イタリア出羽守さん「日本は利権が凄くてもうだめ。政権を同じ党が70年近くとってる。」「選挙無いの？と驚かれ恥ずかしかった」

イタリアの警察は１３日、南部カラブリア州を拠点とする有力マフィア「ヌドランゲタ」の一斉摘発を行い、２００人以上を逮捕した。当局が１３日発表した。

逮捕容疑は、犯罪組織への所属やマネーロンダリング（資金洗浄）、公共事業の入札に関わる犯罪など。今回の一斉摘発での逮捕は一部、米国にも及んだ。

イタリアの公衆衛生システムから略奪することで得られる富は、絶好の機会として際立っていた。地方公務員を汚職することで組織犯罪者たちは、欠陥のある救急車での患者の搬送から血液の輸送、死者の搬送に至るまで、さまざまなサービスを独占し、自分たちのフロント企業との契約から巨額の利益を得ることができた。

今日、オリーブオイルに関しては違う種類の犯罪が見受けられる。それは主として、イタリアの産業的なオリーブオイル事業の多数を支配する「アグロマフィア」である。その悪行は倫理的な生産者を傷つけ、消費者を混乱させてきた。

イタリア警察、偽オリーブオイルを米国に輸出するマフィア組織を摘発

南部カラブリア地方を拠点とする組織犯罪グループ、ンドランゲタとつながりのある12人が火曜日、マフィアとの関係や詐欺などの一連の容疑で逮捕されたと、警察は声明で発表した。

あなたの缶詰トマトは奴隷労働で収穫されている？
イタリア・マフィアが移民を搾取して巨万の富を得る方法

最大の移民受け入れセンターは、ほとんどが南部、つまりシチリアとカラブリアにあり、そこではマフィア組織が最大の支配力を発揮し、農業が一定の労働力の供給を必要としている。その供給はギャングマスター（季節労働者を集め、可能な限り低いコストで彼らから余分な仕事を搾り取ることを任務とする斡旋業者）によって組織されている。

イタリアの "偽 "モッツァレラチーズとマフィアのつながり

当初は、マンダラグループの酪農家によるものとされるイタリアの水牛乳モッツァレラチーズに虚偽の原産地証明（DOP）ラベルが貼られただけの事件だった。しかし、捜査中の警察はすぐに、同族会社のオーナーの一人であるジュゼッペ・マンダラとナポリのカモッラとの関係を発見したと主張した。アルマーニ・デ・モッツァレッラ」を自称するジュゼッペは現在逮捕され、約1億ユーロの資金が没収されている。

イタリアのマフィア、農業で大儲け

ローマ（ロイター通信） - イタリアのマフィアは、国内の農業と食品ビジネスの大部分に浸透しており、2015年には農業から160億ユーロ（67億ドル）以上の利益を得ている。

イタリアの農業協会であるコルディレッティ、シンクタンクのユリスペス、農業食品犯罪観測所による報告書によると、組織犯罪者は長引く不況を利用して農地や企業を掌握しているという。

マフィアはいかにして私たちの食卓に
イタリアの組織犯罪ファミリーは、畑から食卓まで、国のフードチェーンに浸透している。

偽造オーガニック食品は最も儲かる分野だ。ある事件では、イタリアのギャングがルーマニアから小麦を輸入し、オーガニックと表示していた。モッツァレラ・ディ・ブッファラ・カンパーナやパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズなど、イタリアの一流製品の模造品が市場に出回ることも増えている。

ユベントスの「ゴール裏ビジネス」に「ンドランゲタ」が食い込んでいるというニュース自体は、すでに昨年夏頃から一部マスコミによって散発的に報じられてきたが、スキャンダルとして大きな問題に発展することはなかった。それが今回大きく取り上げられたのは、政府直轄のアンチマフィア委員会の捜査網にこの問題が引っかかり、トップであるアニエッリ会長とマフィアとの繋がりに疑いが及んだためだ。

キリスト教民主党（キリストきょうみんしゅとう、伊: Democrazia Cristiana、略称: "DC"）は、かつて存在したイタリアの政党。

冷戦下において左翼政党が支持を伸ばす中、中道右派・キリスト教民主主義路線とカトリック教会の支持の下、イタリア社会党やイタリア民主社会党、イタリア共和党などと連立政権を組んだのみならず、イタリア共産党と「歴史的妥協」を行うことで、第二次世界大戦後の冷戦下においてほぼ一貫して与党（連立与党）の座にあった。

しかし長期政権は汚職・腐敗を産んだ上、冷戦崩壊後の1990年代初頭には党の最高権力者だったジュリオ・アンドレオッティ首相がマフィアとの親密な関係を指摘され、多くの検挙者を出した。これによって支持率は低下。党は分裂し、解散に追い込まれた。

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