シンポジウム「がんばろう 日本の野生」関連
「いまある知恵のノウハウを数値化しておくと、技術者が外国に出てしまった時にも残る。日本人が無意識きにつくてきた文化を集積して残しておくこと」(中沢氏)
2011-10-21 16:56:04「西陣の技術は、捕鯨のマニュファクチュアを輸入したんですよ」(中沢氏)「福本和夫は日本で一番クリエイティブなマルクス主義者だと思うんです」
2011-10-21 17:11:33@tonton1965 @y_kurihara ちょっと言葉が足りなかったかもしれません。後日「読書人」でもう少しわかりやすくレポートします。
2011-10-21 17:50:02@tonton1965 @kengoa1965 逆にわかりやすいともいえますけどね。国策が農業をつぶすとかそんなアナロジーなのでしょう。
2011-10-21 17:50:28「読書人」の @kengoa1965 さんが内田樹・中沢新一両氏のシンポジウムを実況して下さってるのだが、なんか「一億総中流と日本的経営の時代に帰れ」的なニュアンスになってるっぽい…どちらも普段面白いこと書かれる方と思うけど、それはやっぱ違うんじゃないか…
2011-10-21 17:51:14「明治大学・野生の科学研究所」のオープニング記念、内田樹×平川克美×中沢新一のトークイベント終了~。いやあ、おもしろかった。やはり会話は、そのひとたちが《思いもしなかった穴を掘ってしまう》のがなによりの醍醐味。聴いてるこちらも掘ってる気になりました(^^)
2011-10-21 17:51:26…むーん…いや、「正攻法でない」という意味ではむろん「なんかちがうけど」大歓迎なんですが、「グローバリズムに鎖国で立ち向かえ」はもっと根本的に「なんかちがう」ような気が… RT @syakekan: 樹氏は終始一貫して、「なんかちがうけどおもしろいことを言う人」なんですよ♪
2011-10-21 18:00:47シンポジウムではいきなり「日本の文化のなかの野性の部分…日本の在来種の文化のDNAを守る」と中沢さんが発言されて、『文化のなかの野性』という一般書を上梓している僕個人的にドキリ。ただ「日本の」それ、なんだな。だとすれば、それはゆくゆく輸出・発信戦略へと向かうものだろうか。
2011-10-21 18:21:49話題の前半はほとんどTPP批判だった。それは第一次産業を中心とした「国民経済」や庶民文化とは対照的なものとしての批判である。そしていわゆる経済活動とは無縁な働きとして庶民的な《嘘》があげられた。それはTPPのごとき《大きな嘘》ではないのだ、と。
2011-10-21 18:27:45その例として深沢七郎の『庶民烈伝』が資料配布された。そこには「日本の野生」がある、と。庶民はブリコラージュする、庶民は上半身と下半身を分離しない、庶民は他人(以上に色んなもの)の気持ちを読み取ることで配慮として嘘をつく。その嘘の集積体と、横並びの個性が生きられている世界だ、と。
2011-10-21 18:33:42結局、中沢さんが研究所でやりたいのは、レヴィ=ストロースに倣って「野生(つまり技芸)の知恵のノウハウを数値化したうえで次世代に伝承していく」という方法だ。そこで内田さんは技芸に不可欠な《馬鹿》の位置づけについて触れ、平川さんは《馬鹿》は身体で活きると指摘。ここは重要なポイントだ。
2011-10-21 18:39:51中沢さんはこれに対して「たしかに《馬鹿》モデュールは必要だが、それは点々とあるだけで大きな要素ではない」と応えた。意外な認識だ。野生を家畜化しないままに伝承するためには、それこそ《馬鹿》モデュールのほうに本質を捉えなければ、それは必ず失敗してしまうことが明らかだからだ。
2011-10-21 18:45:24中沢新一×内田樹×平川克美 野生の科学研究所オープニングシンポジウム「がんばろう 日本の野生」USTで拝見。おもしろかった。つい頷いたり、ふーんとつぶやいたり、そして口角あげて、ときたま失笑してた去年の中沢ゼミを思い出す。だからついメモも去年のようにとりながら講義のように聞いた。
2011-10-21 18:46:07学校行かなくてもこんな知恵をわかりやすい言葉で得れるってこんなにも素晴らしく気持ちがいいものなのか。すごい時代だよな。ベンヤミンも複製を越えた時代にはOKだすかしら。彼らの言う国民経済社会も夢ではないのね。
2011-10-21 18:48:35@science_sauvage開所記念で @hirakawamaru @levinassien @NAKAZAWAinfo 氏鼎談。ust で観れた。感謝。私的にはすご~く興しろかった。ただ口をつくワードはそう単純なものはなく圧倒的時間不足。そこをこれから説いていくのかな?
2011-10-21 20:02:20「がんばろう日本の野生」内田樹×平川克美×中沢新一、鼎談からの開所パーティーだん。まさか建築家伊東豊雄さんがいらっしゃるとは!安東陽子さんに紹介して頂く。「石山研出たのに明るいねー」と初対面の伊東さんに言われた。「はい、めげずに明るく楽観的ってのが僕の取り柄ですから(心の声)」
2011-10-21 20:13:52@hirakawamaru @levinassien @NAKAZAWAinfo 見えない、言葉にされていない、数値化されていないものは無きものにされてきた現代。それらを再考するため、間に科学的思考や言語を置こうとしているのかと。ただ次世代にはもう一段階の橋渡しが必要かなと…期待
2011-10-21 20:19:19