古戸ヱリカの推理 出題編まとめ

推理まとめです
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古戸ヱリカ @ErikaUmineko

口裏合わせとは、端的に言って嘘の事です。ベアトリーチェさんのゲームは嘘がトリックになってる訳です。そして、今までのゲーム盤を見る限りでは、その出題の対象者が戦人さんに限定されているように見えます。ベアトリーチェさんは戦人さんに向けて嘘というトリックを使っている。

2022-08-29 21:55:28
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

ミステリーで暴くべきは3つあります。フーダニット。誰が犯人か。ハウダニット。どのような手段で実行したのか。そして最後にホワイダニット。何故事件を起こしたのか。フーダニットについては再考の必要性が出てきました。ハウダニットについては嘘のトリックで確定と言っていいでしょう。

2022-08-29 21:55:41
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

最後に残ったホワイダニットこれは私がそもそも考えすらしなかった部分ですが、ベアトリーチェさんのゲームでは、むしろここを考えるべき、という事ですか。

2022-08-29 21:55:46
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

ホワイダニットとは結局は心の事であり、ミステリーという論理パズルの世界においては、思考によって導き出される類のものではありません。しかし、それはあくまでも一般論であって、推理可能に出来ているミステリーも存在します。

2022-08-29 21:56:08
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

つまりは、ベアトリーチェさんは……戦人さんに心を理解してほしい、という事でしょうか?あーはははははははは!!心!!あの魔女が心!!

2022-08-29 21:56:16
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

仮説構築。ベアトリーチェさんのゲーム盤の犯人は私は紗音さんだと思っていました。しかし、戦人さんのプレゼントを考慮した結果、魔女がゲーム盤に紛れ込んでいる可能性が出てきました。そう、偽りの魔女が。

2022-08-29 21:56:43
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

ロジックエラーの密室から逆算して分かる一つの仮説は、人格表現を根本にした同一人物トリックです。これをベアトリーチェさんは嘘というトリックを核にして戦人さんを対象に出題しています。ハッキリ言いましょう。これは異常です。特殊と言ってもいいかもしれません。

2022-08-29 21:56:58
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

万人に向けたミステリーはもちろん万人が解ける可能性があります。本来ミステリーとはパズルなのですから、数式のように、計算式のようにパズル的に導かれるものであり、それが本来のミステリーの楽しさな訳です。しかし、ベアトリーチェさんのゲーム盤の謎は戦人さんにしか解けない可能性があります。

2022-08-29 21:57:17
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

対象者が戦人さんだからです。極めて特殊なトリックをベアトリーチェさんが使う理由、それを考えなければならない気がします。

2022-08-29 21:57:24
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

戦人さんにしか解けないミステリー?……面白いじゃないですか。在島人数に関する赤字を出したのが運の尽き。すでに私は複数の仮説を構築しています。特定の人間に出される極めて特殊なミステリー。それでもミステリーの大原則をどんな出題者も逃れる事はできません。

2022-08-29 21:57:50
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

そう。ノックス第8条。そしてヴァンダイン第1則。どんなミステリーを出題者が出そうが自由です。どんなに難解で特殊なトリックを使ったミステリーも、手掛かりを配置する場合に限って全て許されます。

2022-08-29 21:58:05
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

逆に言うならば、手掛かりを配置しない物語はもはやミステリーではありません。それはファンタジーと呼ぶ物語だからです。

2022-08-29 21:58:10
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

この古戸ヱリカにミステリーを出題して真相を特定不能と思うその傲慢。粉々にしてあげますよ。封印していた特殊な思考法をいまこそ解きましょう。

2022-08-29 21:58:40
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

手掛かりを配置したミステリーは、その手掛かりの配置に出題者が意図を込めるものです。それは具体的トリックがどうこう、犯人がどうこうといった、ミステリーで解くべき基本的な部分に限りません。

2022-08-29 21:58:54
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

実は多くの出題者は何気ない、一見ミステリーで解くべき3つの基本的な部分以外のシーンに、物語の読解として得られる部分に重要な意図を込めるものなのです。何気ないシーンが実は重要な手掛かり、もしくは真相そのものだったりするのです。それこそが出題者が配置する手掛かり。

2022-08-29 21:59:09
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

連鎖考察思考法。どんなミステリーもこの思考法から真相を逃がすことはできません。あらゆる部分と連鎖的な繋がりを構築するこの思考法は手掛かりを配置するミステリーを完全に殺す最悪の相性の武器と言っていいでしょう。

2022-08-29 21:59:14
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

ひとつ例を出しましょう。ロジックエラーの密室。あの密室トリックは実は第6のゲームに限って考える場合、説明付けをしなければいけない部分が4つ存在します。

2022-08-29 21:59:37
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

ベアトリーチェさんは赤字をかなり語ってくれましたが、実はミステリーに挑むにあたって、「赤字に抵触しなければ何でもあり」は全然違います。その思考法を取るとむしろ解法分散状態に陥ります。つまり特定不能、という状態です。

2022-08-29 21:59:44
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

ロジックエラー密室は第一に赤字に抵触せずに構築可能な解法である事。これは最低限満たすべき部分であり、これを満たせば解法として成立可能な訳ではありません。重要なのは他の3つなのです。私が全部で4つ思いついただけで、もしかすると5つ目も存在するのかもしれません。

2022-08-29 21:59:56
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

第2にシーン読解から得られる出題者の配置した手掛かりです。ロジックエラー密室はベアトリーチェさんが、恋の試練を経て得た何らかの真相に基づいて出された密室トリックです。であるのならば、当然あの恋の試練が密室トリックの解法と関連していなければなりません。

2022-08-29 22:00:25
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

こういった部分は「物語的な整合性もキッチリ追求する」という意図で整合性を取るべき部分です。トリック的には赤字に抵触していなくても、恋の試練と何の関係もない解法は出題者の意図から外れる可能性が極めて高い。それはつまり、不正解の可能性が跳ね上がる、という事です。

2022-08-29 22:00:41
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

連鎖考察思考法は完璧ではありませんが、ミステリーに挑む際に出題者の意図に近付くための連鎖性要素の追求なんです。正解を当てる可能性をあげるための思考法です。

2022-08-29 22:00:45
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

そういう意味で第3にフェザリーヌが語った「ベアトリーチェの心臓を使えばなんとかなる」発言との整合性です。

2022-08-29 22:01:13
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

フェザリーヌはベアトリーチェの心臓が密室トリックを解くための重要な手掛かりのような発言をしていました。そもそもベアトリーチェの心臓とは何なのか、という前提がこの場合極めて大事です。

2022-08-29 22:01:26
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

第4のゲームを緻密に見ていくと、ベアトリーチェの心臓が出題されるシーンで、ベアトリーチェさんは妙な行動をとっている事が分かります。

2022-08-29 22:01:47
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