@kenichiromogiさんの連続ツイート「宗教的なモティーフは生きる上での糧となり得るが、党派性の下、他者を排除する必要はもはやない」

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茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、「宗教的なモティーフは生きる上での糧となり得るが、党派性の下、他者を排除する必要はもはやない」ことについての連続ツイートでした。

2011-10-24 07:49:23
茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、「宗教的なモティーフは生きる上での糧となり得るが、党派性の下、他者を排除する必要はもはやない」ことについての連続ツイートでした。

2011-10-24 07:49:23
茂木健一郎 @kenichiromogi

しと(9)宗教に限らず、すべての「団体」は、それが排他的でない限りにおいて、人類社会に恵みをもたらす。ソーシャルネットワーク時代における「組織」の概念自体が見直されるべきときが来ている。「宗教」は、その典型であり、極致であろう。

2011-10-24 07:48:29
茂木健一郎 @kenichiromogi

しと(9)宗教に限らず、すべての「団体」は、それが排他的でない限りにおいて、人類社会に恵みをもたらす。ソーシャルネットワーク時代における「組織」の概念自体が見直されるべきときが来ている。「宗教」は、その典型であり、極致であろう。

2011-10-24 07:48:29
茂木健一郎 @kenichiromogi

しと(8)私自身は、特定の宗教団体に所属していないけれども、さまざまな宗教において提示されているモティーフには、関心がある。その切実さに触れ、自らの生きる糧にすることは、大いにあっていいと思う。ただし、従来の宗教団体の、排他的体系性だけは、もうそろそろ廃してもいいのではないか。

2011-10-24 07:46:42
茂木健一郎 @kenichiromogi

しと(8)私自身は、特定の宗教団体に所属していないけれども、さまざまな宗教において提示されているモティーフには、関心がある。その切実さに触れ、自らの生きる糧にすることは、大いにあっていいと思う。ただし、従来の宗教団体の、排他的体系性だけは、もうそろそろ廃してもいいのではないか。

2011-10-24 07:46:42
茂木健一郎 @kenichiromogi

しと(7)日本人は、元旦には初詣をして、クリスマスを祝い、キリスト教式の結婚をして、仏教で葬られるなど、宗教的に節操がないと言われてきた。しかし、宗教的モティーフを「脳内現象」としてとらえるという立場からみれば、それでいいのだ、とも言える。

2011-10-24 07:45:16
茂木健一郎 @kenichiromogi

しと(7)日本人は、元旦には初詣をして、クリスマスを祝い、キリスト教式の結婚をして、仏教で葬られるなど、宗教的に節操がないと言われてきた。しかし、宗教的モティーフを「脳内現象」としてとらえるという立場からみれば、それでいいのだ、とも言える。

2011-10-24 07:45:16
茂木健一郎 @kenichiromogi

しと(6)すべての宗教的モティーフを「脳内現象」としてとらえた時、そこに排他的体系性がある必然性はない。たとえば、キリスト教の受肉の思想と、仏教のエコロジー思想が結びついてよい。さまざまな宗教のモティーフに、自由に共感し、自分の生きる糧としてよい。

2011-10-24 07:44:09
茂木健一郎 @kenichiromogi

しと(6)すべての宗教的モティーフを「脳内現象」としてとらえた時、そこに排他的体系性がある必然性はない。たとえば、キリスト教の受肉の思想と、仏教のエコロジー思想が結びついてよい。さまざまな宗教のモティーフに、自由に共感し、自分の生きる糧としてよい。

2011-10-24 07:44:09
茂木健一郎 @kenichiromogi

しと(5)リチャード・ドーキンスが、その著書「神は妄想である」で批判したのも、宗教「団体」の排他性だった。21世紀のグローバル社会において、異なる文化背景の持ち主が混ざり合う時、従来の意味での絶対的帰依、排他性は、もはや維持する必要がないと私は考える。

2011-10-24 07:42:46
茂木健一郎 @kenichiromogi

しと(4)本来、これらの表象としてのモティーフは、特定の体系性に属するものではなく、また、お互いに排他的なものでもない。ところが、従来の宗教組織は、あたかも帰依が同時に排他的従属を意味するかのような、そんな擬制を行ってきた。

2011-10-24 07:41:26
茂木健一郎 @kenichiromogi

しと(3)日本の神道における、自然との共生の概念は、21世紀の地球において重要である。仏教における、すべての生きとし生けるものを慈しむ考えは、今日のエコロジーの思想につながる。それぞれの宗教において、私たちがこの地上で生きる上で助けになる、さまざまな叡智がある。

2011-10-24 07:40:25
茂木健一郎 @kenichiromogi

しと(2)それぞれの宗教に、切実なモティーフがある。たとえば、キリスト教における、絶対者たる神が、死すべき者である人間の苦しみを「共苦」するために、受肉したという考え方。イスラム教における、偶像崇拝否定の思想。ムハンマドの肖像は、たとえ描かれる場合でも顔に覆いがある。

2011-10-24 07:38:43
茂木健一郎 @kenichiromogi

しと(1)「魂」や「死後の世界」は、「脳内現象」であって、その切実さを科学主義から否定すべきではないと書いた。では、そのような表象の体系としての「宗教」をどのように考えるべきかと言えば、宗教感情自体と、宗教組織、団体とは区別しなければならないと思う。

2011-10-24 07:35:54
茂木健一郎 @kenichiromogi

「連続ツイート」をお届けします。文章は、その場で組み立てながら即興的に書いています! 本日もまた、前の三日の流れを受けて!

2011-10-24 07:33:46