80年代〜90年代女性誌においてチェルノブイリ原発事故はどう取り上げられたのか

80年代〜90年代女性誌においてチェルノブイリ原発事故はどう取り上げられたのか。『Olive』(1982/9/18号)の記事をきっかけに、主に雑誌のタイトルを検索してざっくり調べました。 2011.12.22 86-87年、07-11年までのタイトル追加しました 2015.1.29 『Olive』(1988.7.3号) 特集「オリーブ少女ライフレポート からだと環境のこと、きちんと知りたい! 原子力発電はほんとうに安全なの?」、関連リンクを追加しました。
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m @surface_water

とりあえず、一旦終了。

2011-10-11 17:05:33

2015.1.29追加

m @surface_water

「雑誌『オリーブ』のクリエイティビティ」展覧会パンフレットを読む。最後の『Olive』年表によると、1988年7月3日号には「原子力発電所はほんとうに安全なの?」という記事が掲載されたらしい。まじで! pic.twitter.com/t7J3R8qV55

2014-01-17 19:24:35
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m @surface_water

『Olive』(1988.7.3号) 特集「オリーブ少女ライフレポート からだと環境のこと、きちんと知りたい! 原子力発電はほんとうに安全なの?」 pic.twitter.com/hNXd7g2FT3

2015-01-28 17:39:40
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1986

『MORE』(1986.8)
「ヤンソン由美子のMOREジャーナル ソ連の原発事故と科学による”生命作り”について」

1987

『クロワッサン』(1987.8.25)
「決して忘れてはいけないニュースがある チェルノブイリの放射能で汚染された食品が、今も世界中の食卓に上っていること」

1988

『LEE』(1988.5)
「女3人集まれば、何かができる」※「青の会」織田が浜を子孫に残そう、杉並子どもの遊びと街を考える

『家庭画報』(1988.5)
「放射能時代だから。あなたの食卓は安全ですか」

『MORE』(1988.6)
「安藤優子のMOREジャーナル 知れば知るほど怖くなる 原発は本当に大丈夫?」

『婦人公論』(1988.6)
「ここが知りたい 原子力発電」

『Olive』(1988.7.3)
「オリーブ少女ライフレポート からだと環境のこと、きちんと知りたい! 原子力発電はほんとうに安全なの?」(2015.1.29追加)

『pumpkin』(1988.8.25)
「私サイズの平和への歩み チェルノブイリ原発事故から2年 私たちの身の回りにも、氾濫しだした食品汚染の山 身近な人から平和の意識を訴えます」
「チェルノブイリ原発事故は終わっていない あなたは食品の放射能汚染についてどれだけ知っていますか?」

『pumpkin』(1988.9.10)
「ミュージック RCサクセションの問題作 社会状況が生んだ”反原発”ソング」

『コスモポリタン』(1988.11)
「イーデス・ハンソンの暮らしの社会科 特番 日本の原発は「だいじょうぶ」なんやろか」

『ミセス』(1988.12)
「あなたも考えてみませんか”原発”をめぐる今を」

1989

『コスモポリタン』(1989.2)
「イーデス・ハンソンの暮らしの社会科 原発からアグネスまで、日本も論争好きになったけど、子供のケンカみたいなものも多いよね」これはあまり原発とは関係なさそうですが。

『クロワッサン』(1989.3.10)
「世の中には、決して捨ててはいけないものがある。」※核廃棄物と生活雑排水の問題はまだ解決されていない。

『婦人公論』(1989.6)
「WOMAN&SCIENCE 原子力発電の安全性は、いま」

『pumpkin』(1989.6.10)
「食べる前に知っておきたい食べ物の安全についての話 2回 知れば知るほど恐ろしい 食べ物の放射能汚染」

『クロワッサン』(1989.10.10)
「主婦は変わった! なんと、いきいきと生きる主婦たちよ! 原子力発電所の問題は、ひとつのきっかけです、問題意識を持って生活するようになりました。」

