モズラー「通貨とは税額控除(tax credit)である」

自分用まとめ
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モズラーの文章を読むと頻繁に出てくるが、円やドルといった通貨を「税額控除」(tax credit)と表現している。 例えばモズラーは次のように説明する。 通貨(currency)とは税額控除(tax credit)である。租税債務(tax liabilities)がなかったら、→

2023-01-01 23:54:39
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→通貨=租税債務の免除(tax credit)には何の価値もない。通貨とは税額控除であり、政府にとっての負債(debt)であり、所有者にとっての資産(asset)である。→ 2/n

2023-01-01 23:55:28
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→租税債務(tax liabilities)を課すことで、その租税債務の免除(tax credit)=政府が発行する通貨(currency)と交換するために財やサービスが売りに出されるようになる。こうして(租税の支払い〔歳入〕ではなく)租税債務を課すことが、支出を「賄い」、可能にし、駆動するのである。→ 3/n

2023-01-01 23:56:29
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→いったん普段の言葉遣いを離れて、「貨幣(money)」という言葉をあえて使わない方がよっぽど理解が深まる。 このモズラーの説明が示すとおり、「貨幣」という言葉を離れて、「税額控除」という視点に立つと、例えば「無税国家」を想定した時点で即座に矛盾に気づく。→ 4/n

2023-01-02 00:05:07
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→「金を刷れ、金を配れ」という主張の奇妙さも際立つ。だから「貨幣」という言葉に執着しすぎて、(正しい)「貨幣論」なんてものを振り回すと返って本質が見えなくなる。「MMTは貨幣についての話ではない」というレトリックの意味もわからなくなる。 5/5

2023-01-02 00:05:47
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「金を刷れ、金を配れ」という人の言う「正しい貨幣論」とは一体どれほど「正しい」ものなのか。本人たちが真に自問している素振りは観測されないのである。 twitter.com/goethe_chan/st…

2023-01-02 00:12:20
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そのような人からすれば、「通貨とは税額控除である」というモズラーの文章は理解不能な外国語、宇宙語にしか思えないだろう。

2023-01-02 00:15:23