- sanjyoukan
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25話についての個人的感想的なもの吐き出し。大きなスクリーンで二度も見たのに心が高揚しすぎていて、結局今やもう細かい部分を色々と忘れていますのでとんちんかんな部分とかあったらすいません。ということで、物語の一区切りです。ええ、これはあくまで一区切りだと思っています。
2011-09-19 01:43:44脚本はだいぶ前に完成していて、視聴者の反応を見て変更したというようなことはない、ということのようですが、もしタイバニが本当に25話で完全に終わりとなり、25話はタイバニというものの総仕上げとなるはずの回だったなら、正直なところ不完全燃焼かなという印象は否めませんでした。
2011-09-19 01:47:33ただし、タイバニという世界がまだ終わっておらず、けれどもその世界の中での一つのエピソードにひとまずのエンドが付く、と考えるのであれば、とても綺麗にまとまった話だったと思います。つまり1期の終わりの時みたいな感覚です。
2011-09-19 01:49:53バニーが4歳からずっと抱えてきた両親を殺した相手への復讐はひとまず果たされ、心の中を占めていた重荷を漸く下ろすことができた。虎徹は能力減退という問題を正面から受け止めて、その上でヒーローを続けることを選んだ。そしてそれぞれが改めて、バディとなった。
2011-09-19 01:53:58けれどもそれでは、ある意味世界は現状維持のままです。ルナティックは結局未だダークヒーローとしてシュテルンビルトに残り続けていますし、バニーもやっと4歳からの時間を進めはじめたとはいえまだまだゆっくりの成長途中。そしてラストの紙幣のウロボロスマーク。
2011-09-19 02:00:43作品は終わっても世界が完全な平和に包まれるわけではなく、これからも彼らは様々な問題を抱えたリアルな社会に一生懸命に生きて、笑い泣き苦しみもがきながらも世の中を守っていくんだよ、という、含みを持たせた終わりにしたかったのでしょうかね?もし25話で世界を閉じようとしているのなら。
2011-09-19 02:06:06ご都合主義のようなこれで全部良くなったんだよ!ハッピーエンドだよ!!ではなく、あくまで現実的な感じで、一つの大きな問題にはカタがつき、彼らは少し前に進んだけれども、でもまだまだ彼らの人生は続いていくんだよ的な。
2011-09-19 02:10:12しかしその余韻は、現在の人気とも相まって、続編への期待へ繋がってしまう。案外そういうのを狙う部分もあったのかしら。終わらせるつもりではあるけれど、もし続けられる環境が整うならそれが可能なようにもしておこう、と。まあでもここはストーリーとは関係ない作り手の思惑部分なのでまあいいや。
2011-09-19 02:13:46さて25話ですが、虎徹さん!ああもうかっこよかったですね虎徹さん。あんだけフルボッコにされてたのに飄々と起き上がりましたねよかったほんとよかった。斎藤さんのスーツの強度と虎徹さんの身体の強靱さに拍手。楓ちゃんにもお父さんかっこよかったと言ってもらえて夢が叶いましたね。
2011-09-19 02:19:08虎徹さんは主人公だけあってものすごく綺麗にすっきりとまとまって終わっていたと思います。様々な要因で悩んだりもしたけれど、それを全て受け入れた上で、すっきりと清々しい顔でヒーローであることを辞めたのも良かったし、その上で再度、ヒーローに復帰したのも良かった。
2011-09-19 02:23:51楓が家でゴロゴロお父さんかっこわるいなどと言ったのは、これは楓なりの背中の押し方ですよね。翻せば、ヒーローのお父さんかっこいい、てことですものね。父に愛されていることを信じられて、そして父の仕事ぶりを認められるからこその、娘にしかできない背中の押し方。
2011-09-19 02:29:01虎徹は能力減退もそうだけれど、娘のために実家に帰るという部分もとても大きかったと思うので、その娘が父よヒーローであれと背を押すなら、あとは虎徹自身がヒーローを続けたいか否かというだけになる。虎徹は実家で考えたんだと思う。現在の自分はまだ、ヒーローであれるのかと。
2011-09-19 02:32:36そして出した結論が、一人くらいかっこわるいヒーローがいたっていいだろ、だったのだと思います。でもこのかっこわるいヒーロー、というのはあくまで外側からの印象でしかない。虎徹はこれまで通り、困っている人を助けるというヒーローであろうとするし、その姿は楓からはかっこいいお父さんと映る。
