正当防衛と過剰防衛というキーワードからふと思い出した話でした。

兎月オリちゃん🐰ྀི @oriii_chance

渋谷の暴行動画。男女平等パンチや正当防衛／過剰防衛の話がされていて、ふと思い出したのが「池袋買春男性死亡事件」。 内容は、ホテトル嬢とよばれる性業従事女性が相手男性から暴力を受け恐怖し、相手が持ってきていたナイフで刺して逃げようとするも更に暴行を受けて抵抗した際に死亡させた事件。

兎月オリちゃん🐰ྀི @oriii_chance

死亡した男性が部屋につけたビデオに一部始終が記録されていた。男性はみぞおちを殴りナイフを突き立てて脅し命令。女性はナイフで刺し逃げようとするが、頭を打ち付けられ首をしめられ抵抗。ナイフを振った。男性は死亡。女性は、さつ意を否認し正当防衛による無罪を主張したが「過剰防衛」となった。

兎月オリちゃん🐰ྀི @oriii_chance

一審の判決では、「反撃は相当性を逸脱。被害者が素手に対して数カ所も刺して殺害したのは過剰防衛で未必の故意がある」と解釈。また、「性業従事女性であることから一般女性とでは性的自由の度合いが異なるとされ自ら招いた危難。被害者は単なる猥褻行為目的であり生命の危険もなかったのに憤激した」

兎月オリちゃん🐰ྀི @oriii_chance

一審の判決が疑問視され、角田由紀子弁護士が弁護団に。犯罪心理学の福島章教授の「精神状態に関する意見書」も採用。 控訴審判決は「判断能力を狭められた中で半ば本能的反射的にナイフを振るったもので同情に値する」と一審判決を破棄。過剰防衛であるが量刑不当の情状酌量。懲役2年、執行猶予3年。

兎月オリちゃん🐰ྀི @oriii_chance

抵抗するのではなく、説得するべきというのも時に難しい。 あと、弁護団が主張した2点のうち１点は変わらなかった。それは性的自由の度合い。一般の婦女子に対する場合と同列に論ずることはできず自ら招いた危難という認識…。 正当防衛と過剰防衛というキーワードからふと思い出した話でした。

ふしゅー @xetraquatra

@oriii_chance 事件概要読んでみました。昔の事件ですね。ホテトル嬢やるならそれなりのリスクは承知してるはずだから、過剰防衛とみなされた、と。

わたぼうし @i8gEXQwfrOzvbPU

@oriii_chance 凶器となったナイフも、元はと言えば男が用意していて、男自身が脅しに使った品なのに なんとも理不尽な判決をした裁判官が一審ではいたのですね