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直匙志万也 @simayanaosaze

「……ようやく、だ。」 #そんな茂夫

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「長かった。もうすぐ、なんだ。だから、だから！――誰か……僕の声を……聞いて欲しいんだ……。僕の言葉を、……僕の叫びを――」 #そんな茂夫

直匙志万也 @simayanaosaze

「――これは、影山茂夫が自分自身を受け入れるまでのお話だ。」 #そんな茂夫

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「僕は『人』だよ、最初から。僕を化け物にしたのは僕じゃない、アンタ達だ。」 #そんな茂夫

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「これだけはあげない、誰にもあげない。渡さない」 と花束だけは死守する茂夫 #そんな茂夫

直匙志万也 @simayanaosaze

色のない世界をひとりぼっちで泳ぎながら普段過ごしてる茂夫 #そんな茂夫

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「自分の感情は大事にするって決めたからなんてよく平気で嘘がつけるね。僕をずっと蔑ろにしてきたのに」 #そんな茂夫

直匙志万也 @simayanaosaze

「傲慢だなんてよく言うよ」と言って無意識の海にモブを突き落とす茂夫 #そんな茂夫

直匙志万也 @simayanaosaze

どこか遠い場所を見つめたまま体育座りで無意識の海に沈んでいく茂夫 #そんな茂夫

直匙志万也 @simayanaosaze

影山茂夫の記憶を見ているがその記憶の中の言葉や感情はモブに向けられたもので自分に向けられたものでは無いのだと頭では理解してるもののどうしても自分に対してでは無いのだということわ受け入れられず虚しくなる茂夫 #そんな茂夫

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「窶ｪ窶ｦ窶ｦ縺ｪ繧薙〒隱ｰ繧ゅ主ヵ縲上ｒ隕九※縺上ｌ縺ｪ縺�ｓ縺縲」

直匙志万也 @simayanaosaze

自分には向けられない言葉に貫かれる #そんな茂夫

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「アンタは苦い人だ。同時に甘い人でもある。『プリンちゃん』なんていい名前じゃないか。全くその通りだ。僕は別にプリンは嫌いじゃない、美味しいからね。アンタがそれを望むなら僕はいつだってアンタをスプーンで小さく切って、食べ尽くしてあげますよ」 #そんな茂夫

直匙志万也 @simayanaosaze

「ところで今の時代、『混ぜるプリン』なんてものがあるんんだけど僕ならミキサーにでもかけてあげますよ。……なんて顔してるんだアンタ。自分で首吊っておいてバラバラにされるのが怖いのか？」

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「律は僕の弟だ。律だって僕が律のお兄ちゃんであることを認めてくれた。ちゃんと僕を認知してくれてる。……嫌いだって言われたけど。でもいいよ、僕は律のお兄ちゃんで、律のお兄ちゃんは僕だから」 #そんな茂夫

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「霊幻師しょう？いや、この師しょうはモブの癖で……！他にどう呼べばいいか分からないし。やめろ笑うな！」 #そんな茂夫

直匙志万也 @simayanaosaze

夜中になるとたまに起き出して夜の調味市を飛んで散歩する。ビルから飛び降りてみたり静かな湖面を悪戯に乱してみたりする。鉄塔で一息ついて複雑な気持ちになる。 #そんな茂夫

直匙志万也 @simayanaosaze

退屈そうな顔でしゃぼん玉を割っていく茂夫 #そんな茂夫

直匙志万也 @simayanaosaze

「ふぅーん、『世界の基本』ねぇ。律は世界の基本に並んでどうしたかったの？それとも基本に立ちたかったのかな？それでどうするつもりだったの？その基本さえ嘘かもしれないのに？」 #そんな茂夫

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不動のオリオン座と移ろい満ち欠けを繰り返す黄金月を見上げながら白い息を吐く茂夫 #そんな茂夫

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何も無い世界でノートと鉛筆である少年の話を書き連ねる茂夫 #そんな茂夫

直匙志万也 @simayanaosaze

「タイトルは……。『サイコヘルメット100%』……？いや……、そうだな。『モブサイコ100』なんてどうだろう。うん、これがいい」 #そんな茂夫

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「火は好きじゃない。寒いのも嫌だけど熱いのだって嫌だし大切な人達の……。思い出したくもない。偽物だって分かってても未だに怖いんだ。」 #そんな茂夫

直匙志万也 @simayanaosaze

「昔、律が月に行きたいって言ったことがあるんだ。月でうさぎと遊びたい、って。空を飛べば行けるような気がしたけど流石に止められちゃったよ。熱いのも寒いのも嫌だから、今は見るだけで十分かな、月は」 #そんな茂夫