのは寂しいからなのだろうか、とも思った。

kiki @kiki_002

マチネで観たホエイ『ふすまとぐち』は、河村プロデューサーによる前説兼津軽弁講座から始まり、ややデフォルメされた家族の閉塞的な状況を滑稽かつ辛辣に描く。アクの強い登場人物たちに気持ちを振り回されつつ目が離せない。救いがなさそうでいて後味は悪くない作劇がとても好みだった。 twitter.com/kiki_002/statu… pic.twitter.com/l5XwtDjo7b

kiki @kiki_002

本日のマチネは、こまばアゴラ劇場にてホエイ『ふすまとぐち』。 14時開演です。 pic.twitter.com/MCkDKJ7QpJ

2022-06-04 13:53:07

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Ichikawa. 8 @8Ichikawa

こまばアゴラ劇場で、ホエイの「ふすまとぐち」を観ました。全編ほぼ津軽弁によるお話。俳優陣の演技がしっかりしているから、ちゃんと伝わってきます。写真は、前説も兼ねた「津軽弁講座」の１場面です。あとは日曜日、千穐楽のステージを残すだけ。 #ホエイ #ふすまとぐち pic.twitter.com/hinnqQp3sI

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Rollins @rollins1930

ホエイ『ふすまとぐち』 津軽弁と演劇的なデフォルメが家族の鬱積や狡さ、諦めをリアルに浮かび上がらせる。厳しさを笑いで包んだ解像度の高い力のある秀作。好ましくない現実を日常として肯定せざるを得ない厳しさのなかで、女性達の強かさや底力が生むある種のポジティブさが未来への微かな希望。

papamomo 老年団・サポート・センター (観劇爺)🇺🇦 @kangekipapa

んだ！ホエイの『ふすまとぐち』まじすげー！！　ホエイの『ふすまとぐち』ちょー恐るべし！！ pic.twitter.com/3XnmDpxvRl

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ゆーちゃん @youknow1999

2022/6/4 劇団ホエイ　ふすまとぐち　マチネ 観ました 私には心が痛くなる内容だった。 どの登場人物にもイライラしてしまった。 それだけ良くできた舞台だと思う。 ラストは切ない。 久しぶりに三上晴佳さんが観れて嬉しかった。 また観たいと切に思う。 ＃三上晴佳 ＃劇団ホエイ #ふすまとぐち pic.twitter.com/lZRkhBiNfo

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柴田隆子 @0823c

ホエイ『ふすまとぐち』こまばアゴラ劇場。構えていた津軽弁は舞台設定と相まって耳なじむ。ちゃんと話さないから伝わらなくて家族って面倒くさい、で終わらない。感情労働なんかせずに離れれば、というのは外の視点。登場人物が皆、時に人としてのタガが外れて不気味なのにリアルなのは、家族だから。

柴田隆子 @0823c

ホエイ『ふすまとぐち』こまばアゴラ劇場。構えていた津軽弁は舞台の設定と相まって耳なじむ。そんな感情労働せず離れれば、と言えるのは外の視点だから。家族って甘えてちゃんと話さないからわかったつもりでわかってなくて。想いは伝わらなくて。とはいえ、噴霧器