ラーメンハゲこと芹沢サン登場回メイン「ラーメン発見伝」感想・前編

Botti @774no0ta9

前話でラーメンに流儀は無いと自分で言っていたのに実践出来なかった藤本クン。これはラーメンマニアと皮肉を言われても仕方ない。対して芹沢サンは普段から知見を広めているであろうことが伺えます。この漫画は経験と知識の蓄積がちゃんと実力差として現れるんですよね

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第44杯🍜スープ切れの是非を問う回。どんたく亭の支店長・良太の店でスープ切れが発生、良太はスープの生産量を増やすリスクを訴えるが藤本は店側の都合だとバッサリ切り捨てる。良太はスープ切れに誇らしい気持ちがあったと反省、寸胴を大きくしてスープが切れない様に改善した

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第47-48杯🍜天宮再登場回。反省したという彼だったが改善したのは客への対応だけで、店の近くに屋台を出し客を奪う行為は相変わらず 天宮クン、実力は確かにあるんですけど芹沢サンの店には勝負を仕掛けないあたり勝てる相手を選んでいる節があってあまり強敵感は無いんですよね…

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第53杯🍜会社でラーメンチェーンを展開することになり藤本が担当に。建設地を確認していると芹沢が来訪、すぐ近くにあるラーメン店・朱雀のリニューアルを任されておりオープン日を被せてきた。藤本はレストラン大地で芹沢が考案した醤油ラーメンを改良して挑むが客足は日に日に遠のいて…

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第54杯🍜藤本の店は客席が多過ぎて客が座ってからも長時間待たせてしまっていた。芹沢の店は回転率は高いが行列待ちの時間を含めれば藤本の店よりも待っている時間が長い。それでも芹沢の店に客が来るのは、行列に並んでいる時より席に座ってからの方が客として待たされている不快感が強いからだった pic.twitter.com/K7gMebcrOw

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芹沢サンが藤本クンをラーメンマニアと揶揄する理由がよく分かる回。会社の金で店開業の予行練習が出来るまたとない機会なのに、自分の店じゃないから真剣になれないとのたまう主人公に愕然…結果、一時休業して改装するはめになり大損失な訳ですが、自分の監督不届きと許した四谷課長は上司の鑑ですね

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完全なる余談ですけど、芹沢サンが不敵な笑みやゲス顔で話してる最中にふと仕事モードに入る瞬間のコマがすごく好きなんですよ。仕事やラーメンに真摯な態度が漏れ出てる感じ…良いよね… #細かすぎて伝わらない推しの魅力をプレゼンする pic.twitter.com/NLN1TXNR3Z

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第58杯🍜ラーメンチェーン大河で塩と味噌ラーメンを出すことに。厨房面積の関係で寸胴（スープ）を増やせないため、既存の魚介系&動物系スープのブレンド率を変えることで対応した藤本。一方、芹沢がリニューアルを手がけた朱雀の店主・猿田は芹沢に再び依頼。メニューが7種類に増えていた…

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第59杯🍜芹沢はラーメンには手を加えず、7種類の香味油で味の変化をつけていた。品数で負け不利かと思われたが、駅地下という場所が幸いし醤油や味噌の様な定番を好む一見客で繁盛する。ドローという結果に焦った猿田は、芹沢の改良案を待たず業務用の食材を使用して評判を落とし自滅したのだった

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商戦は相手が自滅、ラーメン対決は香味油のアイデアの方が先鋭的だったと今回は消化不良だった藤本クン ちなみに芹沢サンが香味油を使ったのは料理の腕前がイマイチな猿田でも対応出来るという理由もあって、フードプロデューサーとしてちゃんと仕事してるのがポイント高いですよね

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番外編🍜5年前。芹沢がラーメン屋を開店して半年、全く繁盛せず銀行員・斉木に追加融資を頼む程に経営は悪化。芹沢を応援している斉木はチラシ配りなど協力してくれたが努力実らず不渡りに。翌日、来店客がコッテリ系の方が旨いと話すのを聞き芹沢はヤケクソでラードを大量に入れたラーメンを出すが… pic.twitter.com/vJa9xlPAzh

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一ヶ月後、芹沢の店は新メニュー濃口らあめんがヒットし大繁盛していた。しかし拘りである鮎の煮干し風味が無い濃口に頼っている現状に葛藤する。そこへ斉木が来店し失望されると不安になる芹沢だったが、斉木は淡口よりも鮎の風味が効いていると濃口を大絶賛。芹沢は唯一の理解者を失ったのだった pic.twitter.com/S0NuSrOF3n

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芹沢サンが情報を食っている客を切り捨て、味の分かる客至上主義なった理由が分かる話。初見時は話の流れ的に斉木サンに失望されるのかと思ったら、それを上回る尊厳破壊にゾッとしました…斉木サンはファンであるが故に芹沢サンの作るラーメンを信じて疑わなかったというのがまた切ない😢

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第63杯🍜大野屋再登場。行列待ちに構わず居座り続ける常連に注意出来ない大野へ他の客から抗議が。本心では迷惑していたと言う大野に代わり藤本が常連に厳しく注意をする。が、一番悪いのは何も対策せず被害者ぶる大野だと言い、店の雰囲気やルールは店主と客が一緒に作り上げていくものだと説いた

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第65-66杯🍜レストラン大地で夏野菜フェアのコンペ対決をすることに。藤本は野菜をダシではなくペーストにすることで野菜の旨みをより引き出すが、芹沢は野菜をエスプーマ（泡状のムース）にする革新的な発想で上を行く。既成のラーメンから抜け出せない藤本に芹沢は喝を入れるのであった pic.twitter.com/qb2hadojeE

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藤本クンのラーメンは今までの経験をフル活用したものでしたが、それはつまり既成の域を出ていないということなんですよね 私的に料理対決ものって主人公側が斬新な発想や食材の料理で勝つイメージが強いんで、修行中の藤本クンの方が優等生タイプでなかなか殻を破れないというのがリアルで好きです

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第67杯🍜花輪亭・片山&瞳サン再登場。片山がテレビ出演をきっかけに業界人と夜な夜な遊び回る様に。営業活動と言い訳するが彼がつるんでいたのはヤラセありの不真面目な制作会社で、瞳の説得もあり片山は目を覚ました 片山のクズな一面が判明、瞳サンの苦難の始まりである…

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第72-73杯🍜芹沢に呼び出された藤本は清流房の岩下が新店舗の支店長として相応しいか対決相手になることに。画期性のある麺というお題に、岩下は2種類の食材を練り込んだ麺で味と技術共に高評価を得たが、藤本は食感の異なる3種類のミックス麺を考案しその斬新さで勝利した

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藤本クンがなかなか既成の殻を破れないのでとうとう直球のお題を提示してあげる芹沢サン。結果、自分では思いつかなかったミックス麺を考案され、内心めちゃくちゃ悔しがりながら藤本クンの前では余裕を見せる芹沢サンが意地らしい笑 ちなみに岩下サンは無事支店長になれました👏 pic.twitter.com/K0hzov9QBP

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第77-86杯🍜 ラーメンマニアキング回。長編なので内容は割愛しますが、見事優勝した藤本クンが賞金1000万をゲット。このクイズ番組の企画内容がよく出来ていて、特にヒール役のクイズマニアの青年が良いスパイスになってます。出題されるクイズもガチ感があって見応えがあり楽しい回

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クイズ番組のライバルとして、苦労人の脱サラ店主・千葉サン初登場。昔経営していた店がラーメンマニア達と揉めて閉店してしまって以来、マニア達を恨んでおり藤本クンに対する第一印象も最悪。名前を変えまで過去を捨てて再出発したのに有栖&芹沢コンビに全国ネットで全部バラされる可哀想な人