ヘンダーソン氏の福音を ルルブの片隅まとめ その3

Schuld@完成された @schuld3157

どうやら最大動員可能兵数が帝国より大きく劣る土豪勢力への売り込みを考えて設計されたらしい。攻城戦には不向きだが、野戦において強力無比なこの動死体を彼等は一種の決戦兵器として見ていた。 現在の配備数は不明なれど、統一規格化されており複数機が現場で運用されている模様。

Schuld@完成された @schuld3157

こんなもんを規格化するのも頭がおかしいし、企画にゴーサイン出すのも頭悪いし、予算出して運用するのも頭おかしい。 つまり、それくらいなりふり構わないくらい追い詰められていた様子。

Schuld@完成された @schuld3157

運用側の言い分 「いや、考えてみてくださいよ、壮園の動ける男女全員……百人前後ですかね？　彼等を全員徴用したって大した戦力にはならないでしょう？　しかし、これは試算だと徴収兵なら五百人規模の戦列でも蹴散らせますし、専業軍人相手でも良い仕事するんですよ。お買い得じゃないですか？」

Schuld@完成された @schuld3157

GM「悪い貴族を倒したり、理不尽な魔法を使いを退治したり、巨大な敵を仲間達と倒す。そんなセッションがしたいと聞いたから頑張ったよ！」 ジークフリート「一纏めにして持って来んな！　単発三回にしてくれ！！」

Schuld@完成された @schuld3157

死霊として甦らされたエーリヒが、三度目の死を迎えた後、同時期に逝ったアグリッピナ氏を自分と一緒に定命へ転生させて意趣返しをするというヘンダーソンスケールが……。

Schuld@完成された @schuld3157

さる良家の娘さんに転生してしまったアグリッピナ。 ヒト種の肉体の長命種とは比べものにならない刺激に驚きつつも日々を暮らしていると、ある日“従兄弟”とやらと引き合わされる。 そこで出会った胡散臭い金髪からは、間違いようのない魔力波長が漂っていて……？

Schuld@完成された @schuld3157

「やってくれたわね」 「何百年か前の仕返しさ。その体は、中々に刺激的だろう？」 「そして、自分は長命種に収まって、それを言うと。いい趣味してるわ」 「お互い様じゃないか」

Schuld@完成された @schuld3157

ジークフリートは竜殺しの英雄譚に憧れて、故郷を出て冒険者になった口なので、結構現実的に竜殺しの手段を考えているのだ。 まぁ、冒険譚では英雄がバッサバッサ、という軽快な調子で省かれるので、自分で考えねばならないと分かっているから。

Schuld@完成された @schuld3157

亜竜種であれば、結構討伐の記録は詳細に残っている。 渓谷に追い込んで投網を投げて地に落とす。 毒を仕込んだ囮エサを用意して弱らせる。 巣を見つけ出して不意打ちする。 魔法使いに地面に引き摺り落とさせる等々。 しかし、真なる竜種は本当に討伐される機会など数百年に一度あるかどうかなのだ。

Schuld@完成された @schuld3157

因みに本当は、もっと姉ネタで弄るアグリッピナ氏を書きたかったのですが、尺と時間の都合でなくなくカットと相成りました。 つまり私の頭の中にだけ存在していると言うことだ。 twitter.com/Tsurugi_Y/stat…

剣康之@異世界のんびり農家 @Tsurugi_Y

「ＴＲＰＧプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す ～ヘンダーソン氏の福音を～」5巻読了ー(´ω｀)うーんアグリッピナ様の謎の魅力が炸裂と申しますか、「愚弟」って言われたらCV:斎藤千和さんにしか聞こえなくなりますよね！

2022-02-26 12:54:27

Schuld@完成された @schuld3157

倫理観の逝かれた聖人　という感想は、正にその通りで分かってくれて嬉しかった。 シュマイツァー卿は、自分が死ねば世界が平和になるなら迷わずやる人。 でも、そうはならないから何をしても平和にしようとする。結果的にどれだけ死んでどれだけ恨まれても、後の世があればいいと考える狂った聖人。

Schuld@完成された @schuld3157

己が生きている間に巻き起こされる悲劇は必要経費と割切って、その中で死ぬのもやむを得ないと考えるネジが跳んだ倫理観を持っているので、まぁ……。

Schuld@完成された @schuld3157

ヘンダーソン氏の福音を5巻 書けなかった姉弟ネタで、3ヶ月もやってたもんだから私的な場所で油断して「愚弟」と呼んじゃうアグリッピナ氏や「姉上」と呼んでしまい、お互いめっちゃ弄り合う小ネタとか書きたかった。

