ハリウッドはなぜこれほど左傾化しているのか？

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動画『ハリウッドはなぜこれほど左傾化しているのか? 』を訳してみた。トップスターから下働きのスタッフまで、ほぼ全てのハリウッド住民が政治的に左派なのはなぜか? 理由は山ほどあるが、必ずしも褒められた理由ばかりではない。芸能記者のクリスチャン・トトが解説します。 youtube.com/watch?v=l6iWCB… pic.twitter.com/BqBUpr92FT

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ハリウッドはなぜこれほどまでに左傾化しているのか? 芸能ジャーナリストで映画評論家の私はこうした質問をよく受ける。ハリウッドがアメリカの写し鏡なら、この金ピカの街の半分は赤 (共和党支持) で半分は青 (民主党支持) のはずだ。だが、まったくそうはなっていない。 なぜか? 理由は5つある。 pic.twitter.com/D8PiaFoB1D

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その1。罪悪感 主役級の俳優は映画に出ることでありえないほどの金を稼ぐ。彼らはあきれるほど幸運だ。彼らもそれを知っている。そして、それについて罪悪感を抱いている。この罪悪感を和らげなければならない。自分より幸運でない人、つまり必要な証明書類を持たない移民、誤解された犯罪者、女性... pic.twitter.com/0lXU8xBG0G

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...黒人、同性愛者、トランスジェンダーのために声を上げることほど、罪悪感を和らげるのによい方法はない。そして神の名にかけても、この惑星を救わなければならないではないか！人類を救っているときに、どうして罪悪感を感じられようか。特にあなた自身が何の犠牲も払わなくて済むのだとすれば。 pic.twitter.com/fJsIsgm7PS

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その2。意義の必要性 過去のある時点において (おそらくは多くの健全な考えが劣化した60年代に)、一般大衆ではなくセレブたちの間で、エンターテインメントを提供することそれ自体に価値があるという考えが失われてしまった。 pic.twitter.com/HloNOLXc3W

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演ずることで金と名声は得た。しかし、意義はどうだ。そして、意義は金や名声よりも重要だ。特にそれが正しい目的について正しいことを言うだけで簡単に手に入るのであれば。こうした目的が常に左翼的なものであることは、偶然に過ぎないのだろう。 pic.twitter.com/3rUBINlD1Q

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その3。愛される必要性 愛されたいと思わない人や、褒められたいと思わない人はいない。だが、ほとんどの俳優は、愛され、褒められるために生きている。俳優にとっての成功とは、見知らぬ人に憧れられることなのだ。映画スターが、国境での取り締まり、中絶反対派、不動産業界の大物などを… pic.twitter.com/fX4WZSizSk

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…激しく非難し、それを誉めそやす記事がメディアに踊れば、さらに愛と賞賛が集まる。 それだけではない。「声を上げた」だけで勇敢だと言ってもらえるのだ。アカデミー賞の授賞式で「銃による暴力」についてわめきちらせば、「力強い声明」と受け止めてもらえる。こんなにおいしい話はない。 pic.twitter.com/yXzml3cnBN

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アカデミー賞についていえば、誰もができるなら賞を獲りたいと考えているだろう。しかし、政治的に間違った立場をとる人間だと疑われれば、その望みは消えてなくなる。 pic.twitter.com/XPJWHjH0lJ

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その4。仕事の確保 雇用の安定などというものはハリウッドには存在しない。一流スターから下働きのスタッフまで、誰もが雇用に不安を抱いている。そこで、雇わなくてもすむ理由を少しでも与えないように、ハリウッドの住人たちは、左翼が最近熱狂している事案についてツイッターや… pic.twitter.com/qFEQgUboAw

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…インスタグラムにウォークなメッセージを連投する。 これは、職場仲間や、特に雇用主に対して明確なメッセージとなる。「私は前向きな考えを持つ進歩派ですよ。あなたの同類ですよ」というメッセージだ。 pic.twitter.com/Yfe6L1D4Lc

