畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

畑村洋太郎「失敗学のすすめ」のお気に入り点をまとめました。
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翔DMWL @shoDMWL

創造力を身につける上でまず第一に必要なのは、決められた課題に解を出すことではなく、自分で課題を設定する能力です。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 12:19:29
翔DMWL @shoDMWL

「痛い話」というのは、「人が成功した話」よりずっとよく聞き手の頭に入るものなのです。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 12:20:16
翔DMWL @shoDMWL

人は「聞きたくないもの」は「聞こえにくい」し、「見たくないもの」は「見えなくなる」ものです。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 12:21:09
翔DMWL @shoDMWL

最初のうちに、あえて挫折経験をさせ、それによって知識の必要性を体感・実感しながら学んでいる学生ほど、どんな場面にでも応用して使える真の知識が身につくことを知りました。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 12:22:36
翔DMWL @shoDMWL

「小さな失敗を不用意に避けることは、将来起こりうる大きな失敗の準備をしていることだ」-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 12:23:30
翔DMWL @shoDMWL

金属疲労には不思議な性質があり、例えば10の力を与えれば100万回の動きに耐えられるものの、20の力では100回しか持たないというように加える力によって大きな差が生じます。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 12:25:35
翔DMWL @shoDMWL

私たちが「鉄でできている」と考えているもののほとんどは、実は鉄と炭素の合金である鋼を使って作られています。鋼は強度が高いことで知られていますが、外部から力を加えられた際には金属が伸び縮みすることでこの力を逃し、強度を保っているわけです。

2011-10-30 12:28:31
翔DMWL @shoDMWL

ところが、この伸縮性は、摂氏零度にまで温度が下がると完全に失われてしまいます。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 12:29:12
翔DMWL @shoDMWL

失敗を真正面から受け止め、そこに秘められていた発展の種を技術者たちがうまく育てたからこそ歩めた、人類にとって大きな一歩でした。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 12:58:58
翔DMWL @shoDMWL

事故は本来、どんなことがあろうが起こしてはならないものです。しかし、起きてしまった失敗を生かしてそこから真摯に学ぼうをする姿勢があれば、大きな発展の種にすることもできるのです。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:00:16
翔DMWL @shoDMWL

知識を得る上でもっとも有効なのは、まずもって自分自身が体感することだからです。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:00:56
翔DMWL @shoDMWL

東京大学という教育の場は国民の税金によって支えられているのですから、指導者に多少の負担がかかっても質の高い教育を目指すべきです。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:01:54
翔DMWL @shoDMWL

表面的な知識は伝わりづらい。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:02:19
翔DMWL @shoDMWL

みんな実名を出すことで、失敗とは隠すものではないという文化をつくることができる。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:02:54
翔DMWL @shoDMWL

本来、経験的に学ぶべき「良い失敗」は、数としては意外に少ないものです。失敗体験から本質的な部分を理解して知識にするのは、僅かな自分の経験と、他人のいくつかの典型的な失敗体験の情報があれば十分なのです。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:04:34
翔DMWL @shoDMWL

企画そのものが悪ければ、実行者がどんなにがんばってもうまくいくはずがありませんが、実際はまったく責任がないはずの実行者に失敗原因が帰せられて後始末が行われることが多く、企画不良による失敗は実行者にとって最も辛い形になりがちです。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:06:29
翔DMWL @shoDMWL

失敗の予兆は放置されることがほとんどです。なぜなら失敗は「忌み嫌うもの」であり、できれば「見たくない」という意識が人々の中にあるからです。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:08:26
翔DMWL @shoDMWL

失敗情報は時間の経過やいくつかの経路を通るうちに急激に減衰する傾向がある。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:09:12
翔DMWL @shoDMWL

人に知られたり表に出たりすることを極端に嫌う、「失敗情報は隠れたがる」という失敗情報の持つ特性。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:10:18
翔DMWL @shoDMWL

発覚した失敗に嘘で対処することが組織にとっていかに致命的なことか。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:10:57
翔DMWL @shoDMWL

失敗から得た知識をうまく利用するには、失敗その者の正確な分析は不可欠で、そのためにも失敗情報の伝達は、単純化せず細かい経過や原因を含んで行うべきなのです。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:12:17
翔DMWL @shoDMWL

一つの部署で発生した失敗を組織全体で共有できないことで、同じ類の失敗がどこの部署でも同じように繰り返される。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:13:31
翔DMWL @shoDMWL

人々が本当に欲しているのは、その失敗に際してその人が何をどう考え、感じ、どんなプロセスでミスを起こしてしまったかという当事者から見た主観的な情報。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:14:51
翔DMWL @shoDMWL

クレーム処理はとにかく誠実な対応が一番である。運がよければ、それがきっかけで取引先といい関係を結ぶことができる可能性もある。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:16:02
翔DMWL @shoDMWL

公的機関主導ではなく、それぞれの企業、組織で自発的に発展期の失敗体験やこれを知識化したものを集めることが、時代につながる貴重な財産になるはずです。-畑村洋太郎「失敗学のすすめ」

2011-10-30 13:17:20