（児ポ単純所持規制・非実在青少年規制）反対派は何をすべきかの私的考察

chokusin🌐 @chokusin

規制を推進しようとする側への敵愾心、特定の人物へのヘイトスピーチめいたpost、さらには規制に反対するもの同士（同志か）でも妙なレッテル貼りとか。こんなことばかりしていて得るものはあるのかなーと暗澹たる気分になる。 #hijitsuzai

chokusin🌐 @chokusin

改正案を押し戻す、理想としては一度廃案にし改めて慎重且つ丁寧な議論を求める（かなり難しいだろうが）。仮に実現できたとしてその後は？ 規制反対を唱えている人たちの対案ってどんなものなんだろう。 #hijitsuzai

大熊　元治 @buzz2300

(1)独り言になるかもしれませんが、自分の考えをつぶやいてみたいと思います（最初にお詫びしておきますが、とても長いつぶやきになります） RT @chokusin 前略)規制反対を唱えている人たちの対案ってどんなものなんだろう #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(2)これには異論が多く寄せられるかもしれませんが、私は、ある条件付きでなら、規制が成立しても良い、というか仕方ないと思っています。その条件とは、①客観的根拠に基づく②公正な議論が行われたならば、ということです #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(3)私が今回の児ポ法や都条例の改正で我慢ならないのは、①客観的根拠も②公正な議論もどちらもないことです。①については何ら統計やデータに基づかず「日本は児童ポルノ大国」「児ポが性犯罪を助長」などと言われ #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(4)②については与党PTや○○委員会といった諮問機関という「密室」で、賛成派のみを集めて全てを決め、開かれた議会での議論をほとんど行わずに拙速に成立をはかるという、民主主義の意思決定プロセスを蔑ろにしたものでした #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(5)ただし、①については一部（全てではない）の反対派・慎重派の根気強い活動によって徐々に周知されつつあります（まだまだ啓蒙の努力は必要ですが）。しかし②についてはいまだ改善が見られず、私は現時点でこれを一番問題視しています #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(6)なので、私は自分の活動のゴールを②の公正な議論を実現すること、と思い定めています。そのためには何をすればいいのか、を考えるために、なぜ今不公正な議論プロセスになっているのかを考えます #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(7)不公正の最大の原因は、i）立法に関わる人々の固定化（いつも同じ顔ぶれ）とii）立法プロセスの不透明性（誰がいつ どんな責任に基づいて決めたのかが不明）にあると思っています。だから、これらを解消すればいい #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(8)しかしii）の解消はテクニカルな面で非常に難しいと思います。なぜなら、「敵」は陰に隠れた不可知の人物または集団なので、攻撃（もちろん誹謗中傷や暴力ではなく有効な反論や働きかけ）のしようがないからです。 #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(9)ですから、i)の解消を重点目標するのが戦略的に有効と思います。幸いに、というか、私は(4)で述べた諮問機関の、立ち上げ時のメンバーの人選に関する舞台裏をほんの少しだけ知っています。 #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(10)諮問機関の人選は、行政の担当官もしくは行政の委託を受けた業者（シンクタンク等）が行うのが通例と思います。通常は、現場が作った人選リストをもとに、関係各所の要望を入れながら候補を差し替えつつ、内定候補への打診を始めるといった感じかと #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(11)以上から「現場が作った人選リスト」に我々の意中の人物が含まれていれば、諮問機関のメンバーに選ばれる可能性が高いということがわかります。では、「（行政機関の最下層の）現場が作った人選リスト」に入る人物とはどういった人たちなのか #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(12)それは結論から言ってしまうと「常日頃（行政機関の最下層の）現場とお付き合いのある人々」ということになるかと思います（ネットの陰謀論で語られるような「利権が～」とか「金が～」というのは私の知る限り一般的ではない）。 #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(13)あまり知られていませんが、行政現場の人付き合いというのは案外狭いものです。つまり、彼らには独自の、長年受け継がれた人脈の「ご近所コミュニティー」がある。その「ご近所コミュニティー」から選ぶからいつも似た顔ぶれになる #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(14)ようは、その「ご近所コミュニティー」に反対派や慎重派のキーパーソンを入れてしまえばいい。それにはどうするか？　陳情？利権提供？金を渡す？デモ？ どれも違います。それには、ひたすら人脈を、顔をつないでいくことです #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(15)Twitter や mixi 等のネットツールはそのための武器になります。我々は、山口弁護士や藤本先生、保坂議員、浅野都議といった人たちがTwitterやmixiでつながるのを目の当たりにしてきました。この人の和をもっと広げることです #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(16)無名の我々も、キーパーソンの人の和を広げる接着剤のような役ぐらいはできますよね。それが、我々の活動の進むべき方向だ、と私は思います。それからもう一つ、忘れてはならない重要なことがあります #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(17)それは、我々が作る人の和には、アグネスや猪瀬副知事、後藤啓二弁護士といった規制派も入れるべきだということです。なぜなら、彼らはすでに「ご近所コミュニティー」のメンバーなので、彼らとつながるのがコミュニティー加入には一番手っ取り早いから #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(18)なにも規制派に迎合し馴れ合えということではありません。むしろ一歩も譲らず真剣に意見を戦わせるのがいい、ただし紳士的に。そうすれば、規制派にも一定の敬意を払う人が出てくると思っています（論敵自身は無理だったとしても周囲の人などに #hijitsuzai #jipo

大熊　元治 @buzz2300

(19)もちろん、それは口で言うほど簡単ではないと思います。理想論だという批判もありましょう。しかし、私は、奥村弁護士とアグネスの議論（http://togetter.com/li/14563）のあり方が一つのヒントになると思っています（終） #hijitsuzai #jipo

chokusin🌐 @chokusin

今回の件、反対側が初動から対応を誤った印象がある。それも戦略・戦術の両方で。もちろん急な話、いわば奇襲に近いものだったからやむを得ない部分はある。だが相手はかなり前から準備を進めていたし、我々もそれを察知することは可能だったはずだ。 #hijitsuzai

chokusin🌐 @chokusin

難しいのは短期的な対応と同時に長期的な対応を行わなくてはならないことだ。だがこれにしても取り組む機会は今までにいくらでもあったはず。取り組みを怠り相手に隙を見せ、見事にそこを突かれた。油断、驕り、どう表現してもかまわないが。 #hijitsuzai

chokusin🌐 @chokusin

短期的な対応、これは改正案が議会を通過し成立することをひとまず押し止めること。この場合、ネックになるのは反対側に立つものに政治へコミットできる人物が見当たらないこと。@buzz2300さんが指摘されたように議論の場にすら立てないのだから。 #hijitsuzai