最終回のまどかへの批判と他作品との比較 #madoka_magica
あえて言いましょう。ほむらもまどかも弱い心しかもって射なかったから、あんな結末を迎えたと。弱かったから人間をやめたアーカードと同じ存在だと。最終的にほむらは他者や社会を認める事は出来ませんでした。「こんなにも汚れた社会だけど」というテクストがそれを証明しています。
2011-10-23 08:36:44そしてこれは恐ろしい嫌味な考え方ですが、QBが「それは因果律そのものに対する反逆だ」とリップサービスを行ってたのではないかと。つまり、何十万年もの歴史があれば、その中にはほむらのような人間やまどかのような人間がいてもおかしくないわけで、前の魔女システム自体が~
2011-10-23 08:38:35他の魔法少女の願いで、まどかが望んだシステムから、魔法少女が魔女になるシステムへと変更されたのではないかと私は考えます。何故なら魔獣システムは、他者に負債を背負わせるシステムに過ぎないからです。原発と廃棄物を都心から離れたところにおくやり方と変わらないからです
2011-10-23 08:40:00つまり、まどかが行った事はシステムを元に戻しただけに過ぎないのではないかと。例えば細川ガラシャが幼い頃に、魔獣がうごめく戦国の社会を終わらせようとして、「魔法少女の犠牲だけで世界が救われますように」と望んでいたとしたらどうでしょう。
2011-10-23 08:41:33自分だけが特別だと思い込むのは勝手ですが、今の社会は「自分だけが特別」と思い込む人々が多数いるからうまく回らないという現実があるだけに、そうした特別性や、特別な力を社会の為に使わない物語はある種の危険性を感じます。せめてまどかが「魔法少女以外の人々も笑顔でいてほしい」と言えば…
2011-10-23 08:43:06自分の思いこそが一番いいんだという独裁者は、今の社会にたくさんいますからね。まどかを救いたいほむら自身がまどかの意見を無視する構図で、ほむらも彼女に裏切られたのはザマァとしか RT @shiroyuki115まどかは母親もほむほむの思いも無視して自己満足な~
2011-10-23 08:44:34@tyokorata ほむらとしては、魔法少女にさせないことで「鹿目まどか」を守ろうとしたけど、肝心のまどかが「鹿目まどか」を捨てることで全ての魔法少女を救おうとした。 結果としてほむらは魔法少女としては楽になったかもしれないけど「暁美ほむら」は完全に置いてけぼりにされたのかも。
2011-10-23 11:43:54@tyokorata (続き)そうするとまどかとの接点が魔法少女であることしかなくなるので、ほむらは魔法少女として最後まで戦い続けたのかもしれない。極端な話、世界を守るのではなく繋がりを失わないための闘い。最後にほむらが消えた後も、まどかに会えると言う保証は無いから。
2011-10-23 11:48:52そうすると、死後の世界が存在して、天国で会えるという、旧来的な死生観にすがるしかないという、実に宗教的なお話になるわけなので、そこら辺は面白がってます(悪意の笑みで) RT @gubei_muho最後にほむらが消えた後も、まどかに会えると言う保証は無いから
2011-10-23 13:43:16さやかの成仏の際、まどかが「じゃあ、行こうか」と告げて観客席から姿を消すあたり、死生観が天国ありきなのが面白い。もっとも21世紀的視点だと、死生観の逃げ道として、リセットが可能な平行世界があったりするw 人は死ねば終わりといいながらも、作り手地震がその現実に耐えられないというw
2011-10-23 13:45:17まぁしゃあない。時代に受ける作品は何かしらの業や因果を背負っているから、それに対して違和感があればそれを告げざるを得ないし。例えそれが間違ってたとしても RT @SagamiNoriaki: TLチェック終了…と、@tyokorata さんは相変わらずだなあ(苦笑
2011-10-23 14:11:35