「（友情は理解であって隣りにいたい訳ではないのを勘違いしている）女性作家の書く男性の友情ものはBL臭くなる」というこぴーらいたー氏のツイートから

平家八草「楽園Escaper」C102 二日目T-25B @kawaikunai_mono

「友情度が高い＝高い理解者であり」 「友情値が高い＝一緒にいたい人ではない」 「その辺を勘違いしているので女性作家の書く男性の友情ものはBL臭くなる」 というこぴーらいたー氏のツイートがありまして 分かるような分からないような、だったので もう少し考えてみます、というスペース

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「友情値が高い＝一緒にいたい人ではない」 とは言うんですが 例えばプロスポーツ選手とか会社とかでも 組まないと勝てない場面が多いですし 彼らが皆職場を去るとそれっきりって訳でもないです 何だったらプライベートで遊びに行ったりします

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具体的にスポーツ選手の名前を出しちゃうんですが、 例えば坂本勇人選手（遊撃）と山田哲人選手とかは 結構二人で遊んでそうですよね間違いなく もちろん本業の野球をなげうつ訳ではないですし 山田哲人選手は坂本勇人選手のチームに行く機会もある中で 元のチームを選んだ経緯もあるんですが

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こいつらホモ的な意味で仲良しか、みたいな扱いは 男性にも女性にも割とよくされているんですが それで男性ファンの人気が削がれたりはしてません 何だったらこんな感じで仲がいいから なんか不思議な人気が出ているとも この二人は仮に組めば最強二遊間になるので そんな期待もあるでしょうけれど

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で、男性作家（だと思われる）で 男性同士の友情を書いた作品と言われて 思い出したのが旧約聖書のダビデとヨナタンでした

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「ヨナタンとダビデとは契約を結んだ。ヨナタンが自分の命のようにダビデを愛したからである。 4 ヨナタンは自分が着ていた上着を脱いでダビデに与えた。また、そのいくさ衣、およびつるぎも弓も帯も、そのようにした。」サムエル期上18:3-4 大分ベタベタしてるなこいつら！

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他にも色々あるんですが wordproject.org/bibles/jp/09/1… サムエル期上のリンク載せるので暇な方はどうぞ ただこの二人の場合、 別方向の敵を互いに任せてヨナタン（とサウル）が死んでるので 元ツイートから外れるわけでも無いんですよな

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なおダビデとヨナタンの話を思い出したのは こいつらが聖書BL妄想の大手だからです ちなみに他はイスカリオテのユダとイエスとか

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まぁ、とはいえ 実際女性作家が男性の友情を書いた作品で BLっぽいというかこれ男の皮を被ったを女性だ、 みたいに思う事は実際あるんですよ私も

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最近の有名所だと、 呪術廻戦の虎杖周りは あんまり男性同士の友情を描けてない感じがします （えーっと呪術廻戦の作者って公式には性別不明なんでしたっけ一応は）

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まぁ虎杖の場合友情が云々以前に 単純に描いててあんまり面白いと思われてなさそうに見えるのが実際の所ですが もっと言えば主人公扱いされてな 気合入れて描いてるであろう五条先生や宿儺に関しては …あんまり印象に残ってはいないんですが 不自然では無かったかな？

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女性作家が描いた男性キャラで 「なんか変だぞ」と思った具体例は 『シュート！』って漫画のヴィリー・ラインハルトってキャラでした 主人公の先輩天才キャプテンが夭折してしまい その背番号を主人公が引き継ぐんですが 「けらかわしい（汚らわしい）！」とか言い出すんですよ ええ、と思いました

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当時は正体の分からない違和感だったんですが しばらく経って作者が女性と知って あー…と思ったのを覚えています

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ちなみに女性作家が意図的にホモっぽい友情を描いて それなり以上に男性にも当たった漫画があります 『南国少年パプワくん』ですね だってはっきり劇中で「ホモ」呼わばりされてますし 一方で狙ってない？所で違和感というか え、なんでそれが復讐になるのと思った件もあって

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色々あってサービスと高松が マジック総帥の息子をすり替えたのですが これが何の復讐になるのかさっぱり分からなかったのです 今だとあー託卵かぁ、になるんですが 描かれ方が男性作家のそれと全然違うんですよ

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で、話を戻すと 男性は友情関係に「執着」を挟むんだろうか って話になると思うんですよ 元のツイートが書くような友情には あんまり「執着」は無いような気がするんですよね なので時々思い出して付かず離れず、みたいな感じになる

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何かに執着するのって疲れるんですよ、とても なのでそこから離れる事が出来る間柄があると 色々と楽になるんですよな

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この執着を離れている間柄を 男性って割と謎に理想化してる所がある気がします 例えば「真の友情」みたいな言い方をしてみたりであるとか

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「安全地帯」であるとか「聖域」であるとか そんな言い方をされる間柄というのか まぁこいつとは何かを争う事にはならないだろうという そんな友人がいると大分人生って楽なんスよね

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これは家族であるとか身内であるとか あるいは教会とかの信仰コミュニティとかの 何らかの存在に庇護されている関係では無いんですよ 対立したら上からぶん殴られる関係だと 今ツイートしている執着の無い「聖域」みたいな場所にはなりにくい

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こっちにもツイートしとこ 一方で何故に「執着」という単語が浮かんだかと申しますと 何かを争うような相手を憎んだりする事はすごくよくあって で、そんな間柄が外から見るとBL的に消費されたりする のを思い出したのです ただこれって男性でも女性でもよくあるか

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話を元に戻して じゃあ机の下で足を蹴り合ってたり 表面上はにこやかでも大分こう憎しみとかがある間柄が 友情に行かないのかって言うと 色々合って間柄が変わっていく事もあるんですよな 憎悪とかはそのままに一種の好敵手みたいになったりとか

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一方で「安全地帯」みたいな間柄が 例えば男女の間とか、女性同士とかにあるんだろうか みたいな事を考えると シスターフッドって色々とこうグネグネした使い方されてる単語ですが 一片にこんな間柄を含んでいるんでしょうかね もしかすると

平家八草「楽園Escaper」C102 二日目T-25B @kawaikunai_mono

男女間というか異性愛者同士で 果たしてこの執着を離れている間柄が維持できるのか いわゆる男性の言う、男女の友情は成立するのかという話に関しては 性欲が間に挟まると難しくなる人も多いのかなぁ なんてひとまず思いました …実際私自身もそういう目が交じるからなぁ まずここに緊張が発生します

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執着の交わらない「安全地帯」の何がいいかって言うと 気が楽というその1点に尽きるんです そんな中で異性愛者同士で …じゃないな、男性から女性に「安全地帯」を作ろうとすると だいたいは性欲？執着？が入ってしまい 疲れてしまうんですよな となるとやはり男性→女性だと難しいのか