茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第3080回「どんなに遠くからくる光でも、毎日の差分という運動の姿勢は、きちんと保って」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート３０８０回をお送りします。文章は即興で書いています。本日は感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

世の中が複雑化して、いろいろなことがあるけれども、自分が愛しているもの、そちらの方向に行きたいというものを、それがどんなに遠くにあっても、見極めて忘れないことが大切だと思う。そうすれば、どんなにゆっくりでも、人はそちらの方向に変わっていく。

茂木健一郎 @kenichiromogi

脳の変化は植物の成長のようなもので、毎日、少しずつしか変わっていかない。だからあせっても仕方がない。ただ、植物が光の方向に成長していくように、自分が行きたい方向を忘れなければ、毎日の差分はそちらの方に向かっている。

茂木健一郎 @kenichiromogi

どんなに目標が遠くても、毎日の差分は自分にとっては確認できる。だから、光のくる方向をきちんと見極めて、そちらの方に脳の中の神経回路網という「植物」が変化して成長していくように、それだけを忘れずに毎日勤めればいい。

茂木健一郎 @kenichiromogi

もちろん活動や目標はポートフォリオだから、身近なことや、手近なことがその中にあってもいい。ただ、自分にとって最高のもの、愛するものはどのあたりにあるのかを見失わなければよい。それは一つのクオリアとして実感される。そのクオリアの方に脳の成長は続く。

茂木健一郎 @kenichiromogi

今日もまた、脳の中の植物の成長が続いていく。その変化を促す光はどちらの方向から来ているのか。思い切り手をのばして、どんなに遠くからくる光でも、毎日の差分という運動の姿勢は、きちんと保った方が良い。そうすれば、いつかきっと、遠くにいける。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート３０８０回「どんなに遠くからくる光でも、毎日の差分という運動の姿勢は、きちんと保って」をテーマに５つのツイートをお届けしました。