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発端
講談社様より落合陽一先生(@ochyai )の「xDiversityという可能性の挑戦」をご恵贈いただきました。誠にありがとうございます。一サイボーグとして大変楽しく読ませていただいております。 amzn.to/3EA44Be pic.twitter.com/GFnaHFZIOK
2023-02-24 18:17:35人間、どんどん「サイボーグ」になっていくべきなんだろうけど、「サイボーグになる過程で人間はどう変わっていくのか」という見識は積み重なっていないように感じる。
2023-02-24 18:19:29障害のことや社会のことを穴の空いた靴下を履きながら書いたりしています。人工内耳着用の聴覚障害者で追加属性がADHDの割としんどい人間。「サニーバンク」(sunnybank.jp)アドバイザー。書き物をしています。「ボクの彼女は発達障害」amzn.to/3ECsvuR
感想書きます
こちら、どうにかある程度言葉にできるくらいに読み込んだので雑感を書きます。(遅い) twitter.com/kurage313book/…
2023-05-04 15:21:252月に講談社様より落合陽一先生(@ochyai)の「xDiversityという可能性の挑戦」をご恵贈いただいておりましたが、仕事が忙しくて(ということにしておいてください)レビューのようなものを仕上げるのが遅くなってしまいました。申し訳ありません。
2023-05-04 15:22:47「xDiversityという可能性の挑戦」は落合陽一を中心とした科学者等がJSTクレストxDiversityというチームを結成し、それぞれのプロジェクトを通じて見えてみた成果や課題について書かれている一冊です。 amazon.co.jp/xDiversity%E3%…
2023-05-04 15:25:19で、このプロジェクトは「聴覚補助デバイス・ロボット義足・視覚障害者支援デバイスなどの製作とそれらのデバイスを実装するためのワークショップ、プロトタイピング」なんですよね。つまりいわゆる「障害者支援」に関するものとなります。
2023-05-04 15:26:40聴覚補助デバイスは「Ontenna」という聴覚障害者が髪などにつけて音を振動で感じることができるデバイスで、現在ではろう学校の8割で利用されているとのこと。 ontenna.jp
2023-05-04 15:30:58Onttena、実は初期の頃のプロダクトを体験して記事を書いたりしています。この頃はまだ単純に音に対して震えて光る、というものでしたが現在のものはかなり進化している模様。 media116.jp/other/6226
2023-05-04 15:32:56ロボット義足については皆様御存知の乙武洋匡さん(@h_ototake)を歩かせようとする「OTOTAKE PROJECT」でございます。報道で見た方も多いかと思いますが新国立競技場で100メートル歩行にチャレンジするという無謀なゴールを設定してしまったアレですね。 xdiversity.org/projects/otota…
2023-05-04 15:37:08このプロジェクトで乙武さんにエールを送るつもりで人工内耳の体験談を書いたら見事にバズったという経験もしております。はい。このバズりもあって現在乙武さんとは親しくさせていただいております。ありがたいことです。 togetter.com/li/1316319
2023-05-04 15:39:39視覚障害者支援デバイスは文字を読み上げるスマートグラス「オトングラス」から「ファブビオトープ」という生態系を設計することに展開されていく過程を追っています。 initial.inc/companies/A-27…
2023-05-04 15:44:40これらのプロジェクトを軸にさまざまなイベントやワークショップが展開され、それぞれが絡み合い、分離して「障害とは」「技術とは」「現実とは」などさまざまなテーマに深く踏み込んでいく大変興味深い本になっております。その分、内容が難しいので読むのが大変だけどな!疲れたよ!
2023-05-04 15:47:551Pに一つ位の頻度で「おっ!?」と思う部分があり、全部羅列するといくら時間があっても足りないので、さらっと特に気になったポイントについて書いていきます。
2023-05-04 15:49:27OntennaについてはAIの進歩によって音によって振動の種類を変えられるようになっているんですけども、ろう者を含めてワークショップを行って「どういうプログラミングにすればいいか」とかを研究しているのがとてもよかったですね。
2023-05-04 16:06:19よく考えたら当たり前なんですけども、「ろう者がどんな音を感じたいか」ってのは「ろう者一人ひとり」で違いますが、少なくとも健聴者が頭で想定するより無数の広がりがあるわけです。私はいつも「健常者が頭で作って使い物にならないバリアフリー」を批判しているのと同じことですね。
2023-05-04 16:06:19でもまぁ、ろう者の大半はAIやら機械設計の経験なんてないわけで、作り手とユーザーの間に埋めがたいギャップが生じるのは避けがたい。でも、ワークショップによってこれをなんとかしようと試行錯誤する取り組みってすごく大事だと思うんですよね。
2023-05-04 16:06:20