2011-09-19 02:36:41年齢の問題、体力の問題、能力の問題。それらの問題は消えることはないけれど、でもそれでもそれらを真っ正面から受け止めて飲み込んで(乗り越えて、ではない)、その上で、自分が可能な限りヒーローであろうとする。限界を自分で決めない。完全ではないけれど、前向きで、一生懸命。
2011-09-19 02:41:02もしかしたら相変わらず、人には本音を漏らしたりすることは少ないかも知れない。けれども以前ほどではないはず。だって彼はヒーローズへの思いも、バニーへの思いも、楓への思いも、全部21話からの流れできちんと自覚して言葉にして相手に伝えることをしてきたもの。
2011-09-19 02:44:13そうやって、自分の思っていることを大切な相手に言葉にして伝える、伝えなければいけないことがある、ということを虎徹は知ったはずだと思うので、これまでもステキな虎徹だっだけれど、これからはもっともっとステキでキュートでお茶目でああもう、とにかくいいかんじな虎徹になるんだと思います。
2011-09-19 02:47:05バニちゃん吐き出しの前に、虎徹さんの能力についてのうだうだ~。タイバニはきっと続編が来ると思っているのですが、それはまだ明示されていないので、あくまで25話でこのお話は終わったものとして考えると、虎徹さんの能力は減退し続けているのだと思います。
2011-09-19 18:18:30引退を表明したクリスマスの時が、4分もたないんだ、で、一年後が1ミニッツ。ということは一年間で3分弱の減退。このまま発動時間が短くなっていくなら、虎徹は復帰後から長く見積もっても4ヶ月程度で能力が消え、ネクストではなくなります。そしてつまりヒーローでもいられなくなる。
2011-09-19 18:21:11虎徹個人の意識としていつまでもヒーローであろうと思い続けるは可能です。けれど職業としてのヒーローはネクストであることが必須。虎徹の努力だけでどうにかなることではありません。そして虎徹はそれを充分に承知の上で、問題を抱えたままで、それでもヒーローに戻ることを選んだ。
2011-09-19 18:22:42最終話なのに色々な問題が残されているように見えたり、バニーがまだとてもかわいそうに見えたり、虎徹の能力の減退をそのまま残したり(虎徹自身のおどろきの安定感により、この問題は深刻度が下がって見えますが、よく考えるとこれもひどく重い問題ですよね)している。
2011-09-19 18:27:19すっきりしないな、と思う部分もありつつも、作品の作り手側は、そういうのをあえて狙って残したのかなと思ったりします。昨夜吐き出した、リアルな社会に生きている人間を表現する効果というか。彼らの問題にはひとまずの決着は付いたけれど、それで世界の全てがバラ色に変わるわけではなくて、
2011-09-19 18:30:51彼らは相変わらず楽しいことや苦しいことまぜこぜなあの世界に生きていて、これからも色々悩んだりしながらも一生懸命に生きていくんだよ、タイバニはそういう彼らの人生の中の、ほんの一部分を切り取ってお見せしただけなんだよ、みたいなリアル感というかね。
2011-09-19 18:33:31タイバニというアニメで描かれたことが、タイバニのあの世界の全てではないから、アニメの中の時間だけで彼らやシュテルンビルトの全ての問題が解決するわけじゃない。あの街では相変わらず犯罪が起こるし、犯罪組織もダークヒーローも相変わらず残っているままだし、
2011-09-19 18:37:15虎徹にもバニーにもまだまだ生きていく上で悩みは降りかかるだろうけれど、それでもこの次また何か問題が起こっても、タイバニアニメでお見せしたように、彼らはきっと悩んで泣いて笑って怒って、そして彼らは少しずつ前へ進んでいくんだよ。という感じにしたかったのかなと。
2011-09-19 18:40:55しかしですよ。もし、もし続編が来るのだと仮定するなら。わたしは虎徹さんの能力減退は1分まででストップしたのだと思いたい。作品中、何度も減退という単語は使われていましたが、減退からの能力の消滅、とまで踏み込んだ表現はされていませんでしたよね?(忘れてるだけだったらすいません)
2011-09-19 18:46:03