榊一郎先生の質問コーナー

榊一郎のエンタメのレシピ 録画(大阪開催) 第1部 http://www.ustream.tv/recorded/18748406 第2部 http://www.ustream.tv/recorded/18750487 榊一郎ラノベのレシピ 録画(東京開催) 続きを読む
12
前へ 1 ・・ 5 6
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@utakata_utakata エピローグから入るパターンの小説を書く際の注意点、ですが。当たり前ですが、かなり変則的なタイプの構造になる訳で、本来、物語を引っ張る(読者の興味を持続させる)上での最大の牽引力を持つ「オチ」が最初に来る、あるいは #sousaku

2011-11-08 15:05:45
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@utakata_utakata そのオチに時間的に近い部分での情景や会話を書く、という事はつまり、最初から、犯人が分かっている推理小説を書く様なものです。となると、物語そのものの魅力は「これがどういう結論になるか」ではなく、「この結論にどうやって至るか?」の #sousaku

2011-11-08 15:07:17
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@utakata_utakata 過程が問題になってきます。その分、当然に「通り一遍の分かり易い話運び」では面白さが出ない為、相当にひねる、予想外の突飛な展開を入れる、といった調整が必要になります。 #sousaku

2011-11-08 15:08:18
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@utakata_utakata そうでない場合つまり「オチの様に見えてオチじゃない」「オチそのものには触れないけど、それに近い時系列のエピソード」を描く場合は、その「触れそうで触れない」部分が問題になるので、 #sousaku

2011-11-08 15:09:06
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@utakata_utakata 当たり前ですが、文章上での情報の出し方には細心の注意を払う必要があります。読者の予想をミスディレクションさせる事も含め、「これが書かれていたら、読者はどう連想するか」は、通常の小説より緻密に思い描かないと、 #sousaku

2011-11-08 15:10:12
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@utakata_utakata 単にオチの分かっているつまらない小説、という事になってしまいます。その辺の情報の取捨選択はかなり高度なので、ついつい、「分かる人にしか分からない」位に情報を絞ると、逆に、「何が何だか分からないよ」という評価が出る場合も。 #sousaku

2011-11-08 15:11:18
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@utakata_utakata 作者は自分が物語の全てを識った上で書いていますから、その辺、一度キャンセルして、読者の気持ちに立って、情報を一つずつ拾っていく、という作業が必要になります。これって、かなり難しい事。なので、その辺は細心の注意を払わざる得ないと。 #sousaku

2011-11-08 15:12:40
nishida @tw_nishi

@ichiro_sakaki 先生の場合どれくらいまで先の構想を持っておられるか聞きたかったです。(例えばミカヅチ)

2011-11-08 11:12:43
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@tw_nishi 作品によりけりなので、実は、大きな「ラスト」は決めていても、間の構想は敢えてぼかして、適当にしている処があります。人気無いと縮めないといかんし、人気在ると伸ばさないといかんし、その辺の調整が微妙なので、あまり厳密に決めない、と。 #sousaku

2011-11-08 15:14:28
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@tw_nishi 最初から「十巻」とはっきり決まっていたのはMFの「イコノクラスト!」だけですね……アレは各巻の話も先に全部決めてありました。逆に他のものは殆ど、一巻、二巻と最終刊前二冊位は決めていますが、他の部分は「思いつけばエピソード挿入」位で。 #sousaku

2011-11-08 15:15:51
前へ 1 ・・ 5 6