マネジメント・サイクル「PDCA」は有効か？

商店街再生への道 @quolaidbot

（D）プロセスで改善すべきは改善しないと先へは進めない。 だから。 PDCAが使えるのは、短期で繰り返されるルーティーン案件にしか使えない。 「通行量増大策」等につかって集客イベントを反省無しで（改善作業を含まない）進め、計画全体が終了した年度末にチェックしてもとき既に遅し。

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通常、（D）プロセスは細分化されているはずなので、その個々の部分については「PDCA」が役立つかも。しかし、それは作業（仮説―試行）の不具合をやり直すこと、ことさら「PDCA回し」などと盛る話では無い。ここであらためて、活性化ノウハウにおけるPDCAを再確認してみましょう

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ご覧の通り、計画し、実践し、結果をチェックし、所要の改善を行って次に進む、という図式になっていますね。これを繰り返すことで、商店街は活性化された状態に近づいていくとされていますが、ホントにそうでしょうか？ pic.twitter.com/zL7kMrRiwl

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ありうる状況は、実施段階で「計画されている事業では活性化につながる効果が得られない」ことが実証され、その時点で当該事業の中止、代替事業への移行が必要なことも有るのではないか？ PDCAは、Pを基準にCをテックする仕様、PのC[(Criticize）は出来ないのでは？

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Ｐから始まる問題解決過程は、Pの批判は出来ない。Pからスタートする作業ではＰは外部から与えられるもの。 計画―実施―評価―改善は、分業関係にあるはず。所与の計画に基づいて作業を行い、計画との齟齬が生じれば実施過程の中で改善する、齟齬を放置したまま事業を続行することは有り得ない。

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ＰＤＣＡは、短期のルーティーン業務のあり方だ、ということが了解されたでしょうか？ 商店街活性化の様な問題の構成が複雑多岐で長期に及ぶ取組が不可欠、かつ、成功事例のないプロジェクトの場合、ＰＤＣＡ以前、問題の確定、取り組みのストーリー構成という課題がある。このbeforPDCA段階を

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無視して（所与の計画を新報して）PDCAを繰り返しても、今現在多くの商店街が陥っている「PDCA回し」という名の足踏み状態を続けることになる。 商店街活性化はプロジェクトだ、プロジェクトにPDCAでは使えない、とキモに銘じて問題設定―仮説試行―批評でスパイラルアップを確保していかないと。

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商店街―中心市街地活性化の停滞を”目標数値を設定してPDCAを回す" ことで打開できると考えるのは間違いですね。 全国に成功事例が出ていない、未曾有の問題だ、ということを理解していればそんな仕様は出てこないはず。 （お終い 批判、反論、悪口歓迎中。

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早い話。 PDCAを回せばどんどん状況が改善されるならば、とっくに再生への道に移行した商店街が続出しているはず。 そうなっていないのは、PDCAが無能なのか、計画が至らないのか、双方の出来映えに難があるのか？ twitter.com/quolaidbot/sta…

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鼻祖フェイヨル的には、PDCA回しは炭鉱の日々の採炭部門の業務分析だと思えば分からん話でも無い。 日々採炭計画―採炭作業―チェック―改善して明日はより良く

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商店街活性化＝商業集積としての再生―は、既存個店の「売れる売場づくり」から始めればそんなに難しいことでは無い。 肝心の存在価値「売場」の現状を放置して通行量とかPDCAとかコミュニティの担い手とかの無責任な言説に従うからややこしくなっているのである。

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ＳＷＯＴ、ＰＤＣＡと商店街活性化によく見られるノウハウの正体を見てきましたが如何ですか？ もちろん、商店街界隈に限らず、"ビジネス" 界隈全般に蔓延っているのですが。 こういうノウハウの解説書には書かれていないと思いますが、最も大事なことは〈問題を的確に設定すること〉です。