雨量、過去最多の倍 熊野川流域「2万年に1度」 をめぐって
- disaster_i
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降水量と頻度の関係を考えるとき、地震や噴火と同じような規模と頻度の逆相関が1万年の桁まで成り立っているかどうかは、とても興味深い研究テーマではある。
2011-09-24 18:31:07ボクの直感では、1000年程度で頭打ちになって、それ以上の相関はないだろうと思う。つまり、降水量には(わりと近いところに)上限がある。
2011-09-24 18:31:58@eguchi3 こちら http://t.co/y2WTZ9Oi があると紹介していただきました.何分布を使うかどうかはともかく,統計的に外挿した値に過ぎない,と理解しています.
2011-09-24 18:32:48「統計的に外挿」ってのがポイントですね。下手をすると「もう2万年ぐらい同じ規模の災害は怒らない」という間違ったメッセージが伝わってしまいそうで危険な香りがします。 @disaster_i
2011-09-24 18:41:42日本の降水継続時間毎の観測時代における最大値についてはいくつかの研究があって,だいたいわかっています.木口・沖(2010 http://t.co/6Ipr7Zx2 など.これらの値を超えれば,日本の最近100年で最大規模豪雨となります.今回の紀伊半島豪雨はその規模ではない.
2011-09-24 18:48:05@disaster_i 同意。統計データは実績から確率を算出する以外に方法はない。パチンコで理解してほしい。百万分の一の確率だったとしても、すぐに確変することもあるし、全くないこともある。これが確率。 QT: http://j.mp/nwIEoU
2011-09-24 18:52:19「100年に1度」とかはあくまでも確率という統計上の表現なので,100年間隔で定期的に起きることを意味しません.「100年に1度」規模の豪雨が1週間おきに2回発生とかいうこともあっておかしくない.
2011-09-24 18:56:59ただし豪雨のありがたいところは,特に日本の場合,明確な季節周期性があること.12~3月くらいはまず落ち着いて「次の年」に備えることができます.
2011-09-24 18:58:00地震と一番違うところですね RT @disaster_i: 「100年に1度」とかはあくまでも確率という統計上の表現なので,100年間隔で定期的に起きることを意味しません.「100年に1度」規模の豪雨が1週間おきに2回発生とかいうこともあっておかしくない.
2011-09-24 19:00:472万年に1度の豪雨。というのがTLにたくさん流れて来るけど・・どういう計算かな?気温や蒸発量で変わるだろうに。確率論は事象を引き起こす条件が変わったら成立しないと思うけどなぁ。。環境変化は無視して、たった半世紀ほどの観測結果を確率化しただけなのか。理解に苦しむ。
2011-09-24 19:03:5846年間の確率分布から推定したのだから,誤差は相当広いはず.2万年±数万年だと意味のない結果になる. → 雨量、過去最多の倍 熊野川流域「2万年に1度」 http://t.co/K19YSRtY
2011-09-24 19:07:38@disaster_i スケールを表現しようとしてのが、頻度の少なさと伝わってしまうのは、およそ意図と逆ですね。「三日間で年間の約3 分1 近くの雨が一度に記録された」のような表現の方が誤解なく安全だいと思います。 災害報道ほど響く啓蒙素材はないですし。
2011-09-24 19:10:012万年に一度なんて発生確立なんてその結果をだすこと自体ほとんど無意味な気がします。気候の境界条件(バックグラウンド)は刻一刻と変わるもの。2万年間ずっと同じバックグラウンド状態が続くなんてありえない。
2011-09-24 19:14:40「2万年に1度の豪雨」の件。 http://t.co/etG4RGvK 解説は牛山先生 @disaster_i が詳しくされているのでRTで十分だと思いますが、なんでこんな記事が出てくるかね。。確率雨量の本来の目的から完全に外れてるのに、数字出す国交省もどうかと思うけど…
2011-09-24 19:16:49そうですね、定点である事が大事になると思います。 「伊勢湾台風の」や「七夕豪雨の」など過去の歴史的な災害との比較も有効かと。ただ、その後の造成などで脆弱化が進んでいるケースもあり難しいですね。 @disaster_i 「(熊野川流域における)過去最多の倍」,で十分だと思います.
2011-09-24 19:19:23見出しが馬鹿丸出しだが、記事におかしなところはありませんね。 RT @kazuh14: 頭の悪い報道。ある統計モデルの上でそうなったというだけで「2万年」の数字に「めったに起こらない」という以上の意味はない。。http://t.co/yfF4pyvt
2011-09-24 19:35:46確かに。2万年前は氷河期。6千年前は気候最適期で現在より温暖化。千年前は中世温暖期で、そのあと小氷期でしたから、この手の統計の今と変わらないという前提は成立しないのでは?@chat_noir062 @disaster_i
2011-09-24 19:41:50気象のデータを取り始めて何年だっけ。データ100年分もあったっけか?データ無しに「千年に一度」「2万年に一度」って言って良いのかな?【asahi:雨量、過去最多の倍 熊野川流域「2万年に1度」 - 関西】 http://t.co/HD7ALOuX
2011-09-24 20:20:47@disaster_i 46年分のデータを確率処理したら確率1/20000年相当でした」ってだけですよね。確率処理しただけだから、そもそも環境の変化とか関係ない。記事自体そんなにおかしいとは思いません。
2011-09-24 20:27:07@hayarin 「46年分のデータを確率処理したら確率1/20000年相当でした」はその通りなのですが、先日の雨が「2万年に1度しかおこらない雨だ」ととらえられてしまうと違和感を覚えます.
2011-09-24 20:32:25数字的に「2万年に1度」と言ったら分かりやすいかもという親切のつもりが非難受けたら凹むぽ。民主の川内議員が原発に関して「原爆何個分なんだぉ!」とか訳分からないこと言ってて、ぱっとイメージできるものさしをみんな欲しがってるとは思った。。。
2011-09-24 20:36:47@disaster_i 仰るとおりですね。じゃあ次は2万年先まで降らないのか、と思わせてしまいがちですね。あくまで、明日また確率○○年雨量が降るかもしれない、ということですよね。
2011-09-24 20:42:26熊野川流域「2万年に1度」の件。データ46年分しかないのにおかしい、とかの意見出ちゃうのは違和感あるなぁ。説明不足っていうことかしら。
2011-09-24 20:46:44