国家において発表された2個のデータ
1)http://t.co/JfT2WvRZ この地図は文科省が8月に航空機で図った線量分布だ。福島の3分の2の大気が1㎥あたり、3万ベクレル以上。3万ベクレルというのはチェルノブイリの汚染地域だ。それどころか、半分近くが6万ベクレル~300万ベクレル超だ。いわき市も含めて。
2011-09-18 13:23:122)http://t.co/PqMbpvya これは、原子力安保院が最近になって、経産省のサイトにこっそり張り付けて発表した3月の水素爆発直後の放出放射性物質の試算表だが、このプルトニウム238、239の数値は尋常ではない。19にゼロか9と32にゼロか8個。
2011-09-18 13:27:523)それどころかネプツニウムまででている。239だから半減期はそう長くないが、これは強烈だ。76にゼロが12個。あのときアメリカやフランスが自国民に退避勧告したのは決して間違っていなかった。アメリカは確実に把握していた。たぶん朝鮮の核実験をチェックしている無人機飛ばしたのだろう。
2011-09-18 13:30:534)この二つのデータは国家によって発表されたものだ。それに『福島会津地方、汚染は県東部より少なめ』というタイトルは、新聞社として腰が引けていないのか。それとも共犯意識があってミスリードを狙っているのか。『汚染、福島西部会津にまで拡大』とするのが当然だ。しかし、この際どうでもいい。
2011-09-18 13:36:335)このふたつを見比べて4、5日考え、調べもした。しかし、どこをどれほど楽観的に見ても、この土地に(たとえ計画的避難地域の外でも)来年3月に帰れるとは思えない。それを、帰れる、帰りましょうと言うなら、安全を既成事実化したい一心ではないのか。彼らには何事も『一時的』で良いのだから。
2011-09-18 13:40:436)それは避難されている人の身になれば、帰りたいのは当然だ。だからと言って、国の口車に乗っていいのか。安保院は、あのときプルトニウムは出ていないと言っていたのではないか。それを6月になって試算し8月の終わりになってこんなデータを出してくる。東電と経産省を信じる方がどうかしている。
2011-09-18 13:49:397)福一3号基はプルサーマルだ。燃料棒の3分の1はMOXだった。プルトニウムが出ない方が不自然ではないか。これでは、市民の目をセシウムにひきつけるよう工作したといわれても仕方あるまい。そのセシウム137にしても、広島原爆の150発分が放出されたことになる。何をかいわんやだ。
2011-09-18 13:55:088)東電が、あの3月14日、プルトニウムについて質問する記者に何と言ったか。彼らはこう言い放ったのだ。『われわれには、それを計る装置がないので計測していない』!
2011-09-18 14:01:03とにかく、こういうデータを経産省のサイトの隅の隅にはりつけて、ひっそりこっそり公表する。間違いでした、すいませんと記者会見でもしたならまだしも、こんな連中を信じるのは自殺行為だ。何人もの専門家が、公表されたことすら知らなかったんだから。
2011-09-18 14:40:28