装填架式軽機関銃の話

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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

やっぱりねぇ、十一年式軽機関銃はあれはとても良くできた銃なのよ ほかにもやりようはあるかもしれない しかし、こうしたからこそ得られるメリットも確かにある 十一年式軽機関銃は至高だ pic.twitter.com/wNB6MVv8yp

2023-07-06 10:23:10
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小銃普通弾をそのまま装填することもできる そこには、代えがたいメリットが確かにあった 私はそう信じる pic.twitter.com/6FQ06wMZNu

2023-07-06 10:25:25
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45発装填の九一式車載 (ストックは卸下戦闘のときには取り替えられる) pic.twitter.com/EJfD85IOeJ

2023-07-06 10:29:36
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十一年式軽機関銃について述べたならば、ソ連で研究された装填架式軽機関銃に就いても述べなければならない この写真に『十一年式軽機関銃』とかキャプションつけたら騙されるのがでそうなくらい、装填架は十一年式軽機関銃の個性と言えるのだが、この写真はソ連で研究された装填架式軽機関銃である pic.twitter.com/haWK2DKcfB

2023-07-06 11:27:12
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原型は当時のソ連で一般的に用いられていたDP式軽機関銃である 47発を収容する回転式弾倉を備えた優れた軽機関銃である 二次大戦当時有数に優れた軽機関銃の一つと言って差し支えない この銃の弾倉は弾薬の保持の様式が特徴的であり、全く保弾鈑と類似の様式であるのは特筆に値すると思う pic.twitter.com/Dt0OVmpaBd

2023-07-06 11:27:13
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難点はこの弾倉の大きさ 径が大きく、薄っぺらいということは変形しやすく、変形すれば保弾板同様の保持の様式では弾薬が正確に保持されなくなり得るのだ もちろん取り扱いが精密であればさほど差し支えはない また、弾倉が大きいことは携行上の不利にもつながるのである そんな軽機関銃である pic.twitter.com/pSwiEVtT8M

2023-07-06 11:27:16
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で、その改良の研究の中で登場したのが装填架式軽機関銃である 装填架をどのように動かしているのか全くさっぱりわからんが、このような様式も試されている 観たところ、25発を収容する装填架式であり、使用する弾薬は露国1891年式小銃と同じものである 挿弾子まで同じものを採用している pic.twitter.com/wXZbYZBcl7

2023-07-06 11:27:17
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この銃が不採用になった理由にはいろんな神話があるが、手を挟んだら危険という話はあまりにも怪しい話だ さておき やはりネックになった1つは露国1891年式小銃向けの挿弾子がこのような方式に適していないというのも挙げられると思う この様式の挿弾子は弾薬の保持がやや乱雑で、一発抜けたら(続 pic.twitter.com/wgSWVkM7Hd

2023-07-06 11:27:21
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

弾薬の保持はふにふにで、弾薬が装填架の中でどこまでお行儀よく並んでくれるかさっぱりだ とくに機関銃であるなら相応の振動がある また、壁が左右にあるため、もし挿弾子1つを撃ち盡くしてそれが装填架から下方に押し出されるときに、上側になった壁部分が引っかかり落下不良を起こす可能性がある pic.twitter.com/5to2NT8X9h

2023-07-06 11:27:23
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日本の小銃の挿弾子はドイツのマウザー式を踏襲しており、〰めいた形のバネが入っていて、このテンションによって弾薬を保持するので、比較的安定するし薄型であるから落下不良を『比較的』起こしにくいだろう まあ、様々な理由があってDP軽機関銃を原型とした装填架式軽機関銃は採用されなかった pic.twitter.com/xcDWN38DoZ

2023-07-06 11:27:25
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それはそうとして装填架式軽機関銃というものが研究されたというのは非常に興味深いことだと思っている いつか現物を見てみたい pic.twitter.com/LZETVwe85i

2023-07-06 11:27:27
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この丸棒をたたっ切ったようなものは見た感じ後付けのロー付けなので、たぶん後からより弾薬を抑え込みたいという感じでつけたと思う なんというか、苦労している pic.twitter.com/P9Clr7XomV

2023-07-06 11:50:58
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

うーん 本当にどう装填架を動かしているのか全くさっぱりわからん 尾筒の左側になんか覆いがあるからこの中にテコかなにかが入っているとは思うのだが、どう入ってたら矛盾なく動くのか予想ができない pic.twitter.com/1DnTOvLxfW

2023-07-06 19:10:18
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

待てよ発想元が十一年式軽機関銃ならそれを思い出せ pic.twitter.com/NXYZbBOZDt

2023-07-06 19:12:39
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

十一年式軽機関銃の蹴子か あんな感じのテコならありか 後方が『ノ』めいて曲がっていて銃尾機関に接触しているんだ これが銃尾機関の退却に従って尾筒の外に追い出されればこのピンを軸に旋回して弾薬が一発右方に遷移させられる 軸細すぎない? pic.twitter.com/HJo8RHiuPF

2023-07-06 19:17:13
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

そして今度引き金を引いて銃尾機関が前進するときなのだが 十一年式軽機関銃の蹴子と違って銃尾機関によってもとに戻す要素がないので、復帰させるバネが何処かにあってそれの作用で復位させていると考えると良いのだろうか

2023-07-06 19:19:43
Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

そうだとすればバネの衰損の状態によっては銃尾機関と弾送機関の連携が不適切になり弾送不良を多発したかもしれない

2023-07-06 19:22:34
Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

十一年式軽機関銃の弾送機関は銃尾機関と強く密接していて、理論の上ではどんな状態でも正しく連携して動く まあ、そのためにかなり目茶苦茶な仕組みになっているけれど

2023-07-06 19:25:20
Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

目茶苦茶なしくみではあるんだけれど、シッカリしているんだ、その辺は   やっぱりあとから装填架式に作り変えるのはどんな銃でもかなり無理がある気がしてきたな(あたりまえ体操)

2023-07-06 19:27:54
Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

そうなんですよね、十一年式軽機関銃の装填架式は保弾板を引き込むための作りをそのままいじっているんですよね だからある意味十一年式軽機関銃も装填架式にしたのはあとからの改造とも言えなくはないんですよね 銃尾機関の溝は三年式MGと概ね似たようなものですし pic.twitter.com/cCbWlUrKPZ twitter.com/C11katao/statu…

2023-07-06 19:34:57
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