江川紹子さんの大阪地検特捜部証拠改ざん事件・大坪元部長、佐賀元副部長公判の傍聴報告 10月18日
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東京⇒大阪 移動中
-----午前の傍聴中-----
昼休憩のときの中間報告
前回を傍聴した人から、様子を聞く。國井検事、1月30日夜に佐賀元副部長の部屋でビールを飲みながら前田からの電話を待っている場面について、髪をかき上げながら考えていて、急に「あ、思い出した」と叫んだそう。どんな重大事実が明かされるのかと思いきや…
2011-10-18 12:26:57今日の証人はFD改ざんの張本人、前田元検事。上下黒いジャージ、青いサンダル姿で、刑務官に連れられ入廷。手錠と腰縄を外される様子を、大坪元特捜部長、佐賀元副部長がじっと見つめていた。前田、裁判官席に一礼、検察官席に一礼、その後被告人2人に深々と長い礼。宣誓書は早口で読み上げる。
2011-10-18 12:29:51前田元検事、11月に村木弁護団人の予定主張で、FDプロパティ添付の捜査報告書により検察の主張は破綻しているとあり、報告書を公判部経由で入手して血の気が引いた、と。國井検事を呼び、予定主張の内容を話した。國井は「まじっすか」と。眉間にしわをよせ、人差し指を眉間のところに当てるポーズ
2011-10-18 12:37:541月29日に國井から電話があり、林谷と塚部に告げた、と。当時調べていた陸山会事件は、それ以上捜査は伸びないという状況であり、私が担当していた被疑者の勾留期限2月4日で大阪に戻ることになるから、直接上司の顔を見て告白し、クビを差し出そうと思った。それで「今は身動きが(続く)
2011-10-18 12:41:06國井から「佐賀さんは信頼できる。本当のことを言った方がいい」と言われ、30日の取り調べが終わった後に電話した。最初に状況知りたいと思い國井の携帯に電話をしたら、目の前に佐賀さんがいるとのことで、すぐに変わった。「國井から聞いたが、上村のFD変えてたというのは本当か」と聞かれ、
2011-10-18 13:11:57「本当です」と答えた。一通り告白した。佐賀さんは私が話しやすいよう、非常に柔らかい口調で聞いてくれた。私が「検事をやめなければならなくなりました」というと佐賀さんは「バカな考え起こすな。とうきょうで大きな仕事をしているんだから、今はそれに専念してくれ。責任は俺がとる」と。
2011-10-18 13:20:43佐賀さんは涙声になっていた。私のことを考えて泣いておっれる。なんて…温かい上司なんだと思いました…と語りながら、前田証人は鼻をすすり上げる。
2011-10-18 13:23:05-----午後の傍聴中-----
公判終了後の報告
前回の公判で、佐賀副部長隣室で飲んだのは金麦だったとゆう重大証言をした國井検事は、もう1つ暴露証言をしていたことが分かった。それは…
2011-10-18 15:48:47大坪元特捜部長、佐賀元副部長への報告や受けた指示について証言した後、前田元検事は、最後に「改ざんを行った私が悪い。大坪さん、佐賀さんにはできうる限り、寛大な判決を切望します」と裁判所に訴えて主尋問を締めくくった。検察側証人なのだが、いつの間にか被告人の情状証人に…
2011-10-18 16:46:13