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この教義に逆らえば、法外な代償を支払わされることになる。Disney+ の人気シリーズ『マンダロリアン』に出演していたジーナ・カラーノに尋ねればよい。保守派はその政治的信念のせいで迫害されていると発言した彼女は、番組から降ろされ、ハリウッドからも干されてしまった。 pic.twitter.com/wMfCPYGfHY

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また、トランス女性は生物学的な女性とは異なるという発言をしたシンガーのメイシー・グレイに何が起こったか考えてみよう。この背教行為について情け容赦なく叩かれた彼女は、数日後には発言を完全撤回した。 pic.twitter.com/l4cJ4rCi3E

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その5。右であれば、間違っているに違いない 保守派の思考は「憎悪」と「拒絶」に根差しているという思い込みがハリウッドにはびこっている。保守派はゲイやマイノリティを憎んでいる。科学を拒否している。アメリカが構造的にレイシストであることさえ拒否している、などなど。 pic.twitter.com/on7xceRTqw

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憎しみに取りつかれた者たちが権力を握ったらどうなるか想像してみろ、と彼らは嘆いてみせる。ファシズムに陥るくらいですんだらまだマシな方だぞ、と。 pic.twitter.com/rDdeI0wzsh

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これが、政治的な風向きがかわるとセレブたちがヒステリックに反応する理由である。ハリウッドの活動家たちは、「この件では負けたな」などとはけっして言わない。「世界の終わりだ」と言うのである。そして、彼らにとっては、ほんとうに世界の終わりなのだ。 pic.twitter.com/T8AHok1V0a

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皆さんがこう尋ねるのが聞こえてくる。「なぜ私たちはハリウッドの俳優たちが考えることを気にかけなければならないのか?」。私もそう思う。しかし、現実として多くの人が気にかけてしまうのだ。一流のスターはアメリカの王族なのだ。 pic.twitter.com/7TNwcswwIM

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そして、好むと好まらずにかかわらず、彼らには発言力がある。彼らが政治的な立場を執拗に主張すれば、私たちの分断は深まる。 pic.twitter.com/1Kzhrs91zE

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私たちは気にかけなければならない。異なる考えを持つ者を業界全体で差別するのは単純にアメリカの価値に反するからだ。1950年代にハリウッドで赤狩りの嵐が吹き荒れたとき、リベラルはショックを受けた。いまなぜ彼らはショックを受けないのか? pic.twitter.com/6W7ifDfgAS

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私たちは気にかけなければならない。さまざまなリベラルの偽善を受け入れるわけにはいかないからだ。彼らは誰も銃を所持するべきではないと言いながら、民間警備会社を雇う。誰もSUVを持つすべきではないと言いながら、お抱え運転手付きのシボレー・サバーバンで移動する。 pic.twitter.com/dML76ULv83

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二酸化炭素の排出により地球が破壊されていると言いながら、カンヌに行くためどころか、町の向こう側に移動するときにすらプライベート・ジェットを使う。 pic.twitter.com/MzcC8c9Dyi

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もちろん、彼らの映画やテレビ番組を見るのをやめるのもいい。しかし、私たちがほんとうに望むことは、彼らが最も得意とすること、笑いと涙で人々を結ぶことに力を注いでくれることだ。つまり、演じることである。そうしてくれれば、どんなに彼らを愛してしまうだろうか。 pic.twitter.com/uPQoi9HTSC

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HollywoodInToto.com の創設者で、『Virtue Bombs: How Hollywood Got Woke and Lost Its Soul (美徳の爆弾: ハリウッドはどうウォークに走り、その魂を失ったか)』の著者のクリスチャン・トトでした。(了) 英文スクリプト: prageru.com/video/why-is-h…

浅羽通明 bot @bot_asaba

法と正義がイコールだと考えるのはちょっと無理ですね。一般人の正義感覚からはちょっとずれたところが、法律にはどうしてもあるのです。

浅羽通明 bot @bot_asaba

欧米では、欲深くどこまでも利益を追求するブルジョワジーが、そもそも権利を中心とする近代法体系を発達させたんですよ。 日本では、国家が近代化を指導したから、個人の権利主張の正当性の考えは、欧米のようには根づかなかった。