『クロワッサン』(1989.12.25)
「最近、面白い本読みましたか『世界は脱原発に向かう』」

1990

『クロワッサン』(1990.1.25)
「私の言いたいこと 核と共に生きることが何と危険なことかひとりでも多くの人にわかって欲しい。」

『CREA』(1990.4)
「ニュースが好き 放射能汚染はしつこく続いている! あのチェルノブイリはいま?」

『CREA』(1990.7)
「環境問題にゼッタイ強くなる ソ連、中国、北朝鮮、日本のコワーイ原発マップ」

『主婦の友』(1990.10)
「'90 NEW POWER 新人女性議員の政治感覚 信仰の厚さと、女としての生命に敏感な感性から、はっきりと「原発反対」を主張 竹内泰子(政治家)」

『LEE』(1990.10)
「知りたい私のおしえてレポート 6回 私の大学の小さな原子力。発電こそできませんが教育や実験に役立っています。」

『CREA』(1990.11)
「NEWSY CREA 日本だって危ない、ソ連製原発の戦慄すべき事故率」

『クロワッサン』(1990.11.25)
「女の新聞 仲間といっしょに 放射能汚染で大地が死んだらどうなるか? 一番弱い者の命の問題をこの目で見ました。」※チェルノブイリ被害調査・救援女性ネットワーク

1991

『クロワッサン』(1991.2.10)
「あの人のやり方には、興味がある! 反原発、公害の住民運動を支援する福武公子さんの社会とのかかわり方」

『CREA』(1991.3)
「放射能も確かにコワいけど、、、[1%の可能性]と[99%の安全性]に疲れはてた街。」※若狭湾周辺の原発

『CREA』(1991.4)
「NEWSY CREA 前号の記事を脱稿してわずか15日、美浜で原発事故が発生した。」

『クロワッサン』(1991.2.25)
「私の言いたいこと 原発での被爆事故は0という建前のために労災事故の認定はすべて門前払いなのです 原発被爆労働者救済センター 平井憲夫」

『コスモポリタン』(1991.4)
「イーデス ハンソンの暮らしの社会科 5年目のチェルノブイリで子供たちに何が起きているのか」

『LEE』(1991.5)
「知りたい私の教えてリポート 13回 おいしく安全な食肉を安くつくるために。その基礎である、代謝を研究しています(PR記事)」※原発PR記事らしいのですが、タイトルだけでは関連がわからず。

『クロワッサン』(1991.5.10)
「女の新聞 仲間たちのために ヒロシマとチェルノブイリを重ね合わせた、村井志摩子のユニークな朗読劇が上演される」

『マリ・クレール』(1991.6)
「TOPICS ピエール・カルダンがユネスコ名誉大使に チェルノブイリ5周年記念のクリエイション」

『ELLE JAPON』(1991.7)
「NEWS 起こって当然だった? 美浜原発事故」

『主婦の友』(1991.7)
「原発 反対、賛成を越え『問題』を見つける」

『クロワッサン』(1991.8.10)
「私の言いたいこと 安全対策も情報公開も十分でない日本の原発。大事故が起きてからでは遅いのです。」

1992

『クロワッサン』(1992.4.10)
「女の新聞 仲間たちのために 今年も「チェルノブイリの日」、4月26日を迎え、冨士真奈美さん出演の朗読劇が上演されます。」

『婦人公論』(1992.6)
「WOMAN SCIENCE グローバルな視点で考えるエネルギー、そして原子力」

『主婦の友』(1992.9)
「情報ステーション BOOK 小岩勉さん 都市に暮らす人たちが見失った日常の中に、原発が不気味な姿をあらわす、、、。『女川海物語』カタツムリ社」

