ヤマ(サンスクリット語: यम Yama)は、インド神話における人類の始祖であり、また死者の主。 仏教の閻魔はヤマに由来する。 「ヤマ」とはサンスクリットで双子を意味する。 ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4… twitter.com/ATC555555/stat… pic.twitter.com/o2ZSngrmlE
2022-10-14 22:02:14展開イメージ😂 天海か天界かどーでもいいけど🤣 グループ名 mountain mountain(マウンテンマウンテン) ヤマヤマ⛰⛰ 2025年 大阪・関西万博 公式キャラクターデザインを決定しました! by.経産省 meti.go.jp/press/2021/03/… pic.twitter.com/i6zgqPtmOQ
2022-03-23 23:11:47インド・イラン(Indo-Iranian)共通時代にまで遡る古い神格で、『アヴェスター』の聖王イマ(中世・近世ペルシア語でジャム、あるいは「輝けるジャム」の意味でジャムシードとも呼ばれる)や北欧神話の巨人ユミルと同起源である。 『リグ・ヴェーダ』10.10の「ヤマとヤミーとの対話」は、ヤマとその
2022-10-14 22:04:01妹ヤミー(Yami)の双子の兄妹による会話体の作品である。 ふたりはヴィヴァスヴァットの子で、母はトヴァシュトリの娘サラニューとされる。 この作品においてヤミーはヤマに子孫を残す必要性を訴えて結婚を迫るが、ヤマは兄弟姉妹婚がミトラ神とヴァルナ神の定めた天則に沿わない行為だとして拒む。
2022-10-14 22:04:15[“夜”の出来た理由/インド神話] ヤマとヤミーと言う仲の良い夫婦がいました。或る日、夫のヤマが死にました。妻のヤミーは「今日 ヤマが死んだ」とずっと言っては悲しんでいました。実は、そのころはまだ「夜」がありませんでした。 それでヤミーはいつまでたっても
2021-12-09 13:28:16「今日ヤマが死んだ」と嘆き悲しんでいたのです。それを見ていた神様はヤミーを慰めるのですがヤミーの悲しみは治まらず「今日ヤマが死んだ」と言い続けるばかりでした。そこで神々は相談して「夜」をつくることにしたのです。 夜が出来て、一夜が明けました。 するとヤミーはこう言いました。
2021-12-09 13:28:18「昨日 ヤマが死んだ」 また一夜が明けると、ヤミーはこう言いました。「おととい ヤマが死んだ」こうして、ヤマの死は10日前のことになり、1ヶ月前のことになり…そのうちにヤミーの悲しみはだんだんと薄れていきました。 仏教ではこれを「時薬/ときぐすり」「日にち薬/にちにちぐすり」と言います。
2021-12-09 13:28:18英語でも同じような言葉があります。「Time cures all things.」(時間は全てのことを癒す) 愛する人との別れの悲しみをどのように乗り越えていったらよいのか、昔から人間はその悩みと向き合って来たんですね。
2021-12-09 13:28:18インドの神話についてもう少し。。ブリハットデーヴァターというブラーフマナ文献によれは、神ヴィヴァスヴァット(死んだ卵として生まれた神)は、技巧神トヴァシュトリの娘サラニューとのあいだに、最初双子の男女を生む。これがヤマとヤミーであり、ヤマは閻魔と漢訳される冥界の神である。
2018-04-17 19:41:21(ヤマは双子の意)ヤミーが兄ヤマに激しく抱擁をもとめる歌がリグ・ヴェーダにも出てくる。サラニューは、ヴィヴァスヴァットが知らない間に、自分そっくりの偽物を作ったが、それとヴィヴァスヴァットのあいだに生まれたのがマヌ、人類の祖である。
2018-04-17 19:41:22そしてそれは死すべきものとなった。サラニューは次には雌馬に姿を変えて逃げ出したが、ヴィヴァスヴァットも雄馬に変身して追い、双子を生ませた。これがアシュヴィン双神である。なーるほど、こういう双子=鏡像ネタ面白いなぁ。動物への変身、死すべきものとしての人間の発生。。
2018-04-17 19:44:30ユミルとヤマ(閻魔)の関係について 北欧神話の原初の巨人ユミル(Ymir)とインド神話の人類の始祖ヤマ(Yama)は名前の起源が共通で、神話的にも同源の存在だった可能性は十分にある しかしヤマが北欧にユミルとして取り入れられたわけではないし、ユミルがインドにヤマとして取り入れられたわけではない
