速読の基礎知識

小松健司Blended Learning @kenkom55

#速読 は、最近テレビや雑誌などのマスコミでもよく紹介されていますが、本をパラパラめくるように見るだけで内容が分かるなんて胡散臭いな、という印象を持たれた人も多いと思います。では一体どんな訓練をすればどんな効果が見込めるのか、簡単に説明したいと思います。(1)

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本を読む速さは人によって千差万別ですが、日本人の平均読書速度は1分間に400～600字と言われています。#速読 のトレーニングでは、パソコン画面を使って最初に眼筋のストレッチ運動をしてから画面を流れるように表示される文字を目で追い、より速く正確に活字を読む力を鍛えます。(2)

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画面に表示される読み物は小学校低学年から大人まで #速読 訓練の受講者年齢に応じて選択され、その表示速度は時間とともに自動調整されます。例えば、初期読書速度が毎分500字の受講者は500字から始まり、数分間で1000字、1500字と段々速くなっていきます。(3)

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数分間訓練してから読書速度を再計測すると、最初の500字が例えば600字に増えています。こうした #速読 の訓練を毎週繰り返して読書速度を徐々に向上させていくと、一文字一文字のなぞり読みから段階的に単語⇒文章⇒文節を一塊りで捉えて瞬間的に内容を理解できるようになります。(4)

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#速読 の訓練は文章を読むだけではありません。短文を数秒見て質問に答える速解力訓練や子供でも飽きないよう様々なゲームも取り入れられています。ゲームも単なる息抜きではなく、自然と読解力や瞬発力、記憶力、思考力、集中力などが養われるよう色々な工夫がされています。(5)

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こうした訓練を毎週1回30分ずつ重ねていくと、早い人は数ヶ月で自分の読書速度が上がったことを実感できます。しかしながら、 #速読 の訓練により集中力や記憶力を高めたとしても、そもそも授業にも集中できない環境で勉強しているかぎり、宝の持ち腐れなのです。(6)

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一人の先生が一度に30人も40人もの生徒に対して同じ内容の授業をしなければいけない学校の授業では、生徒は自分が先生に話しかけられているという実感がわかないため上の空ということも多いはずです。ただこれは現在の日本の公教育システムでは仕方のないことです。 #速読 (7)

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グリップ標準の自立学習は生徒が講師の話を座って聞いている従来型の集団授業とは違い、教室ではテキストやプリントの問題に取り組み続けるため高い集中力が要求されます。生徒は皆集中して黙々と問題に取り組み、それが静かで集中やすい学習環境を作るという好循環を生んでいます。#速読 (8)

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そのためグリップでは、生徒の集中力や思考力をさらに鍛える手段として日本速脳速読協会http://t.co/ude5ZDfE のシステムを導入しています。グリップの生徒は、小学生は低学年の生徒も含め原則全員 #速読 の訓練を受けています。(9)

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「ウチの子は集中力が全く無いので速読をやらせたい」とよく相談を受けますが、集団一斉授業形式の学校や学習塾では全員が同じように集中できる環境が整えられているわけではありませんから、そもそも学習環境を変えない限りいくら #速読 の訓練を重ねても大きな効果は見込めません。(10)

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逆に言えば、グリップのような集中して勉強できる環境を整えてあげたうえで #速読 の訓練をすれば、読解力や集中力、記憶力などでかなりの効果が期待できます。11月29日(火)朝8時15分からのNHKあさイチでも速読について詳しく取り上げられる予定ですので是非ご覧ください。(11)

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グリップでは、 #速読 は基本的に学習時の集中力アップのためのツールという位置付けですので生徒児童は必ず国語や算数の科目と一緒に速読講座を受けていますが、それとは全く別に「大人のための速読」を週1回30分1,000円で随時受付中です。(12)