111121 Another Point of View-住宅設計をめぐる異なる視座からの議論( #APV1121 )

「Another Point of View-住宅設計をめぐる異なる視座からの議論-」 それぞれ異なる作風の建築家による、互いの住宅作品を題材にした対話。 建築家と、題材にする作品  続きを読む
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もりむら よしひろ @orihihs0y

家成:コンセプトの意味には差異を省くとありこれに違和感がありました。部分から全体で設計することで、職人やクライアントなどを巻き込みながら設計できるのではないか。カオス(周辺環境や他者の接点で変わる物)とフォーム(構造など変わらないもの) #APV1121

2011-11-21 18:55:50
もりむら よしひろ @orihihs0y

家成:部分を集積しながら全体をつくりました。設計当時は三人でやっていたので、プラン・模型・詳細を同時並列的にドライブさせることで、それぞれの発見をどんどん取り込んでいった。 #APV1121

2011-11-21 19:00:03
もりむら よしひろ @orihihs0y

家成:竣工写真はきちんととれてないですが、今度の新建築にでるので立ち読みしてくださいw #APV1121

2011-11-21 19:00:38
もりむら よしひろ @orihihs0y

香川:地面と屋根上の家。一階に広々な道路や駐車場が周りにあるので、二階にテラスをもってくるような住宅でない方法を考えました。敷地は用途地域をまたいだ場所だったので、周りより少し高いものを建てれる条件がありました #APV1121

2011-11-21 19:08:07
もりむら よしひろ @orihihs0y

香川:一階は全面道路とセットになったリビングと蓄熱体である「丘」に水回り。二階は勉強部屋と寝室。一階と二階の距離が遠いので、ほとんどの生活を一階で行います。「丘」は視線を遮ったり、座る場所になったり、ものを置く場所になっていたり、様々な行為が行われる。 #APV1121

2011-11-21 19:14:31
もりむら よしひろ @orihihs0y

香川:「丘」にはカバーがかかっていてポケットがついてます。カバーは三次元に最初につくるのではなく二次元につくって葉っぱのようにして覆えるようにしています。カバーは普通お施主さんが買ってしまうものですがそういったものも設計のプロセスに取り込むことを考えていました。 #APV1121

2011-11-21 19:17:24
もりむら よしひろ @orihihs0y

松本:4という住宅について。敷地は丹波市で自然豊かな田園がひろがり、高い山並みが周りにあります。クライアントさんであり、施主でもありました。薪ストーブを使うことと、四寸角の材料を使うこと、楽しく暮らせることが条件でした #APV1121

2011-11-21 19:20:09
もりむら よしひろ @orihihs0y

松本:敷地も広かったので平屋のワンルームを提案。平屋のワンルームは大きな空気が内包したものだと言えると思いました。空間の空気を分けることで暮らせないかと考えました。壁をずらすことで、小さな空気があつまったワンルームができます。その間を四寸角の柱が通っています。 #APV1121

2011-11-21 19:24:14
平凡社 @heibonshatoday

丹波市に。RT @orihihs0y: 松本:4という住宅について。敷地は丹波市で自然豊かな田園がひろがり、高い山並みが周りにあります。クライアントさんであり、施主でもありました。薪ストーブを使うことと、四寸角の材料を使うこと、楽しく暮らせることが条件でした #APV1121

2011-11-21 19:29:18
もりむら よしひろ @orihihs0y

木村:住宅に対して日々の豊かさを与えるためには、住宅の中で豊かな体験がおこることが必要。個々の部位がバラバラである状態。順番がわからない状態がいいなと思います。そうすることで関われるスキができます。村上春樹がいうパラフレーズのような、何かの瞬間に関係が生まれる。 #APV1121

2011-11-21 19:31:56
もりむら よしひろ @orihihs0y

木村:パラフレーズは一番考えていることに近い言葉。そのような建築ができればいいなと思います。 #APV1121

2011-11-21 19:32:42
白須寛規 @shirasu_

担当作品ですが、ボスが話すのはじめてききますなう。 #APV1121

2011-11-21 19:34:17
もりむら よしひろ @orihihs0y

島田:京都の芸術大学でセルフビルドでいろいろ立てているうちに建築家になってしまいました。比叡平の住宅。アーティストの友人に住宅とアトリエと将来両親と住む住宅がほしいと言われました。そこで三つのボリュームにわけた住宅を建てました。 #APV1121

2011-11-21 19:34:34
もりむら よしひろ @orihihs0y

副音声で白須解説ですね。わかりますRT @shirasu_: 担当作品ですが、ボスが話すのはじめてききますなう。 #APV1121

2011-11-21 19:35:06
もりむら よしひろ @orihihs0y

島田:そのアーティストは複製をキーワードに作品をつくっています。その複製がおもしろいなと思いました。小屋型はみんなで愛されるイコンであり、屋根に規制があったので採用しました。 #APV1121

2011-11-21 19:38:02
もりむら よしひろ @orihihs0y

島田:アトリエは木軸あらわしで、用途がかわるということなので、改変しやすいように作りました。住居棟には内部にも同じ小屋を小さく複製して二階の空間をつくりました。 #APV1121

2011-11-21 19:42:31
もりむら よしひろ @orihihs0y

香川:No.00は地方で誰がやったかわからない不可思議さを感じたので新しさを感じました。地方の不可思議な建築は建築家がやったものではないです。それは意図的ですか。家成:アノニマスな建築は個人的にはスキです。カタチが統合されていない感じがいいと思います。 #APV1121

2011-11-21 19:59:01
もりむら よしひろ @orihihs0y

家成:一つ一つ積み重ねた建築はいろんな人にかかわりしろがあるのではないかと思います。長い時間、改変、更新できる建築ができないかと思ってます。最初は島田さんの建築のようなカタチで、これではかかわりしろがないなと思って、いろいろなふるまいをさせました #APV1121

2011-11-21 20:00:39
もりむら よしひろ @orihihs0y

松本;部分からの設計は今まであったと思いますが、施工などもふくめるところが発明的だと思いました。作り方として部分から全体へ作るとある種の軽さを獲得できるように思います。モノが全面にでる感じでしたが、施工精度が高すぎるがゆえに特注すぎるように思います。どうでしょう #APV1121

2011-11-21 20:02:26
もりむら よしひろ @orihihs0y

家成:特注と言えばすごい特注です。建築は誰もが等しく満足できる一般解はないので個別解、特殊解を積み重ねて、しかし全体はどっかでみたことがあるものを目指しました。松本:特注でいいのですが、みんなが使える特注をめざしているのでは。 #APV1121

2011-11-21 20:04:16
もりむら よしひろ @orihihs0y

家成:プランはシンプルなので、小屋の中で小屋の壁が見えるようなことはないので、使える幅が広いと思います。島田:建ち方がいいなと思いました。社務所であり住宅でありコミュニティセンターのようだった。内部は土佐派のような手練の住宅だった。 #APV1121

2011-11-21 20:06:00
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