80年代〜90年代女性誌においてチェルノブイリ原発事故はどう取り上げられたのか

80年代〜90年代女性誌においてチェルノブイリ原発事故はどう取り上げられたのか。『Olive』(1982/9/18号)の記事をきっかけに、主に雑誌のタイトルを検索してざっくり調べました。 2011.12.22 86-87年、07-11年までのタイトル追加しました 2015.1.29 『Olive』(1988.7.3号) 特集「オリーブ少女ライフレポート からだと環境のこと、きちんと知りたい! 原子力発電はほんとうに安全なの?」、関連リンクを追加しました。
書籍 文学 チェルノブイリ 女性誌 原発 原発事故 JJ
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km @surface_water
『Olive』(1982/9/18号)「ついにサーファーまでも反原発運動を始めた」という出だしではじまるコラム。「カルフォルニアのサーファーを中心にして、にわかに反核・反原発の動きが遅ればせながら出ている。サーフ・ポイント周辺にある原発が海を汚しているのではないか?(略)」
km @surface_water
『Olive』創刊当時は、ちゃんと時事も取り上げてるんだぜ。
km @surface_water
これを読んでふと思ったのだけど、他国の高校生〜大学生が読む雑誌では今回の福島第一原発の事故はどのように取り上げられているんだろう。だれか各国の状況を踏まえつつ分析してくれないかな。
km @surface_water
Twitterやブログで声をダイレクトに知ることも可能だけど、、。学生たちの反応みたいなのを翻訳して紹介してる人とかいないのかな。いそうだけどな。
km @surface_water
チェルノブイリ事故を当時の日本のファッション誌ではどのように伝えたのか、『non-no』『POPEYE』『Olive』の1986年5月号以降を調べてみた。『セブンティーン』は蔵書なし。
km @surface_water
各誌を調べはじめてすぐに気がついた。時事を取り扱うページがないよ?
km @surface_water
コラムもざっと見てみたけど、チェルノブイリのチの字もないよ? という訳で、終了〜。
km @surface_water
『JJ』(1986か1987)では女子アナ特集の中にいくつかのキーワードを用意し連想する言葉を答えるというコーナーがあり、そのキーワードの中に「チェルノブイリ」も入ってたんですが。

※以下、1986年8月号『JJ』の記事に関するツイート。質問ワードは「チェルノブイリ」ではなく「原発」でした。

km @surface_water
1986『JJ』8月号、特集「いま、いちばん輝いてる職業 TVキャスター入門」。ちょうど女子アナブームのころだものね。その中のフジの長野智子アナの自我の強さにびっくり。あるワードから連想する言葉を、アナ5人に答えてもらっているのですが、
km @surface_water
ほかのアナは、インタビュー→マイク。テレビ→テレビカメラ。キャスター→パネルディスカッション。原発→チェルノブイリ。という無難なアンサー。
km @surface_water
長野智子アナのアンサー。ファッション→魔法。インタビュー→かけひき。テレビ→夢というほどきれいでない。レーガン→強いと作られただけのイメージ。キャスター→ただの人。原発→ただの迷惑。やめてほしい。1986年『JJ』5月号より。
km @surface_water
1986年当時23歳でこの自我の強さはすごいよ。とWikipediaで調べたら、帰国子女なんですね。むむ、納得。…学校で相当浮いてたのではないか…。

ここまで


km @surface_water
そんな訳で『Olive』(1982/9/18号)「FLASH UP FRONT」内の「ついに、サーファーまでも反原発運動を始めた」という記事は80年代ファッション誌の中ではめずらしく原発(反原発運動)を取り上げた記事だったのかもしれません。
km @surface_water
『anan』ならチェルノブイリ取り上げてたかも?
km @surface_water
ファッション誌にチェルノブイリ原発事故のニュースは掲載されたのか? 大宅壮一文庫雑誌記事索引(1988〜2008)で調べました。
km @surface_water
検索キーワードは「原発」と「チェルノブイリ」の二パターンで試しました。雑誌の種類は「女性誌」「ファッション誌」で絞りこみました。これで検索すると、女性誌(婦人公論からnon-noまで)とファッション誌(男性女性それぞれのファッション誌)の記事がヒットします。
km @surface_water
1988〜1991まで。「原発」32件、「チェルノブイリ」7件。チェルノブイリ原発〜という風に重複している場合もあります。「クロワッサン」「pumpkin」「婦人公論」が並ぶ中、『CREA』(文藝春秋)が5回掲載していています。
km @surface_water
『MORE』(集英社)と『ELLE JAPON』(アシェット婦人画報社:当時)『マリ・クレール』(アシェット婦人画報社)でも取り上げていました。とはいえ『マリ・クレール』(1991/6月号)「ピエール・カルダンがユネスコ名誉大使に チェルノブイリ5周年記念のクリエィション」て。
km @surface_water
『CREA』(1990/7月号)「環境問題にゼッタイ強くなる ソ連、中国、北朝鮮 日本の周りのコワーイ原発マップ」。同誌(1991/3月号)「放射能も確かにコワイけど…[1%の可能性]と[99%の安全性]に疲れ果てた街。※若狭湾周辺の原発」など。
km @surface_water
『家庭画報』(1988/5月号)「放射能時代だから あなたの食卓は安全ですか」。『クロワッサン』(1989/10/10号)「主婦は変わった! なんと生き生きと生きる主婦たちよ! 原子力発電所の問題は、ひとつのきっかけです。問題意識を持って生活するようになりました」。
km @surface_water
クロワッサンの記事の、「生き生きと生きる主婦たちよ!」の部分は他人事だからそう書けたんだよね。
km @surface_water
『MORE』(1988/6月号)「安藤優子のMOREジャーナル 知れば知るほど怖くなる 原発は本当に大丈夫?」。『婦人公論』(1988/6月号)「WOMEN SCIENCE ここが知りたい 原子力発電」。ざっとこんな感じ。
km @surface_water
『MORE』のように社会人を対象にしたファッション雑誌では、チェルノブイリの事故や原発のことを事故当時から取り上げていた可能性は非常に高い、それが高校生〜大学生対象の雑誌だと可能性やや落ちるというところ。事故直後の『non-no』には気配すらなかったし。
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コメント

km @surface_water 2011年10月31日
80年代〜90年代女性雑誌においてチェルノブイリ原発事故はどう取り上げられたのか。にタイトルを変更しました
km @surface_water 2011年12月17日
「80年代〜90年代女性雑誌においてチェルノブイリ原発事故はどう取り上げられたのか。」88年から06年までのタイトルを追加しました。
涼風紫音/圧縮 @sionsuzukaze 2011年12月17日
これは凄いまとめ。お疲れ様です。
km @surface_water 2011年12月22日
「80年代〜90年代女性雑誌においてチェルノブイリ原発事故はどう取り上げられたのか」86-87、07-11のタイトルを追加しました。
みどりの1kWh @midori1kwh 2013年4月24日
これは面白いまとめ。2008年以降、「婦人公論」で原発推進PR記事が増えてるのは、中央公論新社の親会社が読売新聞社であることが関係あるでしょうね。確か1999年くらいだったかに中央公論社が破産したとき、読売が買い取った。