1993

『ELLE JAPON』(1993.4.20)
「深見輝明のニュース・ウオッチング なぜ、今、危険なプルトニウムか? 見直したい日本のエネルギー政策」

『クロワッサン』(1993.4.25)
「私の言いたいこと 広河隆一さん 現地に行くたびに子どもたちの死を知る。チェルノブイリの惨事はさらに広がっています。」

『ELLE JAPON』(1993.6.5)
「キャスターズ・アイ 事故7年、消えないチェルノブイリの傷跡 有村かおり」

1994

『LEE』(1994.5)
「Book Review 著者インタビュー つかこうへいさん 原発問題、宗教戦争、、、 果たして銀幕の果てに人類の未来はあるのか?」

1995

『家庭画報』(1995.6)
「今日は何をしようかな 展覧会探検術 アートが面白い 6回 美味の下に沈むチェルノブイリ」※本橋成一のチェルノブイリの写真展

『婦人公論』(1995.12)
「9年後のチェルノブイリを詠む旅」歌人 道浦母都子

1996

なし

1997

『CREA』(1997.2)
「What's On? PEOPLE 臨床医としての情熱を”チェルノブイリ”に注ぐ 菅谷昭」

1998

『婦人公論』(1998.11.22)
「book わたしの書いた本 菅谷昭「チェルノブイリ診療記」晶文社」

1999

『MINE』(1999.4)
「MINE生活研レポート 87回 『電気』に支えられている心地よい暮らし。日本海沿岸の柏崎市を訪ねての実感!」

『MINE』(1999.9)
「MINE生活研レポート 92回 『電気の未来』を実感。自然と最先端技術が共存する、青森県六ヶ所村への旅」共にPR記事の記述なし。

2000

『婦人公論』(2000.7.22)
「被災者のこころを歌う20歳のウクライナ女性 チェルノブイリを忘れないで」

2001

なし

2002

『クロワッサン』
「あなたに伝えたい 45回 本橋成一さん 放射能で汚れた地で暮らす村人たち そこには紛れもない『いのち』が」

2003

『MORE』(2003.7)
「原子力発電って危ないもの? 今後のエネルギー問題は?」

2004

『マリ・クレール』(2004.7)
「キューバの太陽と海に癒されて 明日を生きるチェルノブイリの子供たち」

『ミセス』(2004.3)
「ミセスビュー Cinema 今月のシネマワード 原子力発電所 山川元監督 『東京原発』」

2005

『Grazia』(2005.3)
「カルチャーウィンドウズ 長野智子の「NEWS」な毎日 47回 大地震の想定震源域内に原発を抱える恐怖」※東海、東南海地震が起きた場合の東京の影響

『クロワッサン』(2005.4.25)
「あなたに伝えたい 122回 ナターシャ・グシーさん あれから、もう19年。でも、チェルノブイリを忘れないでほしい。」

2006

『婦人公論』(2006.4.7)
「特別対談 幸田真音(作家)山名元(京大原子力実験研究所教授)安定したエネルギーを子どもや子孫の世代に伝えていくために」

2007

『pumpkin』(2007.2)
「風下の人びと 2回 最初の被害者 ウラン採鉱場で放射能を浴び続けた先住民たち」

『pumpkin』(2007.3)
「風下の人びと 3回 セシウム137 いまも食べ物を汚染し続ける放射能」

『pumpkin』(2007.5)
「風下の人びと 5回 心の被害 被ばく被害への不安、無理解と偏見そして差別」

2008

『婦人公論』(2008.9)
「特別対談 大切だからこそわかりやすく伝えたい環境エネルギー」※PR記事

『婦人公論』(2008.12.7)
「特別対談 北野誠×山名元(京大原子力実験研究所教授) 今こそ、エネルギーを真剣に考えるとき」※プルサーマルの役割、電気事業連合会PR記事

2009

『婦人公論』(2009.3.7)
「エネルギーを未来につなぐ、最前の一手 米長邦雄(永世棋聖)×田中知(東京大学大学院教授)」※柏崎刈羽原子力発電所、電気事業連合会PR記事

『婦人公論』(2009.4.7)
「特別対談 中西哲生(スポーツジャーナリスト)×大橋弘忠(東京大学大学院教授) 日本らしい戦法で挑むエネルギーの安定供給」※復旧・点検作業中の柏崎刈羽原子力発電所、電気事業連合会PR記事

『婦人公論』(2009.6.7)
「正しい知識と情報を得て 今こそ、エネルギーを考えるとき 辰巳琢郎(俳優)×山名元(京大原子力実験研究所教授)」※電気事業連合会PR記事

『婦人公論』(2009.8.22)
「特別対談 田渕久美子脚本家)×出光一哉(九州大学大学院教授) 子や子孫の世代へつなぐために ドラマで伝えたいエネルギーの真実」※島根原子力発電所、電気事業連合会PR記事

『婦人公論』(2009.9.22)
「特別対談 石原良純(俳優、気象予報士)×茅陽一(地球環境産業技術研究機構副理事長)「知る」からはじめよう、環境とエネルギー」※燃料をリサイクルできる原子力発電PR記事