2022-10-23 14:23:42まず古ノルド語(北欧神話の言語)とサンスクリット語(インド神話の言語)は両方とも印欧祖語(インド・ヨーロッパ祖語)という太古の言語の末裔同士だと考えられている だから古ノルド語とサンスクリット語の間には共通祖先に当たる印欧祖語から受け継いだ同源語が多数ある
2022-10-23 14:32:19ユミルやヤマの名前は印欧祖語の*yem(H)-という語根に由来していると考えられている 一般的には「対の存在」や「双子」に関係する単語に使われることが多い形態素で、元の意味は「保持」だったという説もある サンスクリット語のYamaや古ノルド語のYmirはこの語根(の変化形)を受け継いだ単語といえる
2022-10-23 14:40:08印欧祖語を話していた人々がどういう文化を持っていたのかには不明な点も多い これは言語と民族や文化が完全に重なるわけではないことと、祖先言語の再建過程で文化まで確認できるとは限らないことなどによる
2022-10-23 14:48:20ただ、インド神話や北欧神話のような印欧語族の言語で伝承されてきた神話同士を比較すると、漠然と印欧祖語を話していた人々は双子などに関する神話を持っていたのではないか――と推測されることがある ユミルやヤマの名前の由来が「双子」と解釈できることもその理由のひとつとなる
2022-10-23 14:50:40仮に初期印欧祖語の話者集団がひとつの民族だったとしても、歴史時代のサンスクリット語話者や古ノルド語話者はすでに同一の民族とはいえない しかし言語同様、神話にも共通起源の要素が受け継がれている可能性は十分に考えられるし、解釈には慎重さも必要とはいえ、その試みの価値自体は否定できない
2022-10-23 14:59:55北欧のユミルとインドのヤマの関係が比較神話上注目されるのも名前の起源に共通性があって神話上の属性にも通じるものがあるからだろう だから印欧祖語を話していた民族の神話が北欧にはユミル、インドにはヤマという形で受け継がれたと解釈できる可能性は十分にある
2022-10-23 15:04:02しかしそれは「印欧祖語民族の神話の特定の登場人物が北欧にはユミル、インドにはヤマとして受け継がれた」という意味であって、ヤマが改めて北欧に渡ってユミルになったわけではなく、ユミルがインドに導入されてヤマになったわけでもない この違いは複雑だけど一応意識しておくといいかもしれない
2022-10-23 15:10:48それと*yem(H)-という語根には確かに双子に関係する意味があって、実際にユミルやヤマの名前の意味を"divine twin"とする解釈は比較的有力なんだけど、たとえば一対の要素を併せ持つということで両性具有の意とする解釈も、その両方とする説も提示されている
2022-10-23 15:17:12あるいは本来はどちらか片方の意味(双子または両性具有)だったけど連想的にもう片方の属性も獲得した、といった可能性などもあるかもしれない これはなかなか難しい ともあれ言語と神話の関係にはこのように複雑で奥深いものがあったりする
2022-10-23 15:18:37このインド神話のヤマには人類の始祖という属性だけでなく死者の世界の主という伝承もある 人類の始祖→最初の死者→死者の世界の主という連想らしい そしてこのヤマ信仰は仏教にも取り入れられ、漢訳(中国語訳)の過程で閻魔と音訳されたという経緯がある
2022-10-23 15:42:06しかし伝承的に見ると「その亡骸を切り分けたことで世界が作られた」というユミルの属性はインド神話では原人プルシャと共通する部分がある ヤマにも原初の時代に生きて亡くなった存在という伝承はあるけど、ユミルとヤマやプルシャの関係はより複雑なのかもしれない
2022-10-23 15:45:55インド神話の人類の始祖の話は少し複雑で、原初の双子のヤマ(兄)とヤミー(妹)から多くの人間が生まれたともヤマの兄弟マヌが新人類の祖先となったともいわれている
2022-10-24 22:57:41神話の世界にはよくある話だけど、ヤマにもマヌにも一定の始祖としての役割を見る説やヤマとマヌを同一視する説とかもあるらしい
2022-10-24 22:57:47