古戸ヱリカの推理 出題編まとめ

推理まとめです
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古戸ヱリカ @ErikaUmineko

今から心臓を晒すから、と言ってベアトリーチェさんは両手を上に掲げる。すると両手に光が集まって来るわけですが、何故か光が右手から消え、右手を下ろし、左手だけが光った状態で「私はだぁれ?」という出題がされます。

2022-08-29 22:02:01
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

この光を失って下ろされた右手は一体なんなのかが論点になる訳ですが、ラムダデルタ卿が我が主に言っていましたね。「右手を下ろしたの気付いた?まだあの子はどぎつい奥の手を隠しているわよ」と。

2022-08-29 22:02:13
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

光を失わずに出題された左手はおそらく爆弾でしょう。では下ろされたどぎつい奥の手である右手が指し示すもの、それがフェザリーヌの意図するベアトリーチェの心臓の意味なのでしょう。

2022-08-29 22:02:28
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

なので、第3の整合性を取るべき部分として、爆弾以外の物語の根幹になっているどぎついトリックである、という部分の説明がつかなければなりません。

2022-08-29 22:02:33
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

最後に、あからさまに提示された物語の地の文「この物語最大の謎はもうすぐ明かされる」という表記。ロジックエラー密室の解法は、この物語最大の謎でなければなりません。

2022-08-29 22:02:45
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

さて、私が見つけた手掛かりは以上の4つな訳ですが、この4つを満たす解というのは一体どれだけ存在するのでしょう。これこそがミステリーにとって最悪の相性である思考法、そして挑み方なのです。

2022-08-29 22:03:05
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

ベアトリーチェさんのゲーム盤もこれから逃れることはできません。たとえ戦人さんに対して出題したものであっても、私にも絶対に解けるはず。いや、解けなければならない。それがミステリーだからです。ミステリーの歴史に誓って、私に解けないはずがない。私が解けないのならミステリーですらない!!

2022-08-29 22:03:15
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

解けない可能性すら考えない探偵というのは、出題者にとってどういう存在なのでしょうね。さながら悪魔のような存在でしょうか。

2022-08-29 22:03:44
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

ふふふ…何だか久しく忘れていた気がします。ミステリーの本当の楽しさを。私の取る思考法は出題者を心から信頼しないと取れない手段です。だからずっと封印していた。本当にベアトリーチェさんの出題を解きたいのであれば、手掛かりを配置してくれていると信じなければならない。

2022-08-29 22:04:06
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

ベアトリーチェさんを信じなければ、連鎖考察思考法は取れません。これは手掛かりの配置を大前提にしている王道ミステリーに挑む場合の方法論だからです。

2022-08-29 22:04:21
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

どうせミステリーの皮を被ったファンタジー。今までの私にはそんな甘えがなかったと言いきれない。ハラワタ引き裂いて魔女の正体を暴いてやろうくらいの軽い気持ちだったのかもしれない。

2022-08-29 22:04:41
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

でも、本当に解こうと思うのならば、私はここで選択しないといけない。ベアトリーチェさんのゲーム盤がミステリーなのか、ファンタジーなのかを。

2022-08-29 22:04:56
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

私はミステリーを貫けば、どんな物語も解ける自信があります。しかし、そもそもミステリーですらないのなら……

2022-08-29 22:05:12
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

一つ。興味がある部分があります。それはベアトリーチェさんのゲーム盤がかなり特殊な作りである事。推理する者にホワイダニットを解かせようとしている可能性があります。つまり心です。

2022-08-29 22:05:27
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

本来心は論理的にパズル的に導き出されるようなものではありません。しかし、もしかすると、今までに味わった事のないミステリーが味わえるかもしれません。今までのミステリーに無かった新しい楽しさがもしかするとあるかもしれない。

2022-08-29 22:05:41
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

それは、私が出題者を信頼し、ミステリーとして挑むに十分な理由になるんじゃないでしょうか。

2022-08-29 22:05:51
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

いいでしょう。今回はベアトリーチェさんを心から愛してあげます。その代わり覚悟してくださいね?私の愛は重いですよ?

2022-08-29 22:05:58
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

ちょっと足が疲れてきたので椅子を探していたんですが、忘却の深遠って結構なんでも捨ててありますね。乱歩先生の人間椅子に出てきたみたいな、立派なソファーみたいな椅子があるんですが。

2022-08-30 09:39:25
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

コンコン。誰かいるんでしょう? コンコーン!!

2022-08-30 09:40:14
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

よっこいしょ。冗談はさておき。

2022-08-30 09:40:56
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

さて。一通りベアトリーチェさんのゲーム盤を見なおした訳ですが。材料は揃いました。あとは思考するだけです。

2022-08-30 12:44:35
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

同一人物説を人格主体で考える際に、まず気になるのは第2のゲームの事件開始前までの物語です。ひたすら紗音さんと嘉音さんの恋愛が描かれます。当初バカバカしくて適当に見てた部分ですが、彼らが同一人物なのだとすると、あそこはむしろ手掛かりの配置、と見るべきシーンだった訳です。

2022-08-30 12:44:56
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

紗音さんは譲治と恋をしている。そして嘉音さんは朱志香に恋をしている。まぁ嘉音さんはまだ恋のスタート地点に立つか立たないかという感じですが。彼らが同一人物なのだとすれば、違和感が出てきます。一人の人間が別々の人物を好きになっている。

2022-08-30 12:45:55
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

これは第6の物語において戦人さんが描いた恋の試練と非常にテーマ性が似ています。戦人さんのヒントを考慮するならば、人を恋する資格は男女が1組である事。愛する人は一人である事。恋愛におけるスタート地点において、すでに複数の恋をしているなんてのは論外である、という主張です。

2022-08-30 12:46:23
古戸ヱリカ @ErikaUmineko

つまり、第2のゲーム冒頭は、一人の人間が複数の恋を並立させているという説明をしているわけです。注目なのはベアトリーチェさんの扱いですね。同一人物説においてベアトリーチェさん、これは非常に怪しい配置にいます。これはブレザーで出てきた駒のベアトさんの事です。

2022-08-30 12:46:52
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