2010

『婦人公論』(2010.12.7)
「カソウケン(家庭科学総合研究所)研究室、内田麻理香の現場レポート 家庭も、電気も、目指すは”リサイクル名人”です」

2011

『婦人公論』(2011.2.22)
「清水圭さんが見た日本のエネルギーを支える青森県のいま もっと知ろう、考えよう エネルギーのリサイクル」※六ヶ所村の原子燃料リサイクル施設を訪ねて、電気事業連合会PR記事

『婦人公論』(2011.3.7)
「みんなで考えたい、電気の廃棄物問題 前編 杤山修(原子力安全研究協会システム安全研究所所長)×白河桃子 ”パートナー”との幸せは理解と信頼があってこそ」※地層処分は安全?(PR記事との記述なし)

『婦人公論』(2011.3.22)※実際の発売日は3月7日
「みんなで考えたい、電気の廃棄物問題 後編 研究現場は、北の大地の地下世界だった」※北海道幌延町「幌延深地層研究センター」(PR記事との記述なし)

『婦人公論』(2011.5.22)
「女のニュース 男のニュース 大震災後の対応も、まるで戦時下(斎藤美奈子)」

『クロワッサン』(2011.5.25)
「女の新聞 日常生活の中の差別 244回 東日本大震災、私たちにできること、考えたいこと・2 今村登さん小野和佳さん 原発事故で先行きが見えない中、障がい者と支援者との絆をどう保つか」

『pumpkin』(2011.6)
「防災、暮らしの知恵 いま、私たちにできること 私たちが未来に残すもの」

『婦人公論』(2011.6.7)
「原爆投下後、生き抜いた人々の知恵 放射能汚染は、日本の伝統食で防ぐ」

『婦人公論』(2011.6.22)
「緊急企画 地震国日本に生きる 5回(2)被災地リポート・3 翻弄される福島県南相馬市・飯舘村 政府・東電・マスコミが見捨てた町の叫びを聞け」
「女のニュース 男のニュース 電力を柔軟にまかなう発想へ(斎藤美奈子)」

『pumpkin』(2011.7)
「放射能に安全値はないという。これから「いのちとくらし」はどうなるのか 原子力発電が恐ろしいと言われているのは、なぜですか(小出裕章)」
「放射能に安全値はないという。これから「いのちとくらし」はどうなるのか 近藤誠さん 放射線被曝の身体への影響について、正しいことを教えてください」
「放射能に安全値はないという。これから「いのちとくらし」はどうなるのか 大量の放射性物質が飛散した、東京電力福島第一電子力発電所の事故。この事故にどう向き合えばいいのでしょうか」

『婦人公論』(2011.7.22)
「緊急企画 地震大国、日本に生きる 6回(1)被災地リポート・4 福島県いわき市で女たちが証言。原発作業員の誇りと覚悟を知ってください。」
「緊急企画 地震大国、日本に生きる 6回(2)米・中・露・独・仏からの報告 世界の女性は、「フクシマ」をこう見ている」

『清流』(2011.8)
「オトナになりなさい! 40回 風評被害をどう防ぐか」

『清流』(2011.9)
「オトナになりなさい! 41回 これからのエネルギー政策を考える」

『FRaU』(2011.9)
「月刊誌的「今」の読み解き方 3回 現代日本におけるデモと原発を考える(津田大介)」

『清流』(2011.11)
「写真家・大石芳野の記録 先の見えない不安を抱えて生きることを強いられた福島の人々の姿と声」

『FRaU』(2011.11)
「月刊誌的「今」の読み解き方 5回 哀しき原発プチバブル(津田大介)」

『ミセス』(2011.11)
「BOOK Review 池内紀さん 今月の本 ※山本義隆『福島の原発事故をめぐって』ほか」

『クロワッサン』(2011.11.10)
「女の新聞 日常生活の中の差別 255回 東日本大震災・私たちにできること、考えたいこと・13 海南友子さん 原発事故で不安にゆれたり、暮らしを変えざるを得ない人々を長い目で映像に」

『清流』(2011.12)
「放射能による健康被害から子どもを守るためには(菅谷昭)」

『クロワッサン』(2011.12)
「あなたに伝えたい 281回 菅野典雄さん 福島県・飯舘村長 何よりも人、人の思いが大事。村民が希望を持てる復興を願う」