目指せ猫酸さま！フライパンサイズの「乱れのないホットケーキ」の焼き方解説(自己流)

　猫酸さまのホットケーキは焼きムラもなく本当に美しいですね。

　自分はズボラなのでガス火で焼き色を整える努力は放棄していますが、うまいことひっくり返すタイミングなら発信できるかなぁと思ってこのまとめを作りました。
(ちょうど母の日で母からホットケーキをリクエストされたから、というのもあります)

フライパンに入れるタネの量

　書き忘れましたがフライパンは小さめのテフロン加工のものを使っています。油を引くと焼き色が乱れてしまうからです。

　「もっとタネを入れた方がいいのでは？」と思われるかもしれませんが、ホットケーキ生地は焼くと膨らむので下手をすると後述のように悲惨なことになります。

生地をひっくり返すタイミング

最後は中までしっかり火を通す

　ガス火で焼き色のムラをなくすなら、焼いている間じゅうフライパンの位置を変えるしかなさそう。
※焼く前に濡らした布巾でフライパンの底を一度冷やしてはいるのですが、普通のホットケーキでもわかりやすく気泡の出現位置が偏ってしまいます……。

　うっかり確認を怠って生焼けだった場合、バターとジャムを表面に塗ってレンチンすると溶けたバターとジャムがホットケーキに染みこんでなかなか美味しくなります。フニャフニャになってしまいますが。

完成

　今回使用したのは食事用パンケーキ向けの焼いてもあまり膨らまないホットケーキミックスで、焼く前の生地はかなりシャバシャバした状態です。なので出来上がりも猫酸さまのホットケーキと比べたら薄さが目立ちます。
（「ぐりとぐら」感が足りないのはそのためです）

　ホットケーキミックスによって火の通り具合も表面の焦げやすさも全然違うので気をつけてください。

具体的な失敗例(タネの入れすぎ)

　フライパンにタネを入れすぎて膨らんだ生地がフライパンから溢れんばかりとなっています。表面も見るからに液状部分が多いです。

　火が充分に通っていない状態でひっくり返そうとした場合、フライ返しで持ち上げた段階で生焼けホットケーキが自重で崩壊して大惨事となります。

　皿をフライパンに被せてひっくり返そうにも上部が焼けていないので、どのみち非常に乱れたホットケーキになってしまうでしょう。なので焦げるの覚悟で極弱火で焼き続けるしかない。

余談

　「ぐりとぐら」のカステラには公式レシピが存在しますが、スキレットにタネを入れた後オーブンに入れるというものです。まぁ作中でひっくり返してないから再現しようとするとそうなるわなぁ……。