- hadukino_tc
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不変のものなどないと分かっていても、すがりたい思いが消えるはずもなく、変化することへの不安を断ち切れないままに望まぬ船出を迎える
2011-09-07 05:31:24不変のものなどないと分かっていても、すがりたい思いが消えるはずもなく、変化することへの不安を断ち切れないままに望まぬ船出を迎える
2011-09-07 05:31:24言葉を紡ぐことをひと時でもやめてしまったら、今すぐにでも息絶えてしまう、わけでもない。命を懸けて向き合わなければ、誰かの命をノックできない、というものでもない。それならいったいなんなんだろう
2011-09-11 00:51:04地下鉄の車内でいやいや人生を送っている人を見た/いやいや日々を送っているだけなのかもしれない/いずれにせよあんな顔で居ては/自分の人生を不幸にするだけだ/反面教師にしよう/そう思い/もう一度その人の顔に眼を向けた/それは暗い地下鉄の壁を背景に/窓に映った自分だった #twpoem
2011-09-21 07:36:03疾走する轟音/ 揺れる車体/ だけど電車は停車中/ 横殴りの雨/ 軋む窓/ 閉じた車内は水浸し/ ぬれた傘つけんじゃねぇ/ てめえが押してきたんじゃねぇか/ 不快といら立ちが荒れ狂う/ どこもかしこも/ 台風被害 #twpoem
2011-09-21 20:14:52夜空を見上げて/ 言葉を探して/ 星のささやきなど/ 聞こえない/ 頭でっかちなぼくは/ 星座早見表や/ 天体望遠鏡にしがみつき/ 宇宙開発のニュースを/ しゃにむに追いかける/ ぼくの言葉の宇宙項は/ いつ見つかるんだろう #twpoem
2011-09-25 21:47:46赤く染まった東の空を見て/ 僕はさそりの火を思った/ ほんとうのさいわいを/ だれもが求めてる/ 朝焼けの光のなか/ 自分が生きるのに/ せいいっぱいの一日が始まるけど/ もしさいわいが見つかったなら/ 君と少しでも/ 分かち合えたらいい #twpoem
2011-09-26 08:09:40並木道/歩道橋/高架下/商店街の軒先/夜明け前の雨の中を/傘を差さずに歩く/濡れずに駅まで辿り着ければ/いいことがあるかも/ほんのちょっぴり/童心にかえって/朝からちょっと楽しくなる/ほら/ほんのちょっぴり/いいことがあったじゃない #twpoem
2011-09-27 05:32:17きみがみつけた小さい秋を/ きみはきみの目で/ きみの耳で/ きみの手で/ きみの鼻で/ きみの口で/ きみの心で/ 体いっぱいに/ 感じ取ろうとしている/ きみはもう/ 大きな秋に包まれている #twpoem
2011-09-27 07:03:55一日過ぎるたびに/ 夜明けが遅くなり/ ひと吹きごとに/ 風が冷たくなる/ 人の装いも/ 木々も/ 街の風景も/ いつの間にか衣替え/ この気持ちもまた/ 実り豊かに/ 深まる紅葉のように/ そうありたいと願う #twpoem
2011-09-30 07:55:52私は貴方を愛していると思っていた/ それは私の思い込みで/ 私は貴方に愛されていると思っていた/ それは私の独りよがり/ 貴方は私を愛していると思っていた/ どうも貴方は私を愛していないらしいと悟ったが/ それでも愛しているふりを続けなければいけないと思っている #twpoem
2011-09-30 08:39:39夜が訪れ/ 深まるにつれ/ 空に夢が/ ぽつり/ ぽつり/ 瞬き始める/ 夢を結んで/ 物語が生まれ/ 僕は一晩中/ 夢を見るんだ #twpoem
2011-10-02 00:13:50青空を往く/ 鳥の群れ/ 遠い昔/ 置き去りにした/ 憧憬/ 名も知らぬ/ どこかの土地/ 太陽の歌を謳う/ 向日葵たち/ もう一度/ 夢見てもいい/ 新たな旅/ 新しい生活を #twpoem
2011-10-02 00:17:42あなたはどこに言葉をこぼしてくるのかと/ 真顔で聞くので/ いやむしろ拾ってくるのだと/ 真顔で答えたら/ あなたはひどく怒ってしまった/ 無一物のわたしには/ ろくな言葉も残っていない/ だからさ/ ほんとうのことを伝えても/ あなたにまっすぐ届かないんだ #twpoem
2011-10-02 00:29:55自分はなかなか寝付けないというのに お星さまたちは雲のベッドでぐっすり眠ってる こんな時くらいいっしょに起きててくれてもいいじゃない #twpoem
2011-10-02 03:04:43今きっと綺麗な朝焼けがでているのだろう/街の屋根屋根の上はすでに/オレンジから青へ/燃えるような赤は拝むこともできない/いつもと違う電車に乗って/見晴らしのいいどこかへ行ってしまいたい衝動にかられるのは/いつも手に届かないものを実感したとき #twpoem
2011-10-07 05:32:04ぼくの破れかけたコートの/ ポケットの奥に/ どうしようもないくらい詰め込んだ/ がらくた達/ 手放さなければ/ いつか宝物に代わると信じて #twpoem
2011-10-09 19:41:06