Schuld@完成された @schuld3157

あとナケイシャは南ア系の名前です。 アフリカには綺麗な百足が沢山分布しているので、いいなぁと思って図鑑を見つつ考えました。 中世期くらいまでは沢山合った、ヨーロッパと貿易して栄えてた小国出身のイメージ。

Schuld@完成された @schuld3157

第二次東方征伐戦争は地獄やったんやろうなぁ、という感想がありましたが、まぁまぁ地獄ですよ。 ライン三重帝国は基本的に平地の国家で、水も豊かで地形も緩やか。兵站は繋げやすい方で、戦争を考えて荘園を開拓したこともあって、国内と近隣では有数の展開力と行軍速度を誇ります。

Schuld@完成された @schuld3157

反面、幾つかの衛星諸国家を越えて東方に行くと、凍てつく東方西部や歴砂漠が延々広がる熱波と極寒の荒漠帯ですので、帝国人にとってはアウェー中のアウェー。 熱に強い種族や寒さに強い種族をえり抜いて連れてけば何とかなる極地ではないので、ハチャメチャに過酷でした。

Schuld@完成された @schuld3157

更に強みの一つである大軍を維持するための水に乏しく、数万規模の兵隊を後方に集結させる兵営も構築が困難。その上、敵は砂漠で生きてきてゲリラ戦を得手とする小部族の集団が構築する国家モドキですから。近衛猟兵や斥候を動員しても、拠点毎動く彼等を補則するのは困難です。

Schuld@完成された @schuld3157

お得意の戦闘魔導師による鼻面に一発カました後、経済的に締め上げて会戦を強いる黄金コンボにも繋げられないため、血みどろの局地戦と小競り合いを続けて小部族を併呑し続けるアフガン戦争のような泥沼に諸侯は悩まされ続ける嵌めに。 更に厳しい環境に将兵は疫病やらでバタバタ倒れるので、もうね。

Schuld@完成された @schuld3157

全体的に優勢であっても、参加している貴族達にとっては厳しいもの。そりゃ“死なず飢えない兵隊”が欲しくて頭が変になる連中も多かったでしょう。 車と航空機がある現在でも厳しいのに、あそこで馬と徒歩で戦争するのってただの狂気では？

Schuld@完成された @schuld3157

それでもエジプト遠征に狩り出されたフランス人よりはマシでしょうが。 マルティン先生が後方で死ぬ思いをしつつ兵站を整え、魔導院から魔導師が狩り出されて水やら何やらを供給し、在野の魔法使いまで金貨袋で叩いて環境を整えたので。

Schuld@完成された @schuld3157

エジプト遠征は4万人だかいって、半分未満しか帰って来られなかったんだっけか。 それに比べて損耗が二割程度で済んでる第二次東方征伐戦争はマシですな。経済的にお家が傾いた貴族も多いですが。 漂泊卿ルートの弟子ちゃんのお家も、そんな可哀想なお家の一つです。

Schuld@完成された @schuld3157

ヘンダーソン氏の福音を　ルルブのコラム 教授勢の一般的な防護方法 ・払暁派：強固な概念障壁を好む ・黎明派：積層障壁による省エネ高効率理不尽頑丈さに拘る ・中天派：各派閥から良いとこ取りした多重展開 ・東雲派：そもそも危険に合わないよう未来を読む（護身完成）

Schuld@完成された @schuld3157

・落日派：殺されただけで死ぬような肉体に入ってるのが悪いので強化する。 ・極夜派：魔法は対抗術式で無害化or攻撃転用＋物理影響は結界にて自分か敵を隔離 ・烈日派：高度な魔法に依る現実解変などで“なかったこと”にしてくる

Schuld@完成された @schuld3157

例 アグリッピナ氏：不断・不壊の概念障壁を恒常的に張り巡らせ、5巻を読んだ人なら分かるアレを併用。 ライゼニッツ卿：概念さえ凍る凍結障壁により、害意ある全てを凍らせる。 漂泊卿：害意反応型なる反射・応報・倍加の概念障壁により、防御そのものを攻撃に転換。更に回避しつつ殴りかかってくる。

Schuld@完成された @schuld3157

シュマイツァー卿：物理的に破壊不能なくらい頑丈な筐体に破壊されても瞬きの間に再生する魔力で耐える。 尚、魂三つによる多量の魔力によるゴリ押しと同時並列演算によって辛うじて保っている肉体と術式であるため、魔導院教授の中では限りなく凡人に近い人であった。