だいたい「今こそ音楽の力を」「音楽で日本を勇気づけよう」とか躊躇なくゆうてしまえるということは、音楽がもつ効果とか機能とかについて真面目に考えてません、と白状してるのに等しいとおもうけどな普通
2011-08-06 23:28:52「音楽が人に与える影響」というのは心理学科の学生が卒論でよくやりたがるテーマだ。やってみると「明るい音楽を聞くと明るい気分になる」「暗い音楽を聞くと暗い気分になる」レベルのことでも、実際に生じていると確認することは著しく困難だ。
2011-08-07 08:19:24もちろん「あなたは明るい音楽を聞くと明るい気分になりますか」と聞けば多くの人は「はい」と答えるのだが、「ほんとうに明るい気分になっているか」をより客観的な方法で検証しようとすると難しいし、結果もなかなか出ない。
2011-08-07 08:21:45ましてや「音楽が人を励ますか」「音楽が人に力を与えるか」といったレベルの話については「その証拠はほとんどない」といってよい。自分自身は主観的に「音楽に励まされ力を与えられている」からこそこのことは強調しておきたい。
2011-08-07 08:24:54自分が何かで励まされ元気づけられた「気がする」ということと、それが自分以外の人も励まし元気づけるということの間にはずいぶん距離がある。とくに音楽などのアートや芸事についてはそうだと思う。
2011-08-07 08:30:17そもそも長調が明るく短調が暗く聞こえるということも「常識」なだけで、むかし調べた時点ではそれがどのくらいの人に共有された感覚なのかについてのはっきりしたデータは見つからなかった。
2011-08-07 08:41:33そういうことについてすぐ「自分はそうだから他の人もそうだろう」と期待するのはとても危険だと思う。期待通りでないからといって相手を責めるようになりかねない。
2011-08-07 08:45:44「音楽で元気づけられない人」「音楽で励まされない人」は音楽や音楽家の敵ではない。当たり前すぎることなんだが、なにかこれも言っておかねばならない気がする。
2011-08-07 08:49:07@ynabe39 そうなんですか。色では、ある言葉(日本語の例えば赤)に象徴される色(グラデーションで表される)は、国、民族、さらにはチンパンジーでも大凡同じ色を指し示すというのを読んだことがあるので、明るい曲を聴けば、万国共通、明るい気持ちになると思っていました。
2011-08-07 08:49:35@MtNAEBA 長調短調については文化差もすごく大きいと思います。江戸時代の日本人が小唄や長唄を「暗い音楽」だとは思ってなかったでしょう。
2011-08-07 08:52:18@ynabe39 仮に西洋音階の概念がまったくないどこかの民族がいたとして、彼らにメジャーコードとマイナーコードを聞かせて私達と同じような「印象」を想起するものなのかどうか、非常に興味深いです。
2011-08-07 08:55:47@ynabe39 バークリー音楽院では最初の三年で和声学の理論を叩きこまれ、最後の一年でそれを壊しまくるとか…だから音楽は自由で未開だ、四年で何か分かったと思うなよってノリだとか聞いたことがあります。
2011-08-07 09:10:01@zappa7272 まず「お作法」を叩き込まないと個性も生まれない。バルトークやウェーベルンの青年時代の曲を聞くとほんとにそう思います。
2011-08-07 09:11:29ルーシーに「そんな石ころ、誰もいいなんて思わないわよ」と言われたスヌーピーが「石の母親でも?」と呟くシーンを思い出した RT @ynabe39 「自分が人生に欠かせないくらい大切に思っていることをゴミ以下だと思っていて,… (cont) http://t.co/cjjyK0D
2011-08-19 19:31:20北海道のほとんどの町はもともと人が住んでいなかったのを明治以降に「特定の目的」で切り開いて作ったものだ。その目的がなくなったときに何が起きるか,ということを十勝三股の廃虚がはっきり示している。
2011-08-20 10:17:14十勝三股の「町」の寿命は士幌線が開通した昭和14年から昭和48年頃までのわずか30数年しかなかった。いま駅と町の跡に立つと,そこに最大2000人近くの人が住んでいたことがあるとは到底信じられない。住民が残したルピナスの花が一面に咲き誇るだけである。
2011-08-20 10:20:55祖父母の代まででよければ俺も純日本人だな。 RT @TanTanKyuKyu: 祖父母の代まで遡ってユダヤ人がいないことを確認したのです
2011-08-20 18:17:28