MLGsフォーラム「プラごみ問題から琵琶湖と淀川・大阪湾のつながりを考える」参加報告2023.2.16

くうのる @kuunoru

佐藤氏＞プラスチックごみのサイズ。5ミリを境に、マクロプラスチック、マイクロプラスチックとして話す。大きいプラは問題がよくわかっているが小さい方はまだよくわかっていない。琵琶湖にどれぐらい溜まって流出しているのか。ざっくり調べてみた。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

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佐藤氏＞注意。フローとストックを分けて考える。フローは流れる量、トン/年。ストックは溜まる量、トン。廃プラの総排出量（フロー）、日本全体822万トン／年。滋賀県人口換算だと90万。全国プラスチック排出量マップ（フロー）では、1kmメッシュごとに排出量を推定。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

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佐藤氏＞滋賀県域の流出量は14.1t/年。降雨時流入を入れると88.1と推定。琵琶湖流域河川におけるマイクロプラ負荷量（フロー）、似たような数値が出ている。琵琶湖岸に漂着するプラごみ（フロー）。犬上川河口部で研究、推定55ｔ/ｙ。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

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佐藤氏＞一年間に60トンぐらい湖底にたまっているのではという研究あり。表水層中のマイクロプラスチック量は1.28ｔぐらいか。まとめ、滋賀県の廃プラ92.893トン／年、河川からの流入量（メモ間に合わず） #プラごみ問題MLGsフォーラム

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佐藤氏＞全国河川マイクロプラ調査（フロー）。琵琶湖・淀川水系から大阪湾へ排出されるプラスチック量。（＊数字が紹介されているがメモが追い切れず）。100トンぐらいが年間で流れているのでは。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

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佐藤氏＞淀川流域河川ごみ調査。それぞれの川で数トンずつたまっているという推計。琵琶湖への流入は88.1、流出は4.7ｔ/年。滋賀県から琵琶湖に流入するプラの大半が湖底や湖岸部に堆積し、瀬田川より下流への負荷は相対的に大きくはないかもしれない。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

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佐藤氏＞様々な研究をつないでいるのでもっとしっかり分析が今後は必要。（了） 続いて、「清掃活動の現場から見える琵琶湖・淀川・瀬戸内海のごみ問題」東坂 波也翔氏（淡海を守る釣り人の会） #プラごみ問題MLGsフォーラム

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東坂氏＞自己紹介。釣りが趣味、環境に関心を持った。大学1回生時に淡海を守る釣り人の会に入会。淀川清掃を2018年から一人で開始、今では100人以上、協賛企業10社程度があつまる活動に。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

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東坂氏＞活動現場、守山市の第2なぎさ公園、BIWAKOモニュメントのある場所。琵琶湖の東岸はごみが漂着しやすい。北側には野洲川から流入。草津市の湖岸緑地志那1、葉山川からの流入。草津市、矢橋帰帆島。農業用袋が多くヨシに引っかかっている。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

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東坂氏＞淀川の城北湾、イタセンパラが生息。奥に入るとごみが体積。草木の生い茂る場所が多い、水位変動が多いため、奥にごみが押し込まれ取り残される。胴長を履いてごみ回収。第9回淀川清掃では1時間で90袋（45リットルサイズ）。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

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東坂氏＞神戸市須磨海岸、日ごろから清掃されているが、どんどん流れ着くのがわかる。瀬戸内海、海は細かいごみが多いのが特徴。現場を比較すると琵琶湖より淀川の方がごみが多い。近年は水中ごみ問題が注目されている。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

くうのる @kuunoru

東坂氏＞琵琶湖の赤野井湾で毎年回収。海ではもっと多いのだろう、しかし水中だけでなく足下にも大量のごみが埋まっている可能性がある。高校時代に行ったマイクロプラスチック調査では、50cm四方の8地点で計1300個以上を回収。全体ではどれだけあるのか……。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

くうのる @kuunoru

東坂氏＞いかに発生させないかが大事。ポイ捨て。どこかからの漂着。これらのごみは他人事か？　回収ごみが荒らされる、いつの間にかポケットからなくなった、ボールが飛んでいったなど、意図していないごみも、結果として惨状が生み出されている。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

くうのる @kuunoru

東坂氏＞物の適切利用、処分、拾うこと。ごみ清掃は大人数で楽しく。地域で協力して。一人でもいい。釣りの際にビニール袋を腰に下げて拾って帰る運動。漂流しているごみはボートアングラーが拾う。この人たちはその地に愛着があるから。愛着ある人を増やすのが大事！ #プラごみ問題MLGsフォーラム

くうのる @kuunoru

東坂氏＞好きだから悪い状態に気づける、未来につなぎたいと思う。楽しい思い出が愛着につながる。人が来ない場所にはごみが溜まっている。愛着を持っている人が多い場所はきれい。楽しい場所が愛着につながる。解決につながる。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

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東坂氏＞結果、世界のどこかの惨状を減らすことができるだろう。清掃活動に参加者募集！（了） #プラごみ問題MLGsフォーラム

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ディスカッション「琵琶湖・淀川・大阪湾のプラごみ削減に向けた協働のあり方とは？」パネリスト：千葉知世氏、佐藤祐一氏、東坂 波也翔氏、濱崎篤彦氏（株 平和堂 サステナビリティ推進室）、金子利佳氏（BIWAKO ZERO WASTE 共同代表） #プラごみ問題MLGsフォーラム

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コーディネーター：辻博子氏（しがローカルSDGs研究会） 辻氏＞私たちは琵琶湖のことばかり見ていることに気づかされた。データや写真は参考になった。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

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金子氏＞片付けサポートの活動をしている。ごみに向き合うこととなり仲間とゼロウェイストの活動を立ち上げた。おしゃれに楽しもうをモットーに、化粧品手作りワークショップ、食器の交換会などイベントを開催している。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

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濱崎氏＞平和堂サステナビリティ推進室。平和堂の取組、琵琶湖一斉清掃とプラごみ削減。びわ湖の日に店舗と本部あわせて300名の社員が5カ所で参加。継続予定。プラスチック削減は、トレーの使用重量を減らす。ノントレー商品拡大、ばら売り。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

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濱崎氏＞無料配付カトラリーの見直し、ストローやプラフォークの配布の中止、スプーンは生分解性ポリマー（カネカ製GreenPlanet）へ変更。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

くうのる @kuunoru

辻氏＞地域によって何か違うことは？ 東坂氏＞ごみの組成は琵琶湖淀川と比べると海の方が細かいものが多い。ビニール袋など小さくやわらかく普通に拾えない。上流で先に拾うことが大事と思って尽力している。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

くうのる @kuunoru

東坂氏＞海でも琵琶湖でもごみを拾う人はそこが大好きな人たち、想いは共通。 辻＞滋賀県と他地域でのお客さんの反応の違いを感じることは？ 濱崎氏＞レジ袋無料配付中止後の持参率の違い、全体で89％、滋賀県は9割を超える、大阪は85％。名古屋市は87％。滋賀は意識高い #プラごみ問題MLGsフォーラム

くうのる @kuunoru

辻氏＞亀岡市の店舗では違う取組を？ 濱崎氏＞レジ袋配付中止。紙製の袋で対応。横に平たいものを運ぶものは不便、ビニール製の風呂敷を販売。亀岡市はマイバッグ98％の持参率。行政の仕組みづくりが強い。袋を欲しがるのは外部から来た人。 #プラごみ問題MLGsフォーラム

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辻氏＞行政の人が法律等で定めたら企業は一気にたやすく動くもの？ 濱崎氏＞禁止するものにもよるが、店内で使うトレーはプラから紙に変えられるが、外からプラトレーに入ってくるものは難しい。紙製トレーの研究をメーカーと共同研究中、対応準備は進めている。 #プラごみ問題MLGsフォーラム