molbio08先生がmRNAに関して解説

実用には程遠い技術であったこと、また、体内での動体制御が不可能であることを解説しています。
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molbio08 @molbio08

専門分野は分子腫瘍学・分子生物学。抗体を活用した研究を行ってきました。腫瘍免疫は重要なテーマなので免疫学も守備範囲。大学で教えています。

molbio08 @molbio08

どちらが正しいのかは自明。いわゆる専門家が、mRNA型生物製剤をワクチンだと言っている時点で専門家失格です。専門家と呼ぶのは間違いで、ただの知識不足の医学関係者と呼ぶべきでしょう。生物製剤は大きく分けて、遺伝子医薬と抗体医薬に分けることができますが抗体医薬は既に実用化されています。 twitter.com/sabuchanhakoda…

2022-06-03 04:17:32
DR. DOGGIE @sabuchanhakoda1

子どもへのワクチン接種を慎重に考えるのは当然ではないでしょうか。子どもは殆ど重症化していません。慎重派=反ワクとレッテル張りすることの危険性をよくお考えください。 twitter.com/ojimakohei/sta…

2022-06-02 20:47:31
molbio08 @molbio08

遺伝子医薬は将来実用化されそうな医薬品という捉え方が業界の常識でした。他の治療法がないがんや遺伝病などの最後の治療手段として研究開発が進められていました。最大の課題はDDS、drug delivery system です。要は投与後にどこに行くのかコントロールできない。そのため作用する場所を制御できない

2022-06-03 04:21:50
molbio08 @molbio08

実際、遺伝子医薬品で実用化されたものはほとんどなく。例としてはアルナイラム社のRNA干渉の原理を使用した医薬品くらいです。RNA干渉法についての解説記事を貼り付けておきます。mr-net.info/entry/rnai

2022-06-03 04:37:44
molbio08 @molbio08

アルナイラム社が2019年に販売開始したトランスサイチレン型家族性アミロイドニューロパチー治療薬である「バチシランナトリウム」がRNA干渉法に基づく治療薬としては初めてのものです。この治療薬は点滴で静注されますが、その作用部位は肝臓です。この場合もDDSの制御はできていません。

2022-06-03 04:46:21
molbio08 @molbio08

静注で投与された核酸医薬は肝臓に集まるのが自然の流れでこれは薬物動態の制御ができているからではありません。たまたま肝臓で作用したのが良かったと言うだけのことです。当然のことながら今回の核酸医薬であるmRNA型生物製剤も肝臓に集まるとみるのが自然なことで臨床試験の結果はそうなっています

2022-06-03 04:49:48
molbio08 @molbio08

アルナイラムのこの治療薬ですが薬価は約100万円です。対象が遺伝病で患者数が少ないため医療経済に与えるインパクトは小さいため薬価が問題になっていないわけです。薬価の高さは研究開発コストがかなりかかっていることと対象疾患が少なく研究開発費の回収が難しいことを反映しています。

2022-06-03 04:53:55
molbio08 @molbio08

紹介した記事にはこんなことが書かれています。 文部科学省科学技術・学術政策研究所が出している 第11回科技予測調査2019では 『目的とする組織・機関への送達と 細胞内ドラックデリバリーシステム(DDS)技術を 実現させる核酸医薬品』の 科学技術的 実現時期は2028年 社会的 実現時期は2030年

2022-06-03 04:56:04
molbio08 @molbio08

核酸医薬の中で最も有望視されていたのがRNA干渉法に基づくもので、それもようやく遺伝病に対象を絞って実用化されつつあったのが実態です。mRNA型生物製剤などいつ実用化できるかわからない状態だったのです。それをろくに臨床試験もしないで日本では人口の8割以上に投与したわけです。

2022-06-03 05:00:32
molbio08 @molbio08

本来は核酸医薬、遺伝子医薬と呼ぶべきものをワクチンと呼んで印象操作して無理矢理接種させたのが今回の大薬害事件の始まりだったと後世の研究者は語るでしょう。私が一貫してmRNA型生物製剤という表現を使用している理由もここにあります。今回のものはワクチンではありません。核酸医薬です。

2022-06-03 05:06:20
molbio08 @molbio08

今回の新型コロナワクチン騒動ですが、核酸医薬や遺伝子治療の専門家に話を聞いていれば全く異なった展開になっていたと思います。必ずリスクに言及したはずです。いいかげんな専門家を呼んできて適当に話をさせた。それに国民や政治家がだまされたということでしょう。これは今でも続いています。

2022-06-03 05:14:23
molbio08 @molbio08

繰り返し書いてきたことですが、非接種者の方は今後も接種せず、二回接種した人は追加接種を避け、三回接種した人はここで気がついて4回目に進まないことが大事です。mRNA型生物製剤まだ未知の技術ですが副反応は確率論的に生じています。回数が増えると犠牲になる確率は当然高まります。これが結論

2022-06-03 05:19:08