『生き物を飼うとは』瓶詰めで飼えるエビが可哀想？実は生態系に基づく理由があった。

SONOアクアプランツファーム @sono_aqua_pfm

『生き物を飼うとは』 瓶に数匹の小エビが入った商品を見つけた。餌やりも換水も不要と言う。蓋も付けたままにしてと。 こんな小さな瓶で餌もやらずに蓋をしたままなんて。エビが可哀想だと思った。 中のエビは通称“ホロホロシュリンプ、スカーレットシュリンプ”と呼ばれるハワイ原産の小型エビ。↓ pic.twitter.com/HCuxeSWcv5

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物は試しにと、言われるままに瓶で飼育した。結果、何ヶ月でも年単位でもなーんの問題もなく好調に飼育出来る事がわかった。自然発生する藻類を食べ、コルク蓋は酸素を通し、蒸発による塩分変化を防ぐ。 このエビは海水と雨水が溜まる溶岩海岸の窪地にできる潮だまりに棲むという。飼育水は汽水。↓ pic.twitter.com/MedKPFwJhM

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つまり瓶詰め飼育は理に叶っており、適正飼育環境だったのだ。 むしろ下手にいじると調子を崩すこともわかった。これには驚いた。 最初に抱いた「瓶詰め可哀想」は、無知な私の杞憂だった。 “こまめに手入れすることが飼育”は私の固定観念で、“放置することが適正飼育”という生き物もいたのだ。↓ pic.twitter.com/SGeBv6wG1k

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かつてこんな経験をした。子供の頃クロッカスやヒヤシンスの水耕栽培が好きだった。 ある年、信州の水凍る厳冬は可哀想と、それらをストーブのある部屋で冬越しさせてあげた。 翌春、葉だけが異様に伸びて花が咲かなかった。調べるとクロッカス等は冬の寒さに曝さないと花を付けないのだと。↓

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その時、人間の感覚と生き物の好適環境とは違うんだと知った。 とかく人間は生き物を擬人化し、感情的になる傾向にある。 例えば産卵時のウミガメが涙を流す様子に、産みの苦しみをイメージしたり(実際には目の横にある塩類腺による体内の塩分調整＋眼球の乾燥防止)。 前述の私の瓶詰めの件もだ。↓ pic.twitter.com/0mjJQTr7dl

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結局、生き物を飼うとは、自然環境をよく調べ・研究し・試行錯誤を積み重ねるしかないのだ。 持論だが、生き物をペット視する態度（擬人化して感情的に扱う）は、上記とは対極的な思考であると思う。生き物の尊厳を軽視しているのではと。アライグマの事例然り、エキゾチックアニマルの密輸然り。↓

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今私はホロホロシュリンプの繁殖を狙っている。そのために少し大きな瓶でハワイの潮だまりを作った。 調べると“十数年間無給餌・無換水で長生きしている”、“蒸発で塩分濃度が高まった時に繁殖した”等の情報が集まり興味深い。 うちのは10ヵ月経過。繁殖の兆しはない。ハワイの潮だまりは遠い様だ。 pic.twitter.com/ipthai5mRx

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あきお〜秋漢〜 @haluonatuoakio

@sono_aqua_pfm この飼い方で飼ってみたくなりました‼️

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@rcapasula カミハタさんが販売されておりますので、全国各地のペットショップ等でお取り寄せ可能かと思います。 また、カミハタさんのHPで飼育方法詳細が掲載されております。 ご参考まで🏝️😊

だらくず(フォロバ不要) @Darakuzu12345

@sono_aqua_pfm すげぇ(語彙力消失)

ゆき. @some_miyu

@sono_aqua_pfm はじめまして。 『ソロモンの指環』に出てくるローレンツアクアリウムを思い出しました！ 試行錯誤されて飼育に取り組まれているお姿が浮かび、率直に素晴らしいと感じました😊

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@some_miyu まさにです🥰 コンラートコーレンツ博士の思考は、私の“小さな生態系を構築する”アクアリウムの先生であります。 『ソロモンの指輪』の文字を目にして感激しております。ありがとうございます😊

いのぱ @inopapapa

@sono_aqua_pfm この商品欲しかったけど、ハワイの潮溜りからエビちゃんが採取され続ける事になるなと思ってしまい踏みとどまった

むらきんぐ@ぽったいし @rikyuu_home

@sono_aqua_pfm 10年ぐらい前に似たようなエビの飼育ビン買ったことあるんですけど、中の藻が繁殖しすぎてビンが巨大なまりもみたいになりまして、どこまで生きていたのかなと、ふと思い出しました。