【3.11】あぶくま君の漫画に描かれた避難所兼遺体安置所は実在したのか論争【情報提供求む】

以下は13話の1ページ

以下は19話の中の1ページ

該当シーンから読み取れることとそれに対する疑問点

2週間経って避難所を移動した

• 2週間経っても尚避難所と遺体安置所を同施設に設置しなければならない程切迫していたのか？
• 周辺自治体との連携も進んでいる中、何故わざわざ切迫した避難所に移動しなけらばならなかったのか？

避難所に遺体が毎日運ばれてきた

• 避難所と遺体安置所を同じにせざるを得なかった理由はなんなのか？
• そもそもその避難所はどこ？

救助隊員が大声で遺体の到着を報告し、未処理の遺体を見せびらかしている

• 洗浄も経ず、汚れたり、損壊したりしている遺体を安易に見せびらかす行為は本当に行われたのか？
• このような行為は避難者のメンタルにあまりにも無配慮な行為ではないか？

遺体は納棺されず、布・シートで包まれた状態で保管されている

• 洗浄や検視の余裕すらない程切迫していたのだろうか？
• この状態では腐乱臭が大変なことになりそうだが、問題なかったのか？
• 棺やドライアイスは不足していたか？

遺体は生活スペースから見える範囲に安置されるようになった

• 腐乱臭など、避難者の公衆衛生に悪影響を及ぼさなかったのか？
• 生活スペースに安置せざるを得ない程切迫していたのか？

この論点に対する主張（※面倒な人ここだけ読んでください）

時系列に誤りはないか

abyama

• 少なくとも震災から2週間経過した南相馬市・隣の相馬市で遺体安置所を併設していた避難所は存在しない
• 遺体安置所になった原町高校の避難者は14日にはゼロになっているので一致しない
• 南相馬市からの避難者を受け入れてた旧相馬女子高校では、体育館を遺体安置所にしていたが、18日には旧アルプス電気（株）相馬工場に移転しているため、一致しない

しわ枯れパパ

• あぶくま君の描いた避難所は旧相馬女子高校と一致する
• 日にちが異なるが、これは特定を避けるためのフェイクと考えるのが妥当

生活スペースから避難所が見えたか否か

abyama

• 体育館と校舎で隔離されており、あぶくまの作中のように容易に見れる環境だったとは考え難い
• インタビュー記事の「開いているドアからひつぎが見える」証言は、遺体が納棺され、空いているドアからかろうじて見える点で、あぶくま作中描写と全く異なる
• 実際に旧相馬女子高校に避難した方からは「キープアウトのテープが張られていた」との証言があり、やはり容易に近づける環境ではないことを裏付けている
• 遺体安置所は16日午後6時には移動を開始しており、南相馬市の避難者が遺体安置所を見れたのはたった2～3日。「（遺体の）数が増えるにつれて」、「当たり前の光景」と大きく矛盾する

しわ枯れババ

• 仮設トイレは生活スペースであるため、インタビュー記事の証言はあぶくま君の描写と一致する
• この記事の回答者は実名なので信頼できるソースである
• 匿名で又聞きの証言は信用できない（※なお、提供者は南相馬市現地の写真を高頻度で投稿している。一方であぶくまも匿名なのに信じるのはダブスタでは？）
• この匿名の証言は遺体を見に行ったあぶくまの描写とも実名のインタビューとも矛盾しており、何の証明にもなっていない
• 「ご遺体を見ていない」というあなた（abyama）の前提は崩れている（※この描写そのものがあり得ないとは言ったが……）
• 当事者に思い出したくもないかもしれない話をさせたあなたは非常識である（※それ、この一件の真偽と関係ある？）

しわ枯れパパが根拠として提示したNIKKEI STYLEの記事

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO69639440U1A300C2000000/

しわ枯れパパが根拠とした部分の抜粋

――放射線の恐怖を感じながらの避難生活、どんな心境でしたか。

「避難所が高校だったので教室で寝泊まりしていたのですが、仮設トイレが外にあって、体育館の前を通るんです。その体育館には、津波で亡くなった方のご遺体が運ばれてきていました。救急車がサイレンも鳴らしていないし、開いているドアからひつぎが見えるから、すぐわかるわけです。それを見るのが怖くてトイレに行くのを我慢した記憶があります。自分は生かされたけれども、こんなにもたくさん亡くなった方がいるんだと、つらい現実を目の当たりにしました」

実際に旧相馬女子高校から避難した方の証言