子どもの発熱の対応

取り敢えず、備忘録変わりです。 異論、反論受け付けます。
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☘️ながし☘️ @Pnagashi

一番多い主訴である「発熱」ですが、基本的に風邪をひいたら熱は出すものと思ってください。熱を出すことで、免疫系が賦活されます。また、子どもの場合は体温コントロールがへたくそなんで40度くらいまでは平気で上がります。小児科医は39度後半でもあまり驚きません。

2011-09-20 21:18:46
☘️ながし☘️ @Pnagashi

また、「急に熱が出ました」といっていらっしゃるケースが多いですが、まぁ気づいたら熱が高かった、と思いましょう。数時間あれば39度後半になることは当たり前に経験することです。熱が出てすぐに受診しても、診断がつかないケースが大半です。

2011-09-20 21:20:15
☘️ながし☘️ @Pnagashi

熱があっても、眠れているのなら心配いりません。夜はゆっくり休ませてあげましょう。また、高熱でつらそう、眠れていないなどの症状があったら、まずは解熱剤を使う前に冷やしてあげてください。わきの下や首筋を保冷剤などを使って冷やしてあげると効率よく体温を下げられます。

2011-09-20 21:22:20
☘️ながし☘️ @Pnagashi

多いのが、冷感シートを張るケース。あれ、冷「感」なんで対して熱をとれません。7~8か月から1歳前後までの子の場合、自分ではがして口にくわえて窒息したりする恐れがあるのでお勧めできません。

2011-09-20 21:24:00
☘️ながし☘️ @Pnagashi

以上は、夜間に急いで受診しなくていい熱のケースです。日中に病院が空いている時間なら、あまり我慢せずに受診しちゃっていいと思います。

2011-09-20 21:25:17
☘️ながし☘️ @Pnagashi

次いで心配な熱。っていうのは結構難しくって、大事なのは意識の状態を見ることです。子どもの様子が、いつもと違う気がするようなら受診してしまっていいでしょう。大事なのは、よく子供の様子を見ることです。

2011-09-20 21:30:16
☘️ながし☘️ @Pnagashi

また、4ヶ月未満の赤ちゃんの場合、38度以上の熱が出たら意識の状態とか考えないで良いんで時間を問わず医療機関を受診して下さい。髄膜炎ワクチンのおかげで、少しずつ乳児の髄膜炎リスクは減っていると思いますが、まだ安心できる状況ではないので。

2011-09-20 21:31:53
☘️ながし☘️ @Pnagashi

4ヶ月未満の赤ちゃんの熱ですが、1点だけ注意。服を着せすぎたり、部屋を暖め過ぎたりしても40度くらいまで熱が高くなってしまうことがあります。じっとりと汗をかいていたりしたら、着せすぎの可能性があるので、肌着一枚くらいにして15分程度時間を置いてから再度計ってください。

2011-09-20 21:33:40
☘️ながし☘️ @Pnagashi

それでも38度以上の熱がある場合、それは本物の可能性がありますから受診しましょう。これからの季節、着せすぎ、暖め過ぎの夜中の受診が増えます。部屋の温度は、大人が普通の格好で寒くない程度がちょうどいいかと思います。

2011-09-20 21:36:04
☘️ながし☘️ @Pnagashi

解熱剤の使い方。基本的に38.5度以上の時、と薬袋に書かれていると思いますが、体温で解熱剤を使うのはやめましょう。折角治ろうと熱を出しているのに、邪魔しかねない。解熱剤は、「本人がしんどそうな時」「熱のせいで寝付けない時」幼児以降では、「頭が痛い時」も可。

2011-09-20 21:42:58
☘️ながし☘️ @Pnagashi

子どもは、38度台だと平気で遊んでたりします。遊べる、眠れる熱は解熱剤不要です。39度でも遊んでいる、眠れているなら放っておきましょう。元気がないようなら、まずは冷却(クーリング)をしてみる。それでもだめなら保冷剤です。

2011-09-20 21:44:20
☘️ながし☘️ @Pnagashi

保冷剤は、まぁ自分で当ててみりゃわかりますがじかに当てると冷たいです。ガーゼなどにくるんであげましょう。乳児の場合、タオルでくるんで余った部分でわきの下にたすき掛けにして縛っちゃうとずれなくて良いです。

2011-09-20 21:46:24
☘️ながし☘️ @Pnagashi

中耳炎の対応。夜中に急に耳を痛がって起きる子がいます。大抵中耳炎です。痛くなるのはなぜか日が変わるころが多い印象。夜中に小児科を受診しても、根本的な治療はあまりしません。処方も原則1日だし。取り置きの解熱鎮痛剤(アセトアミノフェンに限ります)があるようなら飲ませて構いません。

2011-09-20 21:56:12