三国志こばなし集2023年7月号(上)三国時代編

三国志のなんでもありなこばなしや現パロのまとめです! 上旬はなんでもありな三国時代編。
1
前へ 1 ・・ 8 9
三国志こばなし集 @omikanboy3594

小「…」 周「今の曹植の詩は、全てが全て即興でありながら、曲のみならず詩までも完璧だった」 小「すごい…」 周「のみならず、誰か一人のために誠心誠意唄った詩でもあるんだよ」 小「…あなたはそこまで分かったの?」 周「分かったつもり、かもしれないが」 小「それが悔しいの?」 周「とても」

2023-07-21 17:00:16
三国志こばなし集 @omikanboy3594

小「やれやれ」 周「小喬?」 小「じゃあ今から私だけのラブソングを即興で作って」 周「なに!?」 小「できないとは言わせないわよ?」 周「…少し待ってくれ」 小「ふーん。曹植くんは即興で作れたのにあなたはできないのね?」 周「…私を本気にさせたな、小喬」 小「へえ?」 周「私の唄を聴け!」

2023-07-21 17:00:17
三国志こばなし集 @omikanboy3594

周瑜…勢いで小喬への愛をぶちまけた詩を即興で歌い上げまでしまったが、めちゃくちゃ恥ずかしい内容になってしまった。 小喬…めちゃくちゃダサかったけど、それはそれでアリだった。姉上に教えてあげよう!

2023-07-21 17:00:20
三国志こばなし集 @omikanboy3594

朱異「面!」 周泰「!」 朱「!?」 周「止め」 朱「…また私は勢いに任せて前に出てしまった」 周「朱異」 朱「はい。師範」 周「踏込みの鋭さに磨きがかかっている」 朱「ええ!?」 周「お前の良さだ。さらに磨きをかけると良い」 朱「ありがとうございます、師範!」 周「朱異」 朱「…なんですか?」

2023-07-21 17:32:52
三国志こばなし集 @omikanboy3594

周「昨今の稽古から、お前の腕の上がり方が尋常ではない」 朱「そんなまさか!」 周「私が弟子におべっかを使う男だと思うか?」 朱「いえ…」 周「何かあったのか?」 朱「…絶対に、守り抜きたい友達ができたのです」 周「ふむ」 朱「ですから俺の手の届く範囲にいる限り、絶対に友達を守りたい!」

2023-07-21 17:32:53
三国志こばなし集 @omikanboy3594

周「見事な覚悟だ、朱異」 朱「そんな」 周「お前の守りたい友人と、一度会ってみたいものだな」 駱統「朱異さん!今日の稽古も頑張ってくださいね!」 朱「駱統くん!?」 駱「私ももっと大きくなったら武術をやりたいので!」 朱「…その時は俺が教えてあげるよ」 駱「やった!」 周「…なるほどな」

2023-07-21 17:32:54
三国志こばなし集 @omikanboy3594

朱異…駱統や丁奉や留賛と同じクラスの仲良し組。剣道部に所属しており、日々自分でも驚くほど腕が上達している毎日だとか。 周泰…剣道部師範。孫権が出張する時はボディーガードと勤めているらしい。居合いの達人らしい。 駱統…まだ小さいから武道のクラスに入れないが、やる気は満々!

2023-07-21 17:32:57
前へ 1 ・